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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0218・根源行動=飯を食う07・秋尾敏01・2015-03-18(水)

2015-03-18 04:56:00 | 方法俳句

方法俳句0218・根源行動=飯を食う07・秋尾敏01・2015-03-18(水)

○「向こうから見れば彼岸で飯を焚く」(秋尾敏01)

季語(彼岸・仲春) 「むこうからみればひがんでめしをたく」(「全季俳句歳時記」より引用)

【鑑賞】:今日は彼岸の入り。あの世である彼岸の側から見れば、此岸の人間が日々の暮らしを営んでいる様子が見えるのでしょうか。人間の根源行動のひとつ、「飯を焚く」様子が。

 

秋尾敏(あきおびん)

○好きな一句「蝶飛び立つ人間の暗い隙間から」02

季語(蝶・三春) 「ちょうとびたつにんげんのくらいすきまから」

【Profile】:1950年、埼玉県北葛飾郡出身。千葉県野田市在住。1973年に埼玉大学卒業。1972年、父の→河合凱夫主宰の「」参加。1992年同人。1999年、凱夫逝去により「軸」主宰継承。


秋尾敏掲載句
03檸檬は鳥類てのひらで眠る(檸檬・晩秋)〈五体672・掌(手のひら・てのひら・て)23てのひら5〉2024/10/29

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