俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0193・寺社俳句02・亀田虎童子01・2014-09-26(金)
○「啄木鳥の留守に訪ねし雲巌寺」(亀田虎童子01)
季語(啄木鳥・秋)「きつつきのるすにたずねしうんがんじ」
さて、寺社俳句の2週目であります。今日訪ねるのは下野国「雲巌寺」。奥の細道の旅で、→松尾芭蕉が雲巌寺を訪れた際に詠んだ句、
○「啄木も庵はやぶらず夏木立」09季語(夏木立)「きつつきもあんはやぶらずなつこだち」
をうけた句でしょうか。さあ、芭蕉の啄木鳥の留守を見計らって雲巌寺へ。→特集俳句-索引
◎雲巌寺:栃木県大田原市。臨済宗妙心寺派。
○亀田虎童子(かめだこどうし)
●好きな一句「昼酒の昼幽かりし酔芙蓉」02
季語(酔芙蓉・秋)「ひるざけのひるくらかりしすいふよう」
1926年、埼玉県出身。1946年、→瀧春一に師事。「萱」名誉代表。「雷魚」同人。現代俳句協会会員。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)