俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句0218・嗅覚041・和田祥子01・2015-03-16(月)
○「芹引くやほとりの芹も匂ひいづ」(「新装版俳句小歳時記水原秋櫻子編」)(和田祥子01)
○季語(芹・三春) 「せりひくやほとりのせりもにおひいづ」
【鑑賞】:水辺の芹を引きぬきました。その引きぬいた芹の香とともに近くの芹も匂い出すようです。
○和田祥子(わだしょうこ)
○好きな一句「若鮎の無数のひかり放流す」02
○季語(若鮎・晩春) 「わかあゆのむすうのひかりほうりゅうす」
【Profile】:1925年、中国青島生まれ。浜松市在住。→水原秋櫻子、→百合山羽公に師事。「馬酔木」「海坂」同人。「海坂」俳句会会長。
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和田祥子掲載句
03鳰ひとつ寒露の水輪置きにけり(寒露・晩秋)〈次元641・二十四節気23寒露1(時間)〉2023/10/8