緊急事態宣言の延長

どうやら、ニュースでは緊急事態宣言による様々な自粛要請を１ヶ月間、延長されるようだ。つまり、５月いっぱいか、６月初旬まで延長される。

５月６月は、中小企業や、個人事業主の廃業、倒産、自己破産の波が、膨大になるだろうと言われている。

アメリカや、ヨーロッパ各国は、５月にも規制緩和される見通しだが、本格的に緩和されないと言う見方がある。ましてや、日本はこれから、感染拡大の第二波と言われている。

中小企業経営者、個人事業主、そして、雇用調整された方々、長期化により、廃業や、多額の債務の整理の決断をしなければならないことと思う。

廃業なら苦渋の決断です。しかし、この先、見通しが立たず、しかも、地方自治体の相談窓口は、面接すら１ヶ月、２ヶ月先で、時間との戦いなのに、時間が無い。また、融資が受けられても、果たして返済できるのか？経営者、個人事業主に重くのしかかる。

経営者や、生活費捻出に苦しむ方々は、一刻も早く、様々な支払いが待った無しである。廃業、自己破産の決断をしない場合、とにかく資金繰りに必死に行うしかない。現金化に、質屋を利用できる人は検討してもいいと思います。

とある外食店の個人事業主は、資金繰りのため融資や、給付金の相談もしていたが、緊急の資金繰りのため、ウーバーイーツの配達をしていたニュースを見た。とにかく、あらゆる方法論をやるしかない。政治は極めて冷酷で、頼ることが難しいのだから。

中古品買い取り店の休業

コロナに伴う緊急事態宣言は対象地域が全国に広がった。リサイクル店、中古品扱い店を全国各地で展開するチェーン店は、休業に入っているところも出ている。

質屋が扱わない品物で、リサイクルショップが買う店が休業しているのです。

資金繰り、生活費捻出に追われる人たちにしてみれば、困るだろう。まだ買い取り店が営業している店に、なるべく早く行くしかない。

もちろん、ネットオークションで売りさばくことが、出来る人は、オークションの方がいい。

コロナ問題、いつになったら、１つのメドが立つかわからない。例え安値で売りさばくことが、必要かも知れないし、コロナ問題が早く終息するかも知れないし、そこは各自が判断するしかない。

給付金問題、二転三転して、今日は、とりあえず一律１０万円給付金が決まったみたいだけど、いつ給付金が入るか？わからない。そこまで、資金繰りがもつのか？１０万円程度は焼け石に水と思う人もいるかも知れない。時間との闘いです。

休業中の質屋に質入れした品物には利息はかかります

仮に質屋が急きょ営業自粛、休業して、その間に流質期限が来ても、流質にはしないと書いてある質屋はたくさんありました。

けれども、休業中又は、休業前に利息を銀行振込にしても、休業明けに質入れした品物を受けるには、休業期間中の利息は必要です。関東地方のとある質屋のサイトには、しっかりと書いて有ります。休業期間中も品物はしっかり管理されているのですから当然です。

ですから、逆に元利払いをして精算したいなら、１日も早い請戻しをするべきでしょう。

休業は、各質屋の独自の判断で行う場合もあり、注意が必要です。サイトを見たり、質屋にメール、電話して、請戻し予定日に質屋は休業しないか？確認が必要かと思います。

あらゆる方法で、生活費のやりくりで乗り切る

コロナウィルスによる、雇用不安、または月々の給料の減少、あるいは、厳しい事業を強いられている人たちもいるだろう。

更に、雇用は維持されて働いてはいるが、日々の生活費が増大している場合もあるだろう。

ここは、政府、自治体の支援制度が活用できるか？ひとりひとりが模索しなければならないと思う。


家賃を滞納すれば、保証会社の厳しい追及を受ける人たちもいる。通信費スマホ代の滞納も、スマホ停止、あるいはスマホ端末代の滞納はクレジットの信用にもかかわる。生活費足りない時は、支払いをどれを優先して、どれを一時的にしても滞納するか？決断が必要です。

質入れできる品物が有れば、質入れ、または、売却の決断が必要です。

質屋は、基本的に高利です。長期の質入れは逆に利払いの負担が生活を圧迫します。低利の質屋を探しましょう。又は、低利の質屋のリストを備えが必要ですが、いろんな質屋のサイトを見ていると、質入れを制限するところ、買い取りを中断するところ、既にあり、資金繰りに追われる人たちにしてみれば、質屋が資金調達先にならない可能性もある。

質屋がダメなら、ネットオークションで売却をする選択も出てくる。

個人的に懸念していることは、いつコロナが終息するか？夏場になり、一時的に緩和されても、秋から再び感染拡大しそうな懸念です。目先の資金繰りに追われながらも、半年先、１年先のことを考える時期に来ていると思います。

最後に、高齢者の方、基礎疾患を抱えている方、質屋に出向く為に、電車やバスに乗って、繁華街まで出かけることは、命のリスクを抱えると思います。資金繰りに追われ、低利を考えて都心の質屋に行きたいと考えている方もいるとは思いますが、ここは、なるべく低利のご近所の質屋にした方がいいと思います。

東京都、質屋は休業要請の対象外

先ほど、東京都知事は記者会見をして、質屋は休業の対象から外れた。

しかし、この緊急、非常事態の下では、質屋の営業も不規則、変則的なものになるだろう。ましてや、感染拡大の勢いが止まらないなら、質屋を含めた幅広い業種の休業要請もあり得る。

質屋は、お金を借りると言う性格からして、閉鎖的な店にしているところもある。

近所の質屋なら、まだしも、電車やバスで通うと、感染のリスクがあるかも知れない。