俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0223・遺留品03・永井由紀子01・2015-04-23(木)
【→方法俳句-索引01・方法俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「梨咲いてこの世にのこる化粧匣」(『星恋』2006)(永井由紀子01)
季語(梨の花・春) 「なしさいてこのよにのこるけしょうばこ」(「ふらんす堂オンラインショップ」より引用http://furansudo.ocnk.net/product/296)
【鑑賞】:母の遺品でしょうか。「化粧匣」に雑多につまっている思い出。まさしく「この世にのこる」遺留品です。
○永井由紀子(ながいゆきこ)
○好きな一句「お遍路のうすももいろに嬰抱いて」(『同上』)02
季語(遍路・春) 「おへんろのうすももいろにえいだいて」
【Profile】:1944年、山梨県出身。1964年「山梨冬芽会」入会。1965年「夏草」入会。1973年夏草新人賞。1981年夏草同人。1985年「屋根」入会。1990年「天為」入会。「天為」「屋根」同人。俳人協会会員。