俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句071・骨02・中尾寿美子・2012-01-17
○「桃色の骨のあるべし磯千鳥」(中尾寿美子01)
○季語(磯千鳥・三冬)
【鑑賞】:磯千鳥の体内の骨の色は見ることができません。しかし作者は「桃色の骨」であろうと断定しています。小気味よい断定です。
○中尾寿美子(なかおすみこ)(1914~1989)
○好きな一句「蝶々のあしあと残る山の空」02
○季語(蝶々・三春)
【Profile】:佐賀県出身。1954年「水明」系の「石笛」に投句。1956年「氷海」入会、→秋元不死男に師事。のち同誌同人。不死男没後、「狩」同人を経て54年、→永田耕衣に師事。「琴座」同人。
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中尾寿美子掲載句
03白髪は風棲みやすし初御空(初御空・新年)〈特集601・言葉俳句7「風-8」〉2023/1/6
04眼帯の中は海なり桜桃忌(桜桃忌・仲夏)〈次元653・忌日26桜桃忌〉2024/6/19