●五体俳句0148・足03・加藤楸邨・2013-11-12(火)
○「靴の中に幾万の足秋の暮」(→加藤楸邨08)
季語(秋の暮)
加藤楸邨の第8句目であります。20万人の足があるとすると、20万の靴を履いた10万人の人間がいるわけです。大都会の舗装路にカツカツと靴の音が響いてくるような秋の夕暮です。
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