俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0194・聴覚056・保坂伸秋01・2014-09-29(月)
○「世に遠くなりしと思ふ虫を聞く」(保坂伸秋01)
季語(虫・秋)「よにとおくなりしとおもふむしをきく」
やや近いところに虫の音が聴こえます。歳を経て、しだいに世間に交わることが少なくなってきた作者です。いつしか虫の音も耳鳴りのようで心に反響しています。→五感俳句-索引
○保坂伸秋(ほさかのぶあき)
●好きな一句「春宵の胸に灯ともし人を待つ」02
季語(春宵)「しゅんしょうのむねにひともしひとをまつ」
1920年、神奈川県横浜市出身。「若葉」の→富安風生に師事。「岬」主宰。俳人協会評議員。神奈川県大和市在住。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)