俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●特集俳句0223・言葉5=紙02・松永典子01・2015-04-24(金)

2015-04-24 04:56:00 | 特集俳句

●特集俳句0223・言葉5=紙02・松永典子01・2015-04-24(金)

特集俳句-索引 俳人一覧()】

 

○「手紙読むやうにさくらの岸をゆく」(『埠頭まで』2005)(松永典子01)

季語(さくら・春) 「てがみよむやうにさくらのきしをゆく」

【鑑賞】:手紙の「紙」です。しばらく続く桜の河岸を歩きます。手紙の文面をたんねんに読むように、ほころびる桜の花をゆっくりと見上げながら。

※桜前線どのあたり:弘前公園(青森)の桜も満開を過ぎ、前線は津軽海峡を越え北海道に及んでいます。

 

松永典子(まつながふみこ)

○好きな一句「行く春のお好み焼きを二度たたく」(『木の言葉から』1999)02

季語(行く春) 「ゆくはるのおこのみやきをにどたたく」

【Profile】:1947年、山口県出身。曳野市在住。1979年「」入会。1988年「沖」「」同人。1994年作句中断。1997年「船団」入会。ウェブサイト「探鳥句会」担当。

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