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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●特集俳句0222・言葉05=紙01・大井恒行01・2015-04-17(金)

2015-04-17 04:56:00 | 特集俳句

●特集俳句0222・言葉05=紙01・大井恒行01・2015-04-17(金)

○「日晒しののこよりやわが祖国」(大井恒行01)

○季語(無季)俳句舎の俳人名鑑」より引用)

【鑑賞】:現代詩の雰囲気をもつ名句には、「無季俳句」が似合います。「紙の紙縒り」が日に晒されて身を捩ります。喫茶店でストローの包み紙に水を垂らしたときのように。特集俳句の言葉第5弾「紙」のスタートです。

 

大井恒行(おおいつねゆき)

○好きな一句「木霊降るいちずに夕陽枷となり」(『大井恒行句集』1999)02

○季語(無季

【Profile】:1948年山口県出身。→赤尾兜子に師事、「」に投句。1980年、→攝津幸彦らとともに「」創刊に参加。「」同人。編集人。現代俳句協会会員。1988年「俳句空間」の編集長に就任、1993年まで務める。月刊「俳句界」編集顧問。2013年11月まで、ブログ「今日の編集部」主宰。

大井恒行掲載句

03黒白の地図にて空の紺を煮る(無季)〈色彩・紺〉2017/4/19

 

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