俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0191・極楽(超次元)01・藺草慶子01・2014-09-07(日)
○「蓮の実のとぶや極楽飽きやすく」『遠き木(2003)』(藺草慶子01)
季語(蓮の実飛ぶ・秋)「はすのみのとぶやごくらくあきやすく」
地獄と極楽。どちらかといえば極楽がいいですが、その極楽にもう飽きたのです。まだ行ったことも見たこともない極楽です。「言い放って妙」俳句といえるでしょう。→次元俳句-索引
○藺草慶子(いぐさけいこ)
●好きな一句「大花野遠くに人の待つごとし」『鶴の邑(1889)』02
季語(大花野・秋)「おおはなのとおくにひとのまつごとし」
1959年、東京都出身。1982年東京女子大学白塔会にて→山口青邨に師事。→古舘曹人指導の俳句道場「ビギン・ザ・テン」を経て、「屋根」「藍生」所属。1997年『野の琴』で第20回俳人協会新人賞。「星の木」同人(→大木あまり・→石田郷子・藺草慶子・→山西雅子による4人誌)。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)