俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句097・聴覚028・石田郷子・2012-10-01
○「虫の闇だまつて通る虫のあり」(石田郷子01)
○季語(虫の闇・秋)
【鑑賞】:虫の鳴く声が濃く充満した闇です。その闇の中を鳴かない虫が通り過ぎます。心の耳で聴いた情景です。
○石田郷子(いしだきょうこ)
○代表句「春の山たたいてここへ坐れよと」02
○季語(春の山)
【Profile】:1958年、東京都出身。1986年、→山田みづえ主宰「木語」入門。木語新人賞、木語賞受賞。1996年、「秋の顔」により第20回俳人協会新人賞受賞。父・→石田勝彦、母・→石田いづみはともに→石田波郷門の俳人。「椋」代表。「星の木」同人。
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石田郷子掲載句
03うごかざる一点がわれ青嵐(青嵐・夏)〈次元・点(空間)〉2016/5/15