ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

『メカゴジラの逆襲(1975)』~あれ!?ゴジラの印象が薄くないか?~

2019-05-31 22:12:41 | 映画系
『メカゴジラの逆襲(1975)』

1975年(昭和50年)3月15日に公開された日本映画で「ゴジラシリーズ」第15作。『シン・ゴジラ』までのシリーズ全29作品のうち、タイトルにゴジラ以外のキャラクターだけがフィーチャーされた唯一の作品。ゴジラシリーズ観客動員数のワースト記録である97万人を記録したために東宝はゴジラシリーズを一時休止させることを決定、本作を最後に1954年公開の第1作から足かけ21年間続いた「昭和ゴジラシリーズ」は終了しました。監督は初代『ゴジラ』の本多猪四郎さん、特技監督は中野昭慶さん。上映時間は83分。登場怪獣はゴジラ、メカゴジラII、チタノサウルス。

あらすじ

ゴジラに敗れ、海に沈んだメカゴジラを調査していた潜水艦が「恐龍」という言葉を残して消息を絶った。「恐龍」とは15年前に学会を追放された真船博士が操る怪獣チタノザウルスだった。海洋学者の一之瀬は異端の説を唱えたため学会から追われ、人間社会からも迫害された真船博士の娘・桂(かつら)と接触を持つが、桂は「父は死んだ」と答えるのみだった。しかし一之瀬はその後も桂と出会いを重ね、一之瀬と桂の間には恋愛感情が芽生えていく。一方、実は生きていた真船博士は人間社会を憎み、復讐を目論んでいた。ブラックホール第3惑星人は博士と手を組み、破壊されたメカゴジラをメカゴジラIIとして改修。かつて事故死した桂をサイボーグとして再生することで恩を売っていたブラックホール第3惑星人は桂にメカゴジラIIのコントロールシステムを組み込み、より完璧な兵器へと完成させた。さらに真船博士が発明した怪獣コントロール装置でチタノザウルスを操り、二体の怪獣で打倒ゴジラを狙うのだった。そしてついに計画は開始されチタノザウルスとメカゴジラIIが横須賀に上陸した。そこへ現れたゴジラは奮戦するも空しく窮地に陥り生き埋めにされてしまう!その頃、秘密基地を発見していた国際警察もブラックホール第3惑星人を追い詰めていた!果たしてゴジラは2体の怪獣に勝てたのか?そして地球の命運はいかに!?

感想

悪い映画とは思わないのですが、ドラマ部分の比重が大きすぎるので怪獣バトルの印象が薄かったです。

サイボーグに改造された女性の悲劇や悲恋を描いた物語も嫌いではありませんが、ワタクシはもっと怪獣バトルに期待していたのでちょっとがっかりしてしまいました。

バトルそのものはかなり派手なんですよ。ただゴジラのキャラクター性が薄くてドラマを終息させる”道具”のようになっているから、2体の敵怪獣に対するゴジラって構図はすごく興味深いのに印象に残りにくかったのでしょう。

”怪獣映画にも関わらず主役怪獣の印象が薄い”という本作を怪獣映画と呼んでいいのか悩んでしまいますね。

一方、ドラマについては『ロミオとジュリエット』みたいな悲劇と悲恋が描かれていて子供向けにしては少し難しいんじゃないか?とも思いました。

ただ今までゴジラ映画に持ち込まれたことのないテーマを持ち込んだ作品としては一定の評価ができると思います。

マッドサイエンティストと宇宙人の侵略物語の内側で進む”サイボーグと人間の恋””敵と味方の恋”は実らないという暗い未来を予測させる物語は観客を切なくさせるものだったと思います。

まぁドラマ部分を評価するか、怪獣バトルの部分を評価するかで賛否わかれそうな作品でありました。

【公式】「メカゴジラの逆襲」予告 メカゴジラを不動の人気にしたゴジラシリーズの第15作目。


特撮についてはかなり力が入っていて、時間が短いもののバトルも派手でした。でも異星人にコスチュームとサイボーグの内部構造はダメダメでしたが・・・・。

怪獣バトルでの見所はなんといってもゴジラが一方的にやられるシーンですね。

飛び道具は持たないものの持ち前の怪力と尻尾のヒレを使って起こす強風でゴジラを苦しめるチタノザウルス、前作同様にフルオープンアタックを仕掛けてくるメカゴジラIIになす術もなく生き埋めにされるゴジラというシーンの珍しさだけなく、迫力も十分で「ここからどうやって勝つのかな?」と大逆転に期待を持たせてくれました。

まぁ本作では人間が頑張り過ぎた結果、相手が弱体化するので終盤ゴジラが無双するものの、自力じゃないから少しだけガッカリしましたが・・・。

メカゴジラの逆襲 東宝DVD名作セレクション
高山由紀子
東宝


メカゴジラの逆襲
高山 由紀子
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キャスティングは前作に比べるとややスケールダウンした印象ですね。

画面に映る時間は主人公・一之瀬を演じた佐々木勝彦さん、ヒロイン・桂役の藍とも子さんが長いのですが、印象に残るのはマッドサイエンティスト真船博士役の平田昭彦さんと冷酷な侵略宇宙人・ムガール隊長役の睦五郎さんでしたね~。

どちらもハマリ役なので、本作を観た際はぜひとも二人の演技に注目していただきたいですね。

東宝大怪獣シリーズ チタノザウルス 全高約280mm PVC製 塗装済み 完成品 フィギュア
エクスプラス
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本来は大人しい怪獣のチタノサウルスは真船博士の発明したコントロール装置で凶暴化してしまいます。なんともかわいそうな怪獣です。

見た目は細長い怪獣ですが、意外と怪力でゴジラを蹴り一発で吹っ飛ばしたりしてました。

本作が「昭和ゴジラシリーズ」の最終作ということで今年1月から始めたゴジラ映画の感想記事のルーティンは区切りをつけたいと思います。ただ、慢性的なネタ不足の本ブログなので不定期的に「平成ゴジラシリーズ」の感想を書いていくとは思います。

さて、本日からついに『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が公開されましたね!ワタクシは予定が合わず、すぐには鑑賞できませんが、必ず鑑賞して感想を書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』【予告3(日本語吹替ver.)】


やべ~歴代のゴジラ映画を鑑賞した後だからなのか、ワクワクがとまりません!


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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『プロメア(2019)』~脳を空っぽにして楽しんでほしい~

2019-05-28 21:16:16 | ロボットアニメ系
『プロメア(2019)』

2019年5月24日に公開された日本のアニメ映画です。『天元突破グレンラガン』、『キルラキル』を生み出した今石洋之監督と脚本家の中島かずきさんが再びタッグを組んだ作品です。上映時間は111分。

あらすじ

世界の半分が焼失したその未曽有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種〈バーニッシュ〉だった。あれから30年、〈バーニッシュ〉の一部攻撃的な面々は〈マッドバーニッシュ〉を名乗り、再び世界に襲いかかる。〈マッドバーニッシュ〉が引き起こす火災を鎮火すべく、自治共和国プロメポリスの司政官クレイ・フォーサイトは、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊〈バーニングレスキュー〉を結成した。高層ビルの大火災の中、燃える火消し魂を持つ新人隊員ガロ・ティモスは、〈マッドバーニッシュ〉のリーダーで、指名手配中の炎上テロリスト、リオ・フォーティアと出会い、激しくぶつかり合う。リオを捕らえることに成功し、クレイからその功績を認められ ―― ガロにとってクレイは幼き頃、命を救ってくれた恩人で憧れのヒーロー ―― 誇らしげに喜ぶガロであった。
しかし、リオは〈マッドバーニッシュ〉の幹部であるゲーラ、メイスと共に捕らえられていた〈バーニッシュ〉を引き連れて脱走する。後を追ったガロが彼らのアジトにたどり着くも、そこで目にしたものは、懸命に生きる〈バーニッシュ〉たちの姿であった。そして、リオから〈バーニッシュ〉をめぐる衝撃の真実を告げられることに。何が正しいのか――。そんな折、ガロたちは地球規模で進められている“ある計画”の存在を知ることになる――(公式HPより引用)


感想

幸せな111分間でした。

序盤からド派手なアクションで観客を魅了し、その勢いのままラストまで駆け抜ける本作のハンパない爽快感は他ではなかなか体験できない映画になっていたと思います。

その爽快感とともに主人公が切る見得など外連味のある演出も心地よかったです。そしてストーリーそのものに目新しさはないもののラストで感じるカタルシスは本当に気持ちよかったです。

このように本作はテンション高いド派手なアクション、外連味たっぷりの演出、そしてカタルシスのある物語と三拍子揃った娯楽映画でした!

でも実はツッコミたい所も山ほどありますが、理屈を面白がる映画じゃなくて、テンションや勢いを”感じる”映画なので言うだけ野暮ってもんです。



「考えるな、感じろ」って言葉があるでしょ?まさにこの映画はそんな映画です。

主人公のガロというキャラを”徹底したバカ”に描いているのがその象徴でしたね。バカといってもガロの場合は”自らの信念に一途でどんな状況でも理屈抜きに気合とか勢いで立ち向かってしまう”という意味ですが・・・。

そのガロが次々に困難や敵に打ち勝っていく様は”理屈抜き”に本当に気持ちよかったです。

映画『プロメア』ロングPV


この予告編はネタバレしまくってるなぁ・・・。まぁストーリーがわかっていてもその映像と演出で観客を魅了できるって自信があったんでしょう。

それにしても二時間弱の映画にしてはキャラクターが多く、最初とまどうんですが。どのキャラも立っているので物語が終わる頃にはちゃんと頭に残っていましたね

それから作画についてはさすがの劇場用アニメだけあった高水準でしたね。まぁ独特のクセがあるので好き嫌いは分かれるかもしれませんがね。

映画『プロメア』冒頭アクションシーン 制作:TRIGGER  5月24日〈金〉全国公開


本作の冒頭のアクションシーンが公開されていますが、アクションについてはこのレベルの作画とテンションで序の口でした。この動画を気に入ったなら本作を劇場で鑑賞することをオススメします。

そしてキャストについても触れておかねばならないでしょう。劇場アニメの懸念材料である”俳優の声優起用”ですが、少なくとも本作については杞憂でした。

アツい主人公ガロ役の松山ケンイチさん、クールなリオ役の早乙女太一さん、豹変するクレイ役の堺雅人さんは完全にはまり役で素晴らしい演技をしてくれたと思います。むしろ彼らの演技も見所の一つだと思います。

あと、ワタクシが個人的に感心したキャストがルチア役の新谷真弓さんです。このキャラを演じた新谷さんは以前『この世界の片隅に』で北條サン役を演じていた人なのです。



↑ルチアはロリな見た目の女性キャラです。


↑北條サンは主人公すずの夫、周作の母で、見た目五十代くらいでしょうか?

キャラクターの方向性が真逆だし、全然、声が違うし同じ人が演じてる思えず、”声優の凄み”ってヤツを感じました。劇場で観る方も注目してほしいです。

「プロメア」オリジナルサウンドトラック
アニプレックス
アニプレックス


『ガンダムUC』の澤野弘之さんが担当したBGMも魅力的だったなぁ~。まぁところどころBGMがデカくてセリフが聞き取りにくいところがあったのはマイナス点ですが・・・。

いや~久しぶりにアニメ映画でお腹いっぱいになりましたよ。ワタクシが『天元突破グレンラガン』好きだから本作とも波長があったのだと思いますが、その部分を差し引いても良くできた作品だと思います。間違いなくオススメ作品です。

もし鑑賞するなら脳を空っぽにして楽しんできてほしいですね。



ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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『ゴジラ対メカゴジラ(1974)』~ドラマと特撮のバランスがナイスな良作~

2019-05-26 18:57:20 | 映画系
『ゴジラ対メカゴジラ(1974)』

1974年(昭和49年)3月21日に「東宝チャンピオンまつり」の一編として公開された日本の特撮映画で「ゴジラシリーズ」の第14作です。ゴジラ誕生20周年記念映画でもあり、翌1975年開催予定の沖縄国際海洋博覧会に絡めて沖縄本島を舞台としています。沖縄県は2年前の1972年に日本へ返還されたばかりでひときわ注目を集めていた時期に当たるとのこと。当時のゴジラシリーズには珍しく子役俳優がまったく登場しない一方、平田昭彦、小泉博、佐原健二、睦五郎、岸田森といった往年のゴジラシリーズや特撮作品の常連俳優が多数出演するなど「原点回帰」とも言えるキャスティングも大きな特徴です。監督は福田純さん、特技監督は中野昭慶さん。登場怪獣、ゴジラ、アンギラス、キングシーサー、メカゴジラ。上映時間は84分です。

あらすじ


地球征服を企むブラックホール第三惑星人が、ゴジラを徹底的に分析して作り上げたメカゴジラを日本に出現させた。死闘の末、2頭のゴジラは傷を追いながら姿を消す。宇宙金属の謎を追って沖縄に向かった宮島博士らは、そこに大宇宙ブラックホール第3惑星人の基地を発見するが、捕らえられ、メカゴジラの修理を強制される。一方、同じく沖縄に向かった清水は洞窟で発見された置物に書かれた古代文字に従い、伝説の怪獣キングシーサーを召喚する。メカゴジラ、ゴジラも沖縄に上陸し、三大怪獣による死闘が始まる(Prime Videoのあらすじより引用)。

感想


かなり面白かったです。

まず地球人VS侵略宇宙人の攻防を軸にしたストーリーが面白かったですね。

生身の人間のアクションシーンが豊富なうえ、物語後半になるまで敵か味方か不明な人物を配置するなどスパイアクション映画の要素も入ってて先が読めないストーリーは最後までハラハラドキドキさせてくれました

そしてもちろん怪獣バトルも楽しかったです。圧倒的な火力を持つメカゴジラとの激しいバトルは手に汗握るものがありました。それに怪獣バトルを終盤に集中させるのではなく、序盤から怪獣バトルが観られるのもポイントが高いですね。

なによりストーリーの面白さと怪獣バトルの楽しさとのバランスが良く、娯楽映画として質が高かったです。まぁ古い映画ですから、ツッコみ所も多々ありますし、回りくどさ全開の侵略宇宙人は相変わらずのザル警備で笑っちゃうんですが、それを差し引いても本作は魅力的な映画だと思いました。

ちなみに本作では怪獣映画では珍しく防衛隊が出てきません。でもストーリーと怪獣バトルが盛りだくさんなので、鑑賞後までそれに気づきませんでした・・・。

【公式】「ゴジラ対メカゴジラ」予告 メカゴジラが初登場するゴジラシリーズの第14作目。


敵怪獣ながら、メカゴジラの造形のカッコよさは単なる偽物キャラとは一線を画するもので、劇中でもその魅力がいかんなく発揮されていました。

また沖縄の伝説の獣シーサーをモチーフにしたキングシーサーは味方怪獣ならではの愛嬌あるデザインで子供達にもすんなり受け入れられたのではないでしょうか?

本作の特撮は怪獣バトルに比重が置かれているためにミニチュアの出番が少ないのが残念な点ではあるものの、光線やミサイルで派手に攻撃を加えるメカゴジラとのバトル描写には迫力があって、その残念な点を補って余りありました。

メカゴジラが2体の怪獣に囲まれても体はゴジラ、首はキングシーサーに向けてそれぞれを攻撃するシーンは特にすごかったです。

また、怪獣バトル以外の特撮ではダメージを受けたブラックホール第三惑星人が正体を露わにするシーンが非常に不気味で個人的には好きです。

草野大悟さん扮するブラックホール第三惑星人の顔がだんだんに変化していくシーンが本当に下手なホラー映画よりもインパクトあって怖いんですよ~。このシーンはまじで必見です。

ゴジラ対メカゴジラ 東宝DVD名作セレクション
福田純,山浦弘靖
東宝


ゴジラ対メカゴジラ
福田 純,山浦 弘靖
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上にも書きましたが、往年のゴジラシリーズから平田昭彦さん、小泉博さん、佐原健二さん、特撮作品の常連俳優である睦五郎さん、岸田森さんといった方々がキャスティングされており、特撮ファンにはそれだけで楽しい映画なのですが、特に岸田森さんの存在感は圧倒的でした。

岸田さんが演じる南原の前半の不気味な雰囲気と正体を明かしてからの雰囲気の違いにはさすが名優と唸ってしまいました。また睦五郎さんの紳士的で余裕ぶった悪役っぷりも堂に入っており見どころの一つだといえます。

バンダイ S.H.MonsterArts メカゴジラ(1974)
バンダイ(BANDAI)
バンダイ(BANDAI)


メカゴジラはブラックホール第三惑星人の操る地球侵略用兵器として、「スペースチタニウム」を原料に、地球のゴジラを徹底的に分析し作られました。体内にミサイル工場を有し、単独で飛行する能力をもつなどブラックホール第三惑星人の高い技術が投入されています。また、光線やミサイルによる攻撃、バリアで攻撃を防ぐなどゴジラ、キングシーサーを苦しめました。

メカゴジラは後のシリーズにもデザインを改変されて登場していますが、やっぱりこのデザインが一番カッコイイですね~。


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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『貞子(2019)』~容赦のない駄作~

2019-05-25 18:34:21 | 映画系
『貞子(2019)』

鈴木光司による「リング」シリーズのミステリ・ホラー小説『タイド』を原作に、『リング』、『リング2』の中田秀夫監督により2019年5月24日に実写映画化。主演は池田エライザ。 『タイド』が原作となっていますが、異なる登場人物、YouTubeを題材としているなど、内容は小説とは違うオリジナルストーリーとなっています。上映時間は99分。

あらすじ


心理カウンセラーの茉優(池田エライザ)のもとに、ひとりの記憶障害の少女が入院してくる。やがてその少女は、1週間前に公営団地で起きた放火事件の犯人・祖父江(ともさかりえ)が人知れず生み育てていた子供であることが判明。少女と真摯に向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始めるー。一方、WEBマーケティング会社に勤める祐介(塚本高史)の薦めで動画クリエイターとなった、茉優の弟・和真(清水尋也)はアクセス数の獲得に焦るあまり、心霊動画を撮ろうとその火災跡に忍び込むが、動画をアップしたのちに消息を絶ってしまう。茉優は拡散された動画を探し出し、再生してみると、和真の背後に長い髪の女が立っていて……(公式HPから引用)。

感想

誠に残念な映画でした。とにかく内容が中途半端。普通の映画の前半くらいの話を99分かけてやってくれます。あまりの突然の幕切れに観客の誰もが「え!?これで終わり?」と思ったはずです。

正直、未完成品を見せられた気分ですよ。99分間の中に薄まったストーリーを展開させるのですから、当然映画のテンポも悪いし、謎が謎のままに終わってしまうし・・・。映画代を無駄にした怒りを通り越して悲しくなってきました

なぜ原作のとおり映画化しなかったのか?小説リングシリーズはホラーでありながら謎解きの要素もあって、それが面白さにつながっているのですが、本作では謎解きに入る前に物語が終わっている印象で、正直リングシリーズを名乗ってほしくないですね。

それからホラー要素もイマイチで全然、怖くないんですよ。貞子がネタキャラ化してるので貞子登場シーンが軒並みギャグシーンになってしまってますからね~。

ネタキャラ化した貞子をこの映画でホラーキャラとしての復活を期待してましたが、全くの期待ハズレでした。

本作には”この映画、容赦ない”ってキャッチコピーがついてたと思いますが、確かに、この駄作っぷりは”容赦なかった”ですね・・・。

映画『貞子』本予告/呪いは、投稿動画から


予告編を改めて観てみると映画の内容と予告編がほぼ同じでした。この予告編が本編だと思ってもらうとどれだけ薄味な内容だったかわかっていただけると思います。

俳優さんたちの演技は結構よかったんですよ。特に佐藤仁美さんの熱演はこの映画の数少ない見どころでした。ホラー映画ですから恐怖シーンも様々でてくるんですが、人間の佐藤さんの演技が一番怖かったです。

ちなみに佐藤さんはまだ痩せる前に撮影したみたいでぽっちゃりしてました。

タイド (角川ホラー文庫)
鈴木 光司
KADOKAWA/角川書店


この映画のクオリティだと原作者の鈴木さんが怒りそうだなぁ・・・。

原作はリングシリーズの中でかなり重要な事実が発覚するエピソードであり、貞子の怨念の源泉も知ることができるんですが、映画ではあまりにそれらが無視されてて残念でした。

関連記事⇒『タイド』を読んだ~終盤の展開は好きになれない・・・~

この映画に比べたら原作は何倍も面白いので映画は観なくていいので原作を読んであげてください


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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ゲームセンターCX#279「デモンズ・ブレイゾン 魔界村 紋章編」の感想

2019-05-24 23:31:28 | ゲーム系
ゲームセンターCX#279「デモンズ・ブレイゾン 魔界村 紋章編」の感想

挑戦ソフト:『デモンズ・ブレイゾン 魔界村 紋章編』


1994年10月21日にカプコンから発売されたスーパーファミコン用アクションゲーム。カプコンの名作シリーズ『魔界村』から派生した「レッドアリーマーシリーズ」の3作品目です。なおWii Uでは2015年7月8日からNew3DSでは2017年8月23日からバーチャルコンソールで配信されています。

ストーリー

光の人界と闇の魔界、その境界である魔天で隔てられた2つの世界があった。ある時、火・地・気・水・時・天の紋章が刻まれた6つの魔石が魔界に降り、魔物たちは強大な力を持つ魔石を求めて、魔界が荒廃するほどにまで争った。その最中、赤き魔物「レッドアリーマー」が現れ、天を除いた魔石4つを他の魔物から奪い、さらに天の魔石を持つ強き魔竜に辛勝、全ての紋章を集めた。しかし、その帰路に何者かが奇襲、傷ついていたレッドアリーマーは成すすべも無く魔界の地に落ち、魔石を奪われる。レッドアリーマーは、奇襲した魔物「ファランクス」に復讐するため、再び魔石を集め始める(Wikipediaより引用)。

『デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編』 (Demon's Crest) Part I - Prologue


魔界村の赤いヤツ”レッドアリーマー”を主役にしたシリーズお馴染みのホバリング機能はそのままに変身アイテム魔石を使ったアクションがゲーム進展のキーになっています。また魔石以外にも魔術や回復薬などの使い捨てのアイテムや能力を大幅に上げるタリスマンを個別にひとつずつ装備できることも本作の大きな特徴です。

それから骨太なアクションゲームではあるものの、ステージごとにある分岐ルートを探索する要素もあって時間をかけてじっくり取り組むゲームの印象ですね~。

挑戦開始直後、課長は出てきたデカキャラを敵と気づかず不用意に近づいていきなりやられてしまいます。こんな調子でクリアできたんでしょうか?

感想


今回は途中まではよかったんですが、ある魔石を入手してからは難易度が急にヌルくなって、な~んかつまんない回になってしまいました。

公式HPには”ラストに衝撃の展開が…”って、確かに衝撃でしたが、普通にやり直し&延長案件でしょ?ちょっと判定が甘いと思いました。まぁ何があったかは直接見て確認してくださいな。

それに今回はその難易度のため挑戦序盤から想定より進行が遅れていたこともあって、助っ人ADのヒント出しどころか直接の攻略になってしまってるのもなんだかなぁ~って思いました。

ワタクシが選ぶ今回の名シーン&名言




防御力をアップさせる鎧のタリスマンを獲得したにもかかわらず、所持しているだけで効果がでると思い込んでる課長はあるボス戦で大苦労!

そこへAD岩橋さんがタリスマンは装備しないと効果がないことを伝えます。そしてその効果で見事ボスを撃破!

課長は疲れ切った表情で「鎧は着てなんぼです!」の一言。説明書読んでないアンタが悪いんですやん(笑)

この他、今回のたまゲーは久しぶりのバッティングセンターでした。

そこはなんと最新のVRを使ったバイクレースゲームが設置されていました。

VR体験 バイクレーサーバーチャルゲーム 東京ゲームショウ


ちなみに課長は東京ゲームショウでお試しプレイしたことがあったようですが、とても楽しそうでした。風や臭いまで感じるみたいですよ。すごい時代がきたもんですね。

デモンズブレイゾン魔界村紋
カプコン
カプコン


デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編[WiiUで遊べる スーパーファミコンソフト] [オンラインコード]
カプコン
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Newニンテンドー3DS専用 デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編 【スーパーファミコン】|オンラインコード版
カプコン
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遊ぶならバーチャルコンソール版がお買い得でしょうね。

ゲームは魔界村シリーズならではの骨太の難易度ながらステージを探索し、お金をため、各種アイテムをそろえることで難易度をある程度下げられることは課長が番組で証明していました。魔界村シリーズの中では遊びやすい部類に入ると思います。

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Happinet
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『ゴジラ対メガロ(1973)』~ジェットジャガーのことしか頭に残らん!~

2019-05-18 16:36:50 | 映画系
『ゴジラ対メガロ(1973)』

1973年(昭和48年)3月17日に「東宝チャンピオンまつり」の一編として公開された特撮映画であり、「ゴジラシリーズ」の第13作です。主題歌歌手にはアニメや特撮の主題歌で知られる子門真人を起用したほか、ゲストメカのジェットジャガーのテレビヒーロー調デザイン、巨大化の描写など、当時の「変身・怪獣ブーム」によって誕生していた巨大ヒーロー番組の影響を少なからず受けているとのことです。監督は福田純さん。登場怪獣ゴジラ、メガロ、ガイガン、ラドン、アンギラス。上映時間は82分

あらすじ

197X年、アリューシャン列島のアスカ島で行なわれた国際核実験は太平洋の全体にも影響を及ぼし、怪獣島やシートピア海底王国も被害を受ける。復讐に燃えるシートピアは、地上人に報復すべく大規模な地殻変動を起こした上、王国の守護神・怪獣メガロを使って地上攻撃を開始。メガロは迎え撃つ防衛隊を壊滅させ、市街地やコンビナートを次々と破壊する。さらに、シートピアは青年科学者・伊吹吾郎の作った等身大ロボット・ジェットジャガーを強奪し、水先案内を行わせる。だが、ペンダント形のマスターコントローラーにより吾郎たちはジェットジャガーを取り戻す。ジェットジャガーは怪獣島へゴジラを呼びに行く。そして己の意思で巨大化した上、メガロに立ち向かう。しかしシートピア人はこれに対抗して宇宙からガイガンを呼び寄せ、ジェットジャガーはピンチに!そこへゴジラが出現。果たして勝負の行方は?

感想

本作のことは10年前くらいに記事にしたことがあって、それ以来久しぶりに鑑賞しました。

この手の低予算の子供向け映画ってどうしても全体的にクオリティが低いのは仕方ないと思うのですが、さらに本作では終盤に行くほどグダリ方が酷くなっていくのです。

そのため一番の見せ場であるはずの怪獣バトルにも力が抜けているし、シートピアとの決着も”ジャンプの打ち切り漫画”のように曖昧なまま物語が終わるし、ついでにいえば映画が力強い子門正人さんの歌声で終わるのもそういうグダってるのを誤魔化すためにやってるんじゃないかって勘繰ってしまいます。

だからどうしても本作を怪獣映画としてではなく”ネタ映画”として鑑賞しちゃうんですよね~。

特にゲストメカのジェットジャガー。ネタになるのはその悪役顔だけでなく、ゴジラに助太刀を頼むときの野球のサインみたいな身振りとか、急に自我に目覚めて巨大化したりとかなどなど。枚挙にいとまがありません。

なにより本作の巨大ヒーロー的な存在のジェットジャガーがゴジラという怪獣に助けられるという展開こそが一番のネタだと思います。

ラストは何故かジェットジャガーの歌で映画がおわるワケで、鑑賞後にほとんどの客がネタ要素の強いジェットジャガーのことしか覚えてない映画になってます。

ゴジラとジェットジャガーでパンチ パンチ パンチ!


子門さんの歌唱力ならばこんなトンデモソングでもカッコ良く聞こえてしまうから驚きです。でもパンチ、パンチ、パァァンチ!ってところではいつも笑ってしまいます。

本作はゴジラに巨大ヒーローの要素を加算してその時代にマッチしたものを作ろうしたワケですが、結局、怪獣王ゴジラと巨大ヒーローは両雄並び立たずでうまくいかなかったという映画だったワケですね~。

【公式】「ゴジラ対メガロ」予告 人間型電子ロボットのジェットジャガーが登場するゴジラシリーズの第13作目。


低予算映画のため、特撮については過去作の流用映像が多いですね。それでもメガロがダムを破壊するシーンはなかなか凄くてこのシーンは見どころだと思います。

怪獣バトルについては悪くはないのですが、これまでの作品に比べて迫力に欠けています。特に爆発は火薬不足なのかあんまり派手なシーンもなく大人しい印象でした。

でもゴジラのドロップキックのシーンは好きですね~。不自然に滞空時間の長いドロップキックは映像的にもインパクトがありつつ、ネタ的にも最高でした。

ゴジラ対メガロ 東宝DVD名作セレクション
福田純,関沢新一
東宝


登場人物は、ほぼ男ばっかりで華がなかったですね~。ヒロインがいるだけで印象も全然違ったと思うのになぁ。役者の演技はまぁまぁですね。正直ジェットジャガーしか頭に残らない映画なので・・・。

東宝30cmシリーズ ジェットジャガー 全高約310mm PVC製 塗装済み 完成品 フィギュア
エクスプラス
エクスプラス


ジェットジャガーはアントニオ猪木と般若を組み合わせて作られたデザインって聞いたことがあります。全然、ヒーロー面してませんね~。

しかも都合よく自我が芽生えたり、巨大化したりします。光線技などはもっていませんが、単体で飛行能力を持ち、それは大いに本作でも活躍します。

ただし、能力は怪獣たちには一歩及ばない印象で結構、かなりボコられていました・・・・。

関連記事⇒ジェット・ジャガーの歌


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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『メガドライブミニ』収録タイトルにみるセガの本気度

2019-05-17 22:56:57 | ゲーム系
昨日、『メガドライブミニ』収録タイトルの第三弾が発表されましたね!

第一弾、第二弾に続いて大きなサプライズがありましたね~。とりあえず、その紹介動画をみてみましょう!

『メガドライブミニ』収録タイトル紹介映像 第三弾


第三弾で紹介された10タイトル

・大魔界村
・ストリートファイターIIダッシュプラス CHAMPION EDITION
・ロックマンメガワールド
・ゴールデンアックス
・ザ・スーパー忍
・ファンタシースター 千年紀の終りに
・ストーリー オブ トア ~光を継ぐ者~
・タントアール
・パーティークイズ MEGA Q
・幽☆遊☆白書 魔強統一戦


ふ~む、すげぇな・・・。メガドラユーザーでなかったワタクシでも知っているタイトルばかり、もっとも衝撃だったのが『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』。

幽☆遊☆白書 魔強統一戦 4人対戦


1994年9月30日された対戦型格闘ゲームで、人気漫画『幽☆遊☆白書』のゲーム化作品です。最大4人対戦ができるのが大きな特徴。キャラゲーであるものの、そのクオリティと多人数で遊べるシステムが高評価を得ている作品でもあります。

ゲームそのものは高い人気があるものの、キャラゲー(版権の問題で)であるが故にメガドラミニに収録されることは絶望視されていたので今回の発表は衝撃でしたね~。

第二弾で発表されたディズニーの『アイラブ ミッキーマウス ふしぎのお城大冒険』でも十分にすごいことで、ワタクシはこれ以上の版権ものの収録はないだろうと思っていましたからね~。

個人的にも高校時代に友人宅にてワイワイやりながら、遊んだ(一方的にボコられていましたが)思い出のゲームなのですごく嬉しいです。ちなみに対応のHUBがあればメガドラミニでも4人対戦が可能なのも嬉しい!

セガはわかってるねぇ~。


それから、ロックマン1~3までのリメイクが収録された『ロックマンメガワールド』、ミニゲーム集の『タントアール』など、第二弾の『ゲームのかんづめ お徳用』に続き一つのタイトルで複数のゲームを遊べるタイトルをチョイスしていますね。

全40タイトル収録のハズが30タイトル発表された時点で40種類以上のゲームが遊べるという嬉しい掟破り!どんだけ太っ腹なんだよ、セガさん。


『メガドライブミニ』収録タイトル紹介映像 第一弾


・ソニック・ザ・ヘッジホッグ2
・ぷよぷよ通
・シャイニング・フォース ~神々の遺産~
・ガンスターヒーローズ
・コミックスゾーン
・スペースハリアー II
・VAMPIRE KILLER(バンパイアキラー)
・魔導物語Ⅰ
・レッスルボール
・レンタヒーロー


『メガドライブミニ』収録タイトル紹介映像 第ニ弾


・サンダーフォースIII
・スーパーファンタジーゾーン
・武者アレスタ
・アイラブ ミッキー&ドナルド ふしぎなマジックボックス
・ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌
・ハイブリッド・フロント
・ランドストーカー 〜皇帝の財宝〜
・魂斗羅 ザ・ハードコア
・ダイナブラザーズ2
・ゲームのかんづめ お徳用

改めて、いまのところの収録タイトルを確認しても2PAD版¥8980(別)、1PAD版¥6890(別)は安すぎますね!

これに加えてあと10本のタイトルの発表が残されてるなんて信じられません。

当初メガドライブミニの発売が発表された時はマニア向けのコレクションアイテムにすぎないと思っていましたが、これらのラインナップを見ているとセガは”ちゃんとメガドライブを楽しませる”つもりですね。いやそれだけではなく”メガドライブの歴史を感じてもらう”つもりなんでしょうね~。

ファミコンミニやスーファミミニはおじさん達のノスタルジックな思いを十分に満たしてくれましたが、若い人たちにそのハードの歴史を感じてもらうにはタイトル数が不十分でしたね。

しかしメガドライブミニはそのラインナップを見るにむしろレトロゲームやメガドライブを知らない世代にこそ遊んでもらいたいという思いがこもっているように感じます。

それゆえにセガの本気度の高さがうかがえるラインナップになっているんでしょうね。そう思うと残りの10タイトルにも俄然、期待がもてるというものですよ。

メガドライブパーフェクトカタログ (G-MOOK)
前田 尋之
ジーウォーク


このブログを書いてる時点でメガドライブミニのネットでの価格が高騰しているようですが、ゲーム販売店で予約すれば定価で入手できると思うのでご注意ください。


ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972)』~怪獣バトルが始まる前に寝るんじゃないぞ!~

2019-05-14 21:17:10 | 映画系
『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972)』

「東宝チャンピオンまつり」の一編として1972年(昭和47年)3月12日に公開した日本映画で「ゴジラシリーズ」の第12作です。監督は福田純さん、登場怪獣はゴジラ、アンギラス、ガイガン、キングギドラ。上映時間89分。

あらすじ


真の世界平和を謳い建設中の世界子供ランド。しかしそこは地球侵略を目論むM宇宙ハンター星雲人の秘密基地だった。ひょんなことから、その企みを知った売れない漫画家・小高源吾は仲間ととも奔走するが、M宇宙ハンター星雲人はキングギドラたサイボーグ怪獣のガイガンを操って東京襲撃を命じる!これを察知したゴジラはアンギラスを伴って地球を救うために東京に向かう!果たして地球侵略は回避できたのか?

感想

怪獣のバトルシーンは結構よくできてるのですが、そこまでがすごくダルかったですね~。

まずM宇宙ハンター星雲人(長い!以降、M星雲人とします)と人間とのドラマに緊張感がなさ過ぎたからでしょうね。

とにかくM星人がマヌケなんですよ。

M星雲人の警戒がザルすぎて簡単に秘密基地へ潜入されるし、せっかく捕まえて侵入者も簡単に取り逃がしてしまうし・・・・。

キングギドラやガイガンを操ったこと以外には全然ダメなヤツらでした。こんなヤツラが相手じゃ物語に緊張感が生まれるハズもなくあえなく野望は潰えてしまうのですが・・・・。

それから海を渡るゴジラとアンギラスのシーンが長すぎることもすごくダルかったですね。

東京を蹂躙し尽くすキングギドラ達と必死に海を泳いで渡るゴジラ達の対比を描きたかったのはわかるんですが、そのシーンを延々と見せられても間延びするだけで正直眠たかったです。

怪獣バトルが始まるまでは、眠たいくなるようなシーンの連続だったのですが、唯一の救いが防衛隊の戦闘シーンでした。過去作からの流用映像もあるものの、なかなか迫力があってよかったです。

そして怪獣バトルが始まってしまえば、眠気もふっとびましたね!

空も飛べる強力な宇宙怪獣2体を相手にする地上を行くゴジラとアンギラスとの対比の面白さ、そしてゴジラ達の苦戦からの大逆転という爽快さは他のシリーズではなかなか観られない本作の大きな特徴だと思いました。

まぁ本作はマヌケなM星雲人に笑いつつ、怪獣対決を楽しむ映画なんでしょうね。

【公式】「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」予告 ゴジラとアンギラスがタッグを組んで地球を守るゴジラシリーズの第12作目。


この予告の”悪い仲間 キングギドラ”って字幕は何度見ても笑ってしまいます。それにアンギラスってゴジラと”名コンビ”というワリにはゴジラに顎で使われたり、バトルで負けそうになったらゴジラに助けを求めたりとまるで”ゴジラの舎弟”でしたよ。

バトル中も終盤のキングギドラにお見舞いした甲羅のとげとげ攻撃以外にあんまり貢献もしてなかったし・・・。

それはさておき、過去作の流用シーンも多かったものの特撮シーンには見どころも多かったです。

特に燃え盛る石油コンビナートで4体の怪獣たちが対決するシーンは好きですね。炎はもちろん本物ですし、火の勢いもハンパないなかでの怪獣バトルは本当にアツかったです。

また上にも書きましたが、久しぶりの防衛隊の活躍も見逃せません!

というように特撮シーンだけ目当てに本作を観るのもいいかもしれませんね。

地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 東宝DVD名作セレクション
関沢新一
東宝


あんまりドラマ部分は面白くないのですが、役者さんの演技は申し分なかったと思います。特に世界子供ランド会長役の藤田漸さんの感情を抑制された演技は悪役の異星人として素晴らしかったですね。

それから志摩マチ子役の梅田智子さん、友江トモ子役の菱見百合子(ウルトラセブンのアンヌ隊員!)さんがすごく可愛い!お二人の可愛さだけは間違いなく必見です。

特撮リボルテック023 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン ガイガン ノンスケール ABS&PVC製 塗装済み アクションフィギュア
海洋堂(KAIYODO)
海洋堂(KAIYODO)


M宇宙ハンター星雲人が宇宙恐竜をサイボーグへ改造した怪獣ということで別名”サイボーグ怪獣”とも呼ばれるガイガン。

そのデザインのカッコよさから怪獣ファンからも人気の高い怪獣です。ガイガンのバイザーみたいな単眼がカッコ良すぎです。


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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ゲームセンターCX#278「新・熱血硬派 くにおたちの挽歌」の感想

2019-05-12 18:02:39 | ゲーム系
ゲームセンターCX#278「新・熱血硬派 くにおたちの挽歌」の感想

挑戦ソフト『新・熱血硬派 くにおたちの挽歌』


テクノスジャパンが1994年4月29日に発売したスーパーファミコン用アクションゲームです。第一作「熱血硬派くにおくん」を彷彿とさせるシンプルなベルトスクロールアクションゲームで、ストーリーもくにおくんシリーズの中でも異色のもので、仁侠映画のようなシリアスなものとなっています。

ストーリー

とある深夜、高校生によるバイクのひき逃げ事件が発生、目撃者の目に映っていたのはくにおとりきの姿であった・・・。数日後の夜、2人は西練馬少年院に収容されてしまう。しかし、2人はひき逃げした覚えはなかった。翌朝、面会に来たひろしが2人に熱血高校の異変、そして街で捕まっているはずのくにおを見かけた人がいることを伝えた。2人は、同室していたごうじたちと脱走する事を予想したひろしの協力により、その日の夜脱走に成功したのだった。2人は、この事件の真犯人を突き止めるべく奔走する(Wikipediaより引用)。

新・熱血硬派くにおたちの挽歌(1/9)


コミカルでキャラの頭身が低い”ダウンタウンシリーズ”と違って頭身ものび、シンプルなアクションゲームになっています。主人公・くにおのほか仲間が3人いて、プレイ中に操作キャラを替えながらゲームを進めていくことになります。



ゲーム開始早々、少年院に収監されるくにお。そこへ不良少年たちが昭和のヤンキーならではの”うんこ座り”で迎え入れるのを見て喜ぶ課長。本作の強く漂う”昭和の臭い”に引き込まれた課長は果たしてエンディングを見ることができたのか?

ていうか令和最初の挑戦なのに、なんでこんな昭和臭いゲームをチョイスしたんだか・・・・。

感想


終始、課長は”昭和臭い不良”の世界観を楽しみながらプレイするので観てるこっちも楽しい気分になる回ではありました。

ただし今回の編集のせいか課長の苦戦シーンが少ないです。課長の”やらかし””苦戦シーン”こそ見どころだったりするワケで、そういう楽しみは薄い回でした。

そうそう、元ヤンのカメラ阿部さんがところどころ敵キャラに「死ね!」っていうヤジを飛ばすのは面白かったです。やっぱり血が騒ぐんでしょうね~。

それにしても、くにおの彼女・みさこの口癖”ビキビキ”ってどういう意味なんだ?


意味不明な言葉にさすがの課長も困惑気味。まぁシリアスなストーリー中でも笑える貴重なシーンではありますが・・・。

ワタクシが選ぶ今回の名シーン&名言


苦戦するステージボス攻略のアドバイスのために昭和臭い不良のようなファッションに身を包み、うんこ座りで現れたAD岩橋さん。課長もうんこ座りで一緒に説明書を確認することに。それを見て笑うスタッフたちに・・・・。



「学ランと作業服が友達でもいいじゃねえかよ!」と叫ぶ課長。こんな光景、昭和の時代でも笑うわ!!

ちなみに、昭和の不良はリアルでAD岩橋さんのような格好してました(笑)。懐かしいですね~(遠い目)。

それから、たまゲーのコーナーでは懐かしのアーケードゲームや自販機がいっぱいの中古タイヤ店が登場しました。何故、タイヤと関係ないものがいっぱいなのかは不明ですが、レトロ好きのワタクシも行きたくなりました。

今回のたまゲーで一番面白かったのが”アメリカンのポップコーンの世界”に誘ってくれる自販機です。ご機嫌な音楽と独特な案内ボイスも面白いのですが、待ち時間の途中でなぜか”プップップ、プーン”という音で出来上がりのフェイントをかましてくれます。

課長も「もうできたの?」ってそれに騙されてて爆笑しました。

ポップコーン自販機


番組出てきたのと同じタイプの自販機です。残り1分と30秒でも”プップップ、プーン”が流れます。紛らわしいっちゅうねん!!

また今回の「GOOD BYE 白黒男(ゲームボーイ)」はゲームボーイの通信ケーブルについてでした。

まぁそんなに面白くなかったんですが、2~4台のゲームボーイを接続する際に使用する「4人用アダプター」の存在を初めて知りました。

結構、ゲームボーイもすごいもんだなと思ったのですが、4人対戦するためのゲームが極端に少なかったとのこと。時代を先取りしすぎる任天堂ならではの商品でした。

4人用アダプター (ゲームボーイ用)
任天堂
任天堂


有野課長も初めて見るらしく、思わず「店員呼ぶヤツ?」と聞いてました。確かにそんな雰囲気です。

新・熱血硬派 くにおたちの挽歌
テクノスジャパン
テクノスジャパン


バーチャルコンソールなどでの配信もないので、今のところ遊びたい人は実物を購入するしか方法がありませんね。

ワタクシのような昭和生まれの人間はこのゲームの世界観にすんなり入っていけそうですが、平成生まれの若い人にはどうなんでしょう?だからオススメはしません。興味のある方は動画などで一度ゲーム内容を確認しておくといいかもしれませんね。

【Amazon.co.jp限定】ゲームセンターCX 15th感謝祭 有野の生挑戦 リベンジ七番勝負 (オリジナルビニールケース[Amazon限定バージョン]付) [Blu-ray]
Happinet
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ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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FF7リメイクの新トレイラー来たる!

2019-05-10 20:09:06 | ゲーム系
今朝の5月10日、ゲームに関する大きなニュースが飛び込んできましたね!

そうFF7リメイクの新しいトレイラーが公開されたのです!早速観てみましょう!

FINAL FANTASY VII REMAKE for State of Play


1分ほどの長さですが、その映像の美しさに驚きと感動を覚えます



PS時代のグラフィックがコレ。今から見るとカックカクのポリゴンで・・・・。これでも1997年当時はすごいグラフィックだったんですよ。いかに技術が発展したのかが分かりますね。

それはさておき、新トレイラーですが、主人公クラウドとその仲間バレットやヒロインのエアリスが登場していますね~。それとアバランチの3人が登場しているので物語序盤の映像であることがPS版をプレイしたオッサンにはわかります。

そしてセ〇〇ロスの後姿が・・・。最後に”6月情報解禁”の文字が表示されてトレイラーは終了します。戦闘シーンも大迫力で、早くプレイしたいですね~。

”たったこれだけ?6月に情報解禁するという情報を解禁しただけでしょ?”って揶揄されるかもしれませんが、6月っていったらアナタ、もうすぐでヤンスよ!あと1ヵ月、今回のトレイラーで我慢しましょ~。

ところで今回のトレイラーで重要なことが判明しましたね。それは対応ハードが”PS4”であることです。

次世代機のPS5の情報もチラホラ出始めてもFF7リメイクの続報がなかったことから「もしやFF7リメイクはPS5の発売後では?」と考えていた人もいたかもしれませんが、それは杞憂におわりましたね。

現行の最新ハードであるPS4での発売が公式にアナウンスされたことからも発売日はかなり近いと思われます。ますます6月の情報解禁が楽しみですね!

最近、ワタクシがドハマリしているゆうなchannelさんがすごくわかりやすく新着の情報をまとめてくれていますので紹介しますね。

【FF7リメイク】新着情報と今出てる情報をざっとまとめ【FINAL FANTASY VII REMAKE】


ふむふむ、物語がかなりボリュームあるので、分作にするのはやむを得ないでしょうね。今回のトレイラーを観てフルボイスも期待大だし、基本的にはいい話ばかりですね~。

しかし気になる点もあります。それは”当時の社会情勢との違いには配慮”ということですね。

動画の中でもゆうなさんがドン・コルネオのおバカなシーンがカットされるのでは?と考察されてますが、それ以外にもシドが絶えず咥えている”タバコ”

近年、喫煙に対する社会の厳しい視線があるので、ほぼ間違いなくカットか差し替えになるでしょうね。例えばキャンディーを咥えてるみたいな設定に置き換わりそうですよね。

そしてここが最重要なのですが”ティファの服装!”

ティファの服装といえば”へそ出しの白いタンクトップに黒いサスペンダー付きのタイトなミニスカート”ですが、今回のトレイラーではティファの姿が確認できなかったことがすごく気になっています。

もしや時代に合わせて”服装を変更”するのではあるまいか?


↑PS時代のティファの設定画。かなり露出が高い服装です。

確かに百歩譲らなくてもティファの服装は過激です。PS版が発売された1997年当時でも過激でした。どれだけの少年たちが目覚めたのか(何に?)はかりしれません。

だからスクエニさんはPTAに配慮しそうなんだよなぁ~。

スクエニさんの気持ちはわかりますが、ティファの服装だけは絶対に変更しないでほしい!絶対にですよ!!

て、ワタクシは何を書いてるんだ・・・・。

ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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『キングダム(2019)』~早く続編が観たい!!~

2019-05-08 19:22:14 | 映画系
*ワタクシは原作の『キングダム』は読んでません。なので今回の記事では”ここが原作とは違う”というような話は一切出てきませんのであしからずご了承くださいませ。

『キングダム(2019)』


2019年4月19日から公開されている大人気コミック『キングダム』を原作とした日本映画です。本作はコミックス第50巻達成を記念して主演・山﨑賢人さんで企画されたもので『アイアムアヒーロー』の佐藤信介監督がメガホンをとりました。また1年にわたる脚本会議には原作者の原泰久さんも参加し「納得の脚本」と太鼓判を押したとのことです。上映時間は134分です。

あらすじ


紀元前245年、中華西方の国・秦。戦災で親を失くした少年・信(シン)と漂(ヒョウ)は、天下の大将軍になる”夢”を抱き、日々剣術の特訓に明け暮れていた。やがて漂は王宮へと召し上げられるが、秦王の弟が仕掛けたクーデターにより致命傷を負う。息を引き取る寸前の漂から渡された地図を頼りにある小屋へと向かった信は、そこで王座を追われた漂と”うり二つ”の秦王・嬴政(エイセイ)と対面する。漂が彼の身代わりとなって殺されたのを知った信は、その後、嬴政と共に王座を奪還するために戦うことを決意するが・・・。

感想

とにかくアクションが素晴らしい出来で感動しました。また古代中国の城を再現したオープンセットや城内部のセットも素晴らしく非常にスケールの大きな邦画だったと思います。

鑑賞する前は原作も一切読んでないし、中国の歴史の予備知識がないと難しいかなぁ?と心配していましたが、複雑なストーリーの”歴史映画”というよりは勧善懲悪の”アクション映画”だったので全く問題ありませんでした。

本作のケレン味たっぷりのアクションは、時に退屈になってしまう歴史映画にはない楽しみを与えてくれました。

しかも様式化したチャンバラものでも、計算されつくされたカンフーものでもない力強く荒々しいタイプのアクションは目新しくて楽しかったです。

特に王の弟に使える”人斬り”左慈(サジ)とのラストバトルは見応えがありました。

それから若手のイケメン俳優である山崎賢人さんや吉沢亮さんが出演するので「イケメンをかっこよく見せるだけの生ぬるい映画なら嫌だなぁ」とも思っていたんですが、全然違いました。

アクション全部をこなしてはいないと思いますが、二人とも血みどろかつ、かなり激しい立ち回りで、非常に好感が持てました

本作で少し残念なことは、大規模な合戦シーンがなかったことです。ラストは王宮内での戦いになるのですが、アクションの質はいいものの人数が少ない!

やっぱり中国が舞台なのだから大人数同士の合戦シーンが欲しかったところです。大軍勢が集合・整列したシーンがあって、かなり壮観でしたのですごく期待しちゃったんですが・・・・。次回作があればぜひとも合戦シーンを入れてほしいですね!

映画『キングダム』予告


正直、”予告編がカッコいいだけの映画かも?”とも思っていましたよ。いい意味で期待を裏切ってくれてよかったです。

予告編でストーリーのほとんどを語ってるのが面白いですね。”物語より観てほしいものがある”ってことなんでしょうね。

キャスティングもハマっていたと思います。主演の山崎さんは若くて未熟だけどまっすぐな主人公の信を熱演してくれてます。

そして脇を固める俳優陣がすごい!石橋蓮司さん、宇梶剛士さん、髙嶋政宏さんなどなど名だたるベテラン俳優さんが出演しています。そのなかで最も異彩をはなっていたのが王騎将軍役の大沢たかおさんです。

この役のために15㎏太ったという体躯に似合わず、柔和な表情と丁寧な言葉遣いの演技には大きなギャップがあってとても印象的でした。

本作では大沢さんの出番や活躍が少ないのが残念でしたが、その不気味な存在感は多くの観客にインパクトを残したに違いありません。次回作があるなら、ぜひとも大沢さんの王騎将軍の活躍を観たいものです。

そうそう、長澤まさみさんの太ももにも注目ですよ!

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックス)
原 泰久
集英社


原作にも興味が湧いてきました。完結したら読もうかな?って思ってましたが、漫画喫茶でイッキ読みしようかな?

本作は原作1巻から5巻あたりまでを映画化したとのことです。どの程度、原作に準拠していたのでしょうね?漫画の実写化ってワタクシ、あんまり肯定的ではありませんが、本作については全肯定でございます。

それにしても続きが気になるんだよな~。続きは原作を読んでもいいのですが、同じキャスティングで実写映画も観たいのですよ~。

だから早く続編作ってくれ!いや、作ってください!!

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『モスラ(1996)』~火薬の量が多いんじゃあ~

2019-05-06 20:08:18 | 映画系
『モスラ(1996)』

1996年12月14日に公開された日本映画、平成モスラシリーズの第1作です。従来の怪獣特撮映画ではなくジュブナイル映画、ファンタジー要素の強いファミリー映画に仕上がっています。森林伐採という環境問題やエゴイスティックなマスコミを登場させるなど社会性の強いテーマを持ちつつ、主人公一家、モスラ親子、エリアス姉妹の家族の絆もシリーズを通してのテーマとして描かれたとのこと。監督は米田興弘さん、特技監督は川北紘一さん。登場怪獣はモスラ(成虫・幼虫)、デスギドラ。上映時間は106分。

あらすじ

北海道の紋別で森林の伐採をしていた豊国商事の現場監督である後藤裕一は森の中で発見した古代遺跡に埋め込まれていたメダルを外してしまう。その遺跡は妖精のエリアス族の遺跡であり、そこには6千5百万年前に宇宙から地球の命を吸い取るために来訪した宇宙怪獣デスギドラをそのメダル = 「エリアスの盾」で封印していたのだ。裕一はそれを自宅に持ちかえって娘・若葉に与える。そして黒い妖精ベルベラがエリアスの盾を狙って飛来し、彼女と対立するエリアス姉妹と戦い盾を奪っていった。エリアス姉妹に「エリアスの盾と封印の意味」を知らされた後藤一家はエリアス姉妹を伴い、紋別へ行き、大樹の協力でエリアスの盾を奪還したエリアス姉妹だが、ついにデスギドラが復活してしまう。デスギドラを倒す為にエリアスはモスラを召喚したが、モスラは卵を産んだ後で、寿命も長くなかったため、デスギドラとの決戦はかなり苦戦を強いられた。親を助けようと予定より早く生まれた幼虫が親モスラを援護するが、2匹ともやられるだけであった。果たしてモスラ達とデスギドラとの戦いの行方は!?そして地球は守られるのか!?

感想

ファミリー向け、ファンタジー色の強い作品だけあって、低年齢向けという印象の作品ですね。つっこみ所も満載だし、特撮も今の目から見れば古さを感じてしまうでしょうね。

それから演出面でも、主人公は小学生の少年だったり、モスラも昔のモスラよりもモフモフでヌイグルミみたいだし、劇中で挿入されるエリアス姉妹の歌唱シーンも突然すぎて???になっちゃうし、養う家族のいないオッサンには少々ツライ部分がありました。

でもこれらのことも低年齢層が長時間の鑑賞にも耐えうるようにするための工夫なんですよね~。

そんな低年齢層に配慮した映画のくせにモスラ親子VSデスギドラの死闘はファミリー向けのファンタジー映画とは思えぬ苛烈さでかなり迫力がありました。

昔ながらの操演による特撮バトルでしたが、見どころいっぱいで楽しませてもらいました。

オッサンには”怪獣バトル”の部分だけで満足できる映画でもありました。だから意外に誰が観ても大丈夫な映画ではないかと思いましたね。

【HD】モスラ(1996) 予告編


味方怪獣がモスラだけの映画なのでモスラがかなりパワーアップしてました。

まさかモスラが光線技を使うとは思ってもみませんでしたが、デスギドラの超強力な設定を考えれば、そうでもしないと対等に渡り合うことができないでしょうからね~。

特撮シーンは町の破壊や逃げ惑う群衆シーン(工事現場から逃げる人たちのシーンはあり、これは必見!)がないために怪獣バトル増量で力が入ってましたね~。とにかく火薬の量多めドッカン!ドッカン!やってくれます。

1996年頃って火薬が多く使えたんですね~。絶対、現場は熱かったはずです(笑)

それにダムの破壊シーンは圧巻!東宝の培ってきた特撮技術の高さを改めて感心しました。

爆破シーン以外ではバトル中のモスラが撒く金の鱗粉シーンがとても幻想的かつキレイでした。怪獣のバトルシーンに見とれるという経験を初めてしましたね。

モスラ(1996年度作品) [東宝DVD名作セレクション]
田中友幸,渡辺俊幸,富山省吾,末谷真澄
東宝


子役の演技はそこそこですが、キャスティングには不満な点はなかったと思います。ただレポーター役の萩原流行さんの演技がとてもクセが強い!ワタクシは嫌いではありませんが、萩原さんの過剰な演技を嫌う人もいるかもです。

そうそう、お医者さん役で寺尾聰さんが出演されてますが、めちゃくちゃ出演時間が短い!ベテラン俳優だからストーリー的にもっと仕事すると思っていたのに・・・・。

そうそう、モスラといえばお馴染みの「モスラの歌」も劇中に使われていました。

mothra song Rebirth Of Mothra 1


この歌が出てこないと”モスラ”観た気にならないので、出てきてよかったです。それにしても山口紗弥加さん若くてカワイイなぁ~。

それにしても1996年段階の日本が描かれてるのが懐かしかったですね~。携帯やスマホも普及してないし、TVはブラウン管だし、PCも古臭かったりと1996年に青春を送った身としてはすんなり作品世界に入っていけました。

これまで感想を書いてきた怪獣映画はワタクシが生まれる前の作品ばっかりでしたから懐かしいとか全然なくて、こういう感覚は新鮮でしたね。


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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2019年ファジアーノ岡山 第1節から第11節までの感想なんぞ

2019-05-02 21:25:31 | サッカー観戦系
先日、平成最後のJ2リーグ戦が終了したことで2019年シーズンの1/4が終了しました。今回は開幕から第11節までの感想を書いていきます。

では早速、勝敗を見ていきましょう!

第1節 VS水戸  0-1 負  
第2節 VS金沢  2-1 勝 
第3節 VS岐阜  1-2 負
第4節 VS福岡  2-1 勝
第5節 VS柏   1-0 勝
第6節 VS甲府  1-1 分
第7節 VS大宮  1-2 負
第8節 VS新潟  3-3 分
第9節 VS千葉  0-0 分
第10節 VS徳島  2-1 勝
第11節 VS東京V 1-1 分

4勝3敗4分 勝点16 暫定8位

若い新監督を迎え、フォーメーションもいじったチームですが、成績はなかなかいいですね~。ただ、スコアを見ればわかるように攻撃面は素晴らしいんですが、守備面には大きな課題をかかえていますね。

特に守備は主力の選手がケガにより出場できないことがかなり響いています。また試合の終盤に失点するケース、PKをとられるケースが多いです。それから有馬新監督は攻撃面での用兵は上手いのですが、5バックにして失点するとか守備の用兵は下手なイメージがあるので心配です。

早く、主力の後藤、濱田に戻ってきてほしいところです。

ただ、いまのところFWのイ・ヨンジェや仲間がかなり活躍して得点をあげている上に有馬監督には修正力があるので前半に劣勢でも後半から巻き返すことができています。

攻撃の主力もケガで離脱していますが、得点をあげられるチームになっているのでさほど心配はしていません。先日の徳島線などはそのいい例でしょう。

【公式】ハイライト:ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス 明治安田生命J2リーグ 第10節 2019/4/20


前半にPKで失点してるんですよね・・・。押し込まれてる時の守備の強化が今後の課題でしょう。それはさておき、同点、逆転のシーンは現地観戦していて鳥肌が立ちました!今のところこの試合がベストゲームでしょうね。

【公式】ハイライト:ファジアーノ岡山vs東京ヴェルディ 明治安田生命J2リーグ 第11節 2019/4/28


直近の東京V戦も前半の相手に圧倒され、後半に巻き返したというゲームでした。またもPKで失点か!?と思ったのですが、一森の気合のナイスセーブで危機を脱しました!

その後、流れはファジに傾き同点弾が生まれました。勝利をもぎとることはできなかったですが、”負けた”と思った試合を”引き分け”にしたのは大きかったです。これも”得点力”のあるおかげと思います。

今年のファジはその”得点力”が見所になってくるでしょうね。今後の試合も楽しみです。

ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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よろしく令和

2019-05-01 15:58:15 | その他・日常・たわごと
令和になりましたね~。もう一度、年が明けたみたいな気分です。

今回の改元でワタクシは昭和、平成、令和と3時代を生きることになりました。

元号が二つ前になっただけでずいぶんと昭和が遠くになった気がします。なんだか自分の老いも感じてしまいますよ・・・。

って、せっかくおめでたく新時代を迎えたのだから令和はいままで以上に明るく生きたいと思います。

さて、このブログでは新時代を迎えたからと特別に何かするでもなく、映画の感想、ゲームの感想、アニメの感想、たまに雑談とこれまで通りの~んびりマイペースにやっていきたいと思っています。

で、一応今後の予定っぽいものを書いておこうと思います。

まずJ2リーグがシーズンの1/4である11節まで終了したのでファジアーノ岡山の感想の記事を明日までには書きたいと思っています。

シーズン序盤ですが、なかなかの健闘を見せる我がファジアーノ岡山を第1節から第11節までのスコア、勝敗から簡単に振り返ってみたいと思っています。

次に、5/31に公開される『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の予習として2019年1月からゴジラ映画の記事を古い順に書いていっていますが、今のペースだと5/31までに『ゴジラ FINAL WARS』まで辿りつかない可能性がでてきました・・・。

まぁゴジラ以外の東宝の特撮映画が結構楽しくて寄り道ばっかりしてたのが原因なのですが・・・・。

とりあえず、5/31にまでには昭和シリーズの最終作『メカゴジラの逆襲』までの感想は間違いなく大丈夫ですが、それ以降はいけるところまででご勘弁ください。

で、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公開以降もゴジラ映画の感想、東宝特撮映画の感想は手持ちのコレクションがつきるまで書いていくつもりなのでできればおつきあいください。

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』予告3


ついに今月公開というところまで近づいてきました。古いゴジラ映画に慣れてくると怪獣のCG表現に若干の違和感がありますが、メジャーどころの怪獣同士のバトルが観られそうでとても楽しみです。

それから、これはまだ先の話ですが、5月24日に公開される映画『貞子』の感想記事をできれば5月中に書いていきたいと思っています。

映画『貞子』本予告/呪いは、投稿動画から


和製ホラー映画の代名詞ともいえる『リング』シリーズ最新作です。貞子が井戸からから這い出して近寄ってくるシーンが”相撲のすり足”に似てますね・・・・。最近、”貞子”もネタキャラ化してますからね~。実はちょっと心配

予定にしてはあまりにザックリしてますが、ワタクシのブログで今後の予定がこれだけ決まっているのは”奇跡”に近いんです。

こんないい加減なブログですが、令和もよろしくお願いいたします。


ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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