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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0164・さくら色01・中村和弘01・2014-03-05(水)

2014-03-05 12:26:48 | 色彩俳句

色彩俳句0164・さくら色01・中村和弘01・2014-03-05(水)

さくら色#FEEEED(ソメイヨシノなど、日本産桜の花弁の淡紅色)

○「啓蟄の蹄削ればさくらいろ」(中村和弘01)

季語(啓蟄・仲春)

【鑑賞】:「さくら色」は初登場です。馬はひづめが伸びすぎると正しい姿勢が取れず、定期的に削る必要があるということです。削ったあとに馬の生身の色「さくら色」があらわれました。

 

中村和弘(なかむらかずひろ)

○好きな一句「馬の尻の綺麗に割れて菫咲く」『中村和弘句集』(2009)02

○季語(菫・三春)

【Profile】:1942年静岡県生まれ。1968年→田川飛旅子に師事、飛旅子の紹介で→加藤楸邨に学ぶ。「」に入会、編集を担当。2000年に「陸」を継承主宰。第47回現代俳句協会賞受賞。


中村和弘掲載句
03空蟬を滂沱と垂らし蜜柑の木(空蟬・晩夏)〈方法593・形容動詞効果4滂沱(ぼうだ)と〉2022/7/28

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