俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句058・聴覚016・高野素十・2011-10-17
○「雁の声のしばらく空に満ち」(高野素十01)
○季語(雁・晩秋)
【鑑賞】:雁が空に群れています。その雁の群影がいなくなったあともしばらく空には雁の声が満ちているかのようです。
○高野素十(たかのすじゅう)(1893~1976)
○好きな一句:「方丈の大庇より春の蝶」02
○季語(春の蝶・三春)
【Profile】:茨城県北相馬郡の農家の家に生まれる。旧制一高を経て東大医学部卒業。医学博士。俳句は→水原秋桜子の手引きで東大時代に始め、→高浜虚子に師事した。「東大俳句会」のメンバーであり、「ホトトギス」4S時代の一人。1957年「芹」創刊主宰。
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高野素十掲載句
03まっすぐな道に出でけり秋の暮(秋の暮)〈特集・言葉(道)〉2012/8/24
04かたまりて通る霧あり霧の中(霧・秋)〈方法・同質回帰〉2014/10/4
05翅わつててんたう虫の飛びいづる(てんたう虫・三夏)〈方法・スローモー視点〉2020/6/4