俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0223・赤016・加藤耕子01・2015-04-22(水)
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○「斑雪山金平糖の角赤し」(加藤耕子01)
〈あか赤〉red#ff0000
○季語(斑雪山・春) 「はだれやまこんぺいとうのつのあかし」(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)
【鑑賞】:「斑雪山(はだれやま)」とは、まだらに積もった春の雪山のこと。これは遠景でしょう。赤い角(つの)を光らせる金平糖の近景との取り合わせです。
○加藤耕子(かとうこうこ)
○好きな一句「その蕊に黄河のひびき白牡丹」02
○季語(白牡丹・夏) 「そのしんにこうがのひびきはくぼたん」
【Profile】:1931年、京都府出身。1980年 「馬酔木」同人加藤春彦に師事、「帯」に入会。1986年 俳誌「耕」、英文誌「Ko」創刊主宰。 俳句協会評議員、国際俳句交流協会理事。クロアチア俳句協会表彰。 1988文部大臣表彰、2001年愛知県芸術文化選奨(文化賞)受賞。
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加藤耕子掲載句
03シャガールの女たちまち春の雲(春の雲)〈特集・画家俳句〉2016/4/1