俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0145・気象=雨04・中田みづほ・2013-10-25(金)
○「手を出せば雨のふりをり鉦叩」(中田みづほ01)
季語(鉦叩・秋)
気象俳句「雨」の第4弾であります。てのひらに雨の降り始めを受けるというのは、俳句でよくとりあげられる情景です。この情景は梅雨のはじめの雨などに多いのですが、ここでは秋の雨です。掌に来た雨は鉦叩の鳴く草原にも広がります。
○中田みづほ(なかたみずほ)(1893~1975)
代表句「豊年の田明り汽車の中までも」02
季語(豊年・秋)
島根県津和野町生まれ。東大医学部卒。日本における脳神経外科学の権威で、新潟大学に日本初の脳神経外科を設立。俳句は→長谷川零余子に兄事。→水原秋櫻子・→山口誓子等と東大俳句会を興す。1929(昭和4)年から俳誌「まはぎ」を主宰し、→高野素十と共に客観写生を提唱し実践。
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