ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

さよなら平成

2019-04-30 20:27:20 | その他・日常・たわごと
今日、平成31年4/30をもって平成が終わります。長いようで早い30年でした。

そんな30年続いた平成が終わっていくのはやっぱり寂しいもんです。

世間にとっても自分にとっても、いろいろありましたからね~。思い出深い出来事をいろいろ思い出します。

振り替えってみればワタクシにとっての平成とはまさに青春そのもので、10代の中、高、大、そして20代、30代の社会人として30年生きてきました。

でも、映画観て、漫画読んで、アニメ観て、ゲームしてばっかりの30年間でした。年齢を重ねてもずっと同じことやってました・・・。これだから未だに独身なのでしょうね~。

それはさておき、明日からいよいよ新しい令和の時代が始まります。

平成の代替わりのように天皇陛下の崩御という悲しい出来事とセットではない代替わりなので盛大に新しい時代の到来をお祝いしようではありませんか!!

さよなら平成!ありがとう平成!

ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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レトロゲーム探訪#8『ファイナルファイト(1990:SFC版)』

2019-04-28 20:48:52 | ゲーム系
『ファイナルファイト(1990:SFC版)』

どんなゲーム?

1989年12月にカプコンからアーケードゲームとして発売されたベルトスクロールアクションゲームです。今回の記事で取り上げるスーパーファミコン版(1990年12月21日発売)の他、様々な家庭用機種にも移植され、続編も作られました。

基本攻撃のパンチやキック、投げを駆使し戦い、各ステージのボスを倒してゲームを進めていきます。また各人に1種類用意された必殺技があるものの使用にはライフゲージを消費する仕様になっています。道中には強力な武器や回復アイテム(食べ物)などが落ちているので、これらを上手に使う事がゲームクリアの上で重要となってきます。

アーケード版はプレイヤーをハガー、コーディー、ガイの3人から選択する仕様でしたが、スーファミ版は容量の関係上ガイは省かれ(後年、ガイとハガーをプレイヤーキャラにした『ファイナルファイト・ガイ』が発売された)、2人同時プレイも可能だったアーケードから同様の理由で1人プレイのみに仕様変更されました。


ジェシカの恋人コーディーはバランスタイプで、元プロレスラーのハガー市長はパワータイプです。

また、スーファミ版では一人プレイ専用のためアーケード版よりも敵キャラの数やステージ数が少なくなっているもののコンテニュー回数が限定されていたり、総合的に難易度が上がっています。2014年8月6日からWiiU、2016年8月9日からNew3DSにてバーチャルコンソールで配信されています。

どんなストーリー?


都市「メトロシティ」を牛耳る巨大な犯罪集団「マッドギア」に娘ジェシカを攫われた市長ハガーと彼女の恋人コーディーは囚われの彼女を救出するためマッドギアに戦いを挑む。

感想

先日、久し振りにプレイしましたが、難しいゲームでしたね~。でも面白かったです。

スーファミ版の移植も水準が高くアーケードにあった敵を拳でぶちのめしていく爽快感もちゃんと再現されてましたね~。ただ、スーファミ版での仕様変更が難易度を鬼上げしてて昔遊んだときはクリアできる気がしなかったですね。

それでも何度も遊んじゃうんですよね~。敵にやられつつ少しずつ進めることにやりがいを感じていたのかもしれません。

今回、遊びなおした時はレトロフリークの力を借りたのでステージ途中やボス手前で中断ポイントを作って何度も挑戦できたので昔よりも順調に進めることができました。やはりレトロフリークの力は偉大でした。

【SFC】 ファイナルファイト クリア


動画はハガー市長を使って全クリしていますね。確かに技の多彩さ、攻撃力の大きさを考えるとハガーの方がいいのかもしれませんが、ハガーだと動きが鈍いのでワタクシはコーディーばかり使っています。

こればかりは好みの問題なのでどちらがオススメということはありません。使いやすい方を選ぶことが肝心です。

上にも書きましたが移植の水準も高く、グラフィックやBGMも素晴らしいです。おかげで本作の発売当時スーファミでプレイしたときは、アーケード版がそのまま家にやってきたように思えたものです。

1989 [60fps] Final Fight Cody Nomiss ALL

↑アーケード版の動画ですが、改めて見るとスーファミ版と全然違いますね・・・・。でも雰囲気はちゃんと出ています。よく頑張って移植していますよね。

さて、今回の遊び直しでは1面以降は随分苦労しました。とにかくステージボスが強い。力押しではなんとかならず、ちゃんとした攻略法を知っている必要があります。

これはもう反復練習しかなかったですね~。特に4面のアビゲイルには何度もやられました。コイツの掴み技はリーチがおかしく、かなり遠いところからでも掴まれてしまいます。


↑アビゲイルにやられた時の画像です。小さく前ならえの姿勢を崩さないヘンなやつですがかなり手ごわい敵でした。正直、どうやって倒したのか覚えてません・・・・。

で、いろいろ苦労してようやくラスボスを撃破し、およそ30年の念願かなって全クリできました。長かったですが平成のうちに決着がつけられてよかったです。


↑ラスボスのベルガーとの激戦を制し、ベルガーはビルから転落します。まぁ悪者に情けは不要です。


↑そしてエンディング。助けたジェシカに「誰にもできん生き方をさせてやる!」って言うコーディーのセリフが何気に怖いんですが、いったいどういう生き方をさせてくれるのやら(笑)

まぁ最近ではハガーの後をついで市長になったらしいんですがね。けっこうちゃんとしてるやんけ、コーディー!!

ファイナルファイト
カプコン
カプコン


Newニンテンドー3DS専用 ファイナルファイト 【スーパーファミコンソフト】 [オンラインコード]
カプコン
カプコン


スーファミのカセットも中古ではそこまで高くないですが、製品の信頼性を考えるとダウンロード版で遊ぶのが無難かもしれないですね。それになかなかスーファミのゲームって手に入りにくいもんですが、本作は人気作ということもあって比較的手に入りやすいようです。

古いゲームで、内容も今のゲームに比べると短いですが、なかなか歯ごたえがあって楽しいゲームだと思いますのでオススメですよ。

カプコン ベルトアクション コレクション - PS4
カプコン
カプコン


アーケード版を遊びたいならPS4などで発売されている『カプコン ベルトアクション コレクション』に収録されています。お見知りおきを。

レトロフリーク (レトロゲーム互換機) メガブラック ギアコンバーターセット
サイバーガジェット
サイバーガジェット


本作にはセーブ機能が搭載されていませんので、レトロフリークでの中断ポイントの作成は攻略に重要な役割を果たしてくれました。

繰り返しのプレイができる他、戻し作業をする手間が大幅に省け攻略がかなり楽になりましたね。


ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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『バースデー・ワンダーランド(2019)』~主人公の存在感がなぁ・・・~

2019-04-27 10:55:05 | アニメ・特撮系
『バースデー・ワンダーランド(2019)』

2019年4月26日公開の日本のアニメ映画です。柏葉幸子さんの小説『地下室からのふしぎな旅』を原作とし、監督は『クレヨンしんちゃん モーレツオトナ帝国の逆襲』の原恵一さんが務めます。キャラクターデザインにはロシア出身のイリヤ・クブシノブさんが起用されて話題にもなりました。上映時間115分。

あらすじ


アカネの誕生日前日、目の前で地下室の扉が突然開く。そこに、謎の大錬金術師ヒポクラテスとその弟子・小人のピポが現れる。2人はアカネに、私たちの世界を救ってほしいと懇願する。自分に自信がないアカネはできないと断るが、好奇心旺盛で自由奔放な叔母チィに促され、骨董屋の地下の扉から繋がる“幸せ色のワンダーランド”へ無理やり連れて行かれてしまう。そこは、時空を操るクモやまん丸でモコモコの羊、巨大な鳥や魚と、アカネたちとそっくりな人たちが暮らす世界で、“色が失われる”危機に瀕していた。色を作る水を守るため、アカネはワンダーランドの救世主となり、チィやヒポクラテス、ピポと共に、色とりどりの町を巡る。

感想

う~ん、ワタクシには合わなかったですね・・・。

序盤から物語がゆったりしすぎてるなぁと思ったら後半から終盤の唐突な展開。なんだかテンポがおかしく感じました。

それに主人公アカネが旅を通じて成長する物語なのですが、主人公がどう成長したのかプロセスが描かれなさすぎて置いていかれてる感ハンパなかったです。

そもそも天真爛漫な叔母チィのキャラが魅力的すぎて主人公アカネの存在感が薄く、アカネにあんまり感情移入できなかったですしね。

それから劇中のギャグがなんとなく白々しく寒い。リアルで大人びたキャラデザインにギャグ要素がマッチしてないのか、上滑りしているように感じました。

結局のところキャラクターデザインや作画、背景美術や色彩などはすごく魅力的なのですが、演出やキャラ設定はうまくいってないと感じました。

映画『バースデー・ワンダーランド』90秒予告【HD】2019年4月26日(金)公開


キャラデザインも魅力的だし、作画、背景美術などは本当に高いクオリティだったと思います。ただし、キャラクターデザインに少しだけ不満を言うとすれば、ファンタジー映画のキャラデザインにしては”リアルで色気がありすぎる”ってことですね。

特にチィのキャラは爽やかなお色気満点で、年頃の男子ならば”ドキドキ”してしまうでしょう。物語や世界観から察するに小学校高学年から中学生くらいの女の子がターゲットの映画だと思うので”女性の色気”は不要な要素だと感じました。

もっと等身を下げてデフォルメされたキャラデザインなら世界観ともさらにマッチしていたと思うのですが・・・。

それから有名俳優さんたちを起用したキャスティングですが、これは当たっていたと思います。特にチィ役の杏さんはめちゃくちゃ上手でした。

アニメにマッチングした演技をしながらプロの声優さんとは少し違う魅力が杏さんの声にはあったように感じました。でも逆に本作ではこれが仇もなってと思います。

キャラデザイン、キャラ設定だけでも十分魅力的にチィが”より魅力的な”キャラクターになってしまい主人公を喰っていますからね。

だからといって主人公のアカネ役松岡茉優さんの演技がダメだったワケではありませんよ。松岡茉優さんもヒポクラテス役の市村正親さんもすごく魅力的な演技をしていたと思います。

そうそう出番は少ないのですが、アカネの母ミドリ役の麻生久美子さんもよかったです。ふんわりとしてどことなく不思議なお母さん役を上手に演じています。本作を観るなら注目してほしいポイントです。

新装版 地下室からのふしぎな旅 (講談社青い鳥文庫)
杉田 比呂美
講談社


ここまでかなり厳しい感想を書いてしまいました。鑑賞前にワタクシの記事を読んでしまった方はガッカリされるかもしれませんね。

ワタクシは元々、本作にすごく期待していたため評価のハードルが上がっていたことも事実ですし。なにより原作は児童文学で、たんに対象年齢外だった四十路のおっさんの心に響かなっただけかもしれません。ですのでいろんな人の感想も参考にしてくださいね。

それにしても個人的にポスト宮崎駿の一角だと思っていた原恵一監督もこの作品では他のアニメ監督より前に進むことはできなかったと感じています。こうなれば7月に公開される新海誠監督の長編アニメ映画『天気の子』に期待するしかなさそうです。


ということで今回は以上です。次回、乞うご期待!!

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『ゴジラ対ヘドラ(1971)』~ゴジラが飛ぶ?シリーズ随一の異色作~

2019-04-24 20:13:32 | 映画系
『ゴジラ対ヘドラ(1971)』

1971年(昭和46年)7月24日に「東宝チャンピオンまつり」の一編として公開された東宝製作の日本映画で、ゴジラシリーズの第11作です。監督は坂野義光さん、特技監督は中野昭慶さん。本作は公開当時に大きな社会問題であった公害問題を題材に採った作品。この他サイケデリック文化や若者のモラトリアムなど同時代の要素も盛り込まれ、劇中に公害をテーマとしたアニメが挿入されたり、ゴジラが飛ぶなど異色作となっています。登場怪獣はゴジラ、ヘドラ。上映時間は85分。

あらすじ


駿河湾で巨大なオタマジャクシに似た怪物が誕生していた。怪物は駿河湾航行中のタンカーを襲う。海洋学者の矢野は怪物が海中に溜まったヘドロと宇宙鉱物から生まれたと推測。ヘドロの怪物”ヘドラ”は公害を主食に進化し巨大化を繰り返し、巨大な怪獣へと変貌を遂げた!ヘドラは硫酸ミストを撒き散らしながら町を襲う。そこへゴジラが現れた!ゴジラとヘドラは激戦を繰り広げるが、決着は付かない。ヘドラによる被害はますます増大し、深刻な社会問題となるなか、ヘドラはとうとうゴジラをしのぐほどに巨大化し、富士山麓に出現。そしてゴジラも現れ、ヘドラとの最終決戦が始まる。果たして勝負の行方は!?

感想

劇中にアニメを挿入したり、ゴジラを飛ばしてみたりと新しい試みは素晴らしいと思うんですが、娯楽性が薄いと思いました。

タイトルやあらすじの通りゴジラとヘドラの戦う映画ではあるんですが、それ以上に公害への批判というメッセージ性を強調しすぎる演出が少しうざかったですね。

初代ゴジラだって”水爆実験への警鐘を鳴らす”などメッセージ性も含んでいますが、基本は”パニック映画”ですからね~。

それに比べて本作は冒頭から公害批判の歌(かえせ!太陽を)と汚染された海の映像で始まるワケでメッセージ性が前面に出過ぎでした。

かえせ!太陽を


この曲の曲調は明るいのですが、汚染物質をリズミカルに羅列するのが逆に怖いです。汚染された海の映像もかなり怖く、とても”怪獣映画”を観るテンションではいられません。

それに子供用の怪獣映画にしては残酷な描写も多くて観たらトラウマになる子供達もおおいのではないでしょうか?

でも上映時には結構な人が入ったというのですから意外です。それだけ当時の日本人にとって公害が深刻で問題意識も高かったということを表しているのかもしれませんね。

1971年といえば公害から生まれた怪獣と戦う特撮ヒーロー『スペクトルマン』の放送開始された年でもあります。こういう側面からも公害の深刻さがみてとれるような気がしますね。

それはさておき本作は怪獣映画としてそれなりに面白かったと思います。

というのもヘドラの不気味でグロい容姿は別にして段々に進化していく様子怪獣としての強さは怪獣好きにはたまらない要素だと思うからです。

そのためゴジラ対ヘドラは白熱しますゴジラが一方的にやられる描写もあってハラハラさせてくれました。

【公式】「ゴジラ対ヘドラ」予告 根強い人気の公害怪獣ヘドラとの闘いを描いたゴジラシリーズの第11作目。


本作での特撮は怪獣の操演やミニチュアだけでなく、恐怖演出にも使われているので見どころの一つと思います。今から見ると少しちゃちではありますが、嫌いじゃないです。

それからゴジラが飛ぶシーンについてアイデアは面白いんですが、結構間抜けな姿でズッコケました。



放射火炎を推進力にして飛ぶってアイデアはいいのですが、このエビみたいな姿、なんとかならんかったのか?

ゴジラ対ヘドラ 東宝DVD名作セレクション
坂野義光
東宝


低予算のためキャストは新人さんが多かったそうです。その新人俳優の中に後に『シルバー仮面』という特撮ヒーローで主役をはる柴俊夫(本作では柴本俊夫でクレジット)さんがいました。若くて初々しい演技は見どころの一つと思います。

GARAGE TOY デフォリアル ヘドラ 全高約140mm PVC製 塗装済み 完成品 フィギュア
エクスプラス(X PLUS)
エクスプラス(X PLUS)


こんな容姿ですが、光線技を持っていたり、飛行形態に変形できるなどの万能さでゴジラをかなり苦しめた怪獣です。結末を知らずに観てますから、ゴジラ死んじゃった?と思うシーンもあるので終盤の怪獣バトルは結構面白かったです。

かと言って決してオススメできる作品ではありません。観るときは自己責任でお願いします。


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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ゲームセンターCX#277「パックランド(PCエンジン版)」の感想

2019-04-22 20:25:05 | ゲーム系
ゲームセンターCX#277「パックランド(PCエンジン版)」の感想

挑戦ソフト『パックランド(PCエンジン版)』

元は1984年8月にナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)が稼動を開始したアーケードゲームです。それまでドットイートゲームとして開発されてきた『パックマン』シリーズとは異なり、横スクロールアクションゲームとして開発されました。また横スクロール型アクションとしては『スーパーマリオブラザーズ』に先駆けたゲームとしても有名です。家庭用ゲームとして様々な機種に移植され、PCエンジン版は1989年6月1日に発売されました。PCエンジン版ではステージクリア時の合い間に特別なグラフィックが表示されたり、全クリ後に高難易度の「うら」版をプレイできるなどオリジナル要素も搭載されています。2019年4月現在PCエンジン版は実機でないと遊べません(ファミコン版などは有料配信されています)。


↑ステージクリアの合間に見られるグラフィックにツッコミを入れる課長の図。確かにベッドの上では靴は脱いでほしい。そしてこんなにガッツリ寝室を覗かれたんじゃ普通、熟睡できませんよね~。

ストーリー


迷子になった妖精をフェアリーの国まで送り届けるためパックマン冒険が始まる!襲い掛かるモンスターや障害物を飛び越えてパックマンは無事に妖精を送り届けられるのか?

TG16/PCE PAC-LAND Longplay / パックランド


プレイヤーはパックマンを操作してモンスターたちをかわしながらステージをクリアしていきます。ステージの途中に用意された「パワーエサ」を取ることで一定時間モンスターを撃退できるようになります。また制限時間はあるものの時間を過ぎてもミスとならずにモンスターの「スー」が高速で追いかけて来るようになります。


PCエンジン版では方向キーでジャンプ、Ⅰボタンで左移動、Ⅱボタンで右移動とアーケード筐体のボタン配置を再現したモードまたは方向キーで移動、Ⅰボタンでジャンプする家庭用ゲームならではのモードを選択できます。

課長は何も知らずにアーケードモードで挑戦を開始したのですが、いつもと違う操作方法に戸惑ってしまいます。果たして第23シーズンの最初で、平成最後の挑戦をクリアできたのか?

感想

今回は全編通して面白く見所もいっぱいの回でした。

なにより挑戦ソフトの『パックランド』がすごく面白そうでした。左右移動とジャンプの3つだけのシンプルな操作で多彩な仕掛けをクリアしていくという無駄がない上に奥の深いゲームでした。

ワタクシは友人の家でファミコン版を遊んだことがありますが、アーケード筐体のボタン配置を再現した操作方法に戸惑って”遊びにくいゲーム=つまらないゲーム”と思ってずっと敬遠してました。

面白さが把握できるまで頑張って遊べばよかったと今更ながら後悔してます



それはさておき課長の挑戦ですが、意外なほど順調に進んでいきます。というのも本作では”みなしルール”によってステージの仕掛けをちゃんとクリアせずともある程度進んでいればみなしてクリアしたことにしてくれるからです。

みなしルールに乗っかった課長の快進撃が続くので、今回はつまらない回かな?と思っていたんですが、課長も本作を遊んでて楽しいらしく口数も多くて観ているコッチも楽しかったですね~。

ちなみに番組後半ではゲームの難易度がグッと上がって課長お得意の停滞モードが始まりますので、”停滞モードファン”の皆さんも楽しめると思います。

ワタクシが選ぶ今回の名シーン&名言


ゲームの終盤、モンスターに囲まれ右往左往する課長パックマンにスタッフが「1回落ち着いて、1回落ち着いて」と声をかけます。



もちろんそんな状況で落ち着けるワケもなく、あえなくミスになってしまいます。そこで課長が一言「1回落ち着くの無理ですよ」。当然だと思います(笑)

課長を励ましたい一心で言ったのはわかるんですが、あまりに無理のある状況に笑ってしまいました。この番組、スタッフさんの掛け声も独特で面白いですよね~。

それから、たまゲーのコーナーではタイトーのオンラインクレーンゲームが設置されてる倉庫で課長がお試しプレイをさせてもらっていました。

初めのうちはスマホ片手に挑戦してましたが、結局、スマホの画面じゃなく実物を見てプレイしてました。それじゃ意味ないじゃん!

それにしても最近はスマホで自宅にいながらクレーンゲームが楽しめる時代になったのですね。その進化に驚きました。

また今回から「GOOD BYE 白黒男(ゲームボーイ)」という平成生まれのゲームボーイにスポットをあてた新コーナーが始まりました。

初回ということでローンチタイトルでも紹介するのかな?と思っていたら、ゲームボーイをデジカメにできる『ポケットカメラ』とそれで撮影した写真をプリントする『ポケットプリンタ』が出てきました。いくらなんでも斜め上すぎます!!

とまぁ初回から先が心配になるミニコーナーでした。

パックランド 【PCエンジン】
タイトー
タイトー


PCエンジン版は中古でもそこそこの値段がしますね・・・・。『パックランド』ならばなんでもいいという人はPS3やXbox360でダウンロード配信されている『パックマンミュージアム』を購入するか、WiiUのバーチャルコンソールにて配信中のファミコン版を購入するという手もあります。

まぁ昔のゲームですから現代のゲーマーさんが面白いと感じるかは別ですね。ただ『スーパーマリオブラザーズ』にも影響を与えたゲームということで歴史は感じられると思います。

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そういえば、サポートADイノコMAXとしても活躍したディレクター井上さんがガスコイン・カンパニーを辞めてフリーになったとのこと。

いいキャラだったし、ずっといてくれると思っていただけに寂しいですが、頑張ってほしいですね。

ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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『ダンボ(2019)』~ダンボのカワイさに萌える映画~

2019-04-20 10:19:37 | 映画系
『ダンボ(2019)』

2019年3月29日に公開のアメリカ映画でティム・バートン監督作品です。1941年公開のディズニーのアニメーション映画『ダンボ』を原作とする実写映画です。

あらすじ

1919年、かつて一流サーカスとして名を馳せたメディチ・ブラザーズ・サーカスだが、第一次世界大戦の影響やインフルエンザの流行などを受け経営が傾いていた。団長のメディチは一座の再興のため妊娠した雌のアジアゾウのジャンボを購入するが、生まれた子象ジャンボジュニアは異常に大きな耳を持って生まれ、「ダンボ」とあだ名されてしまう。失望したメディチはかつて一座の花形スターであったホルトにダンボの世話を任せるが、彼の子供たちであるミリーとジョーはダンボがその巨大な耳を使って飛べることに気付き、それをショーで披露したことで一座の運命は好転したかに見えた。
だがこの話を聞きつけた有名興行師ヴァンデヴァーに誘われ、メディチ・ブラザーズ・サーカスは彼がニューヨークで経営する巨大娯楽施設ドリームランドへと雇われる。そこからまた彼らの運命は大きく回り始めていく(Wikipediaより引用)。


感想


ディズニー映画としては十分、ティム・バートン作品としては不十分な映画だったと思います。

かといってダメな映画というワケではありませんよ。映画そのものはダンボのカワイさだけでも十分に楽しめます。

そもそも子供向け映画ってことでオッサンのワタクシが楽しめたのはよかったんですが、ワタクシが期待したティム・バートン作品にある悪ノリ的なものは全然なかったですね~。これは率直に残念。

ワタクシとしては『チャーリーとチョコレート工場』みたいな原作ブレイカー的ノリを期待していたんですが、やっぱり鬼才ティム・バートンでもディズニーのブランドを無視して悪ノリはできなったんでしょうね。

恐るべしディズニー。


まぁまぁそれはさておき、CGと実写の融合した見事な映像をはじめ映画そのもののクオリティはとても高かったと思います。

なによりディズニーならではのファンタジックかつハートフルな物語は子どもだけでなく大人も童心に誘ってくれますから、大人が観てもOKだと思います。

それに本作は”子どもの成長”を描いた物語でもあるので涙腺の弱い親御さんは泣いちゃうかも?

とにかく親子で鑑賞するにはもってこいの映画ですよ。お母さん!!

「ダンボ」日本版予告編


2Dと3Dの中間で”適度にリアル、適度にアニメチック”なデザインが絶妙でカワイイ。ダンボにセリフはないものの感情を上手く動きで表現してるし、それがまたカワイイ。

アニメのキャラの実写化って何気に難しいと思うのですが、キャラクターの持つ魅力を損なわず実写にできたのは監督ティム・バートンの手腕の高さを表していると思います。

監督はアニメ映画も製作していますし、アニメと実写がどう融合すればベストなのかわかっているんでしょうね。

この他、監督の手腕が発揮されているのがレトロフューチャーにデザインされた遊園地です。

監督のヲタク趣味も反映されてるデザインですが、ファンタジックな世界観にマッチしていて独特の魅力がありました。

それから過去にティム・バートン作品に参加した俳優たちが多数参加したキャスティングもよかったと思います。

特に好きなのがサーカスの団長役のダニー・デヴィート。コミカルで人情味のあるキャラクターを70歳過ぎてるとは思えないくらいに元気に存在感抜群に演じていました。ほんとに観てて楽しかった!

ダンボ [Blu-ray]
ディズニー
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社


ワタクシがアニメ版を観たのは随分昔のことなので物語の内容を全然覚えてませんが、ティモシーというネズミが登場するのは覚えていますね。おしゃべりでおせっかいだったような印象があります。

まぁ本作にはティモシーは出てきませんが・・・・。

ティモシー以外にもアニメ版からの改変はいろいろあるようですのでアニメ版とは別物として楽しんだら良いと思います。

まぁでもダンボのカワイさだけは変わってないとは思いますが・・・。


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃(1969)』~怪獣映画として観ないで!~

2019-04-17 20:17:29 | 映画系
『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃(1969)』

1969年(昭和44年)12月20日に児童向けの「東宝チャンピオンまつり」第1回興業のメインとして公開した日本映画で、「ゴジラシリーズ」第10作です。監督は本多猪四郎さんです。少年の夢の中における想像の産物としてのみ怪獣が登場するという異色の怪獣映画です。登場怪獣はゴジラ、ミニラ、ガバラ、カマキラス、クモンガ、アンギラス、ゴロザウルス、マンダ、エビラ、大ワシ。上映時間70分。

あらすじ


神奈川県川崎市に住む、いじめられっ子で引っ込み思案の小学生・三木一郎は、両親が共働きの鍵っ子だ。彼のもっぱらの楽しみは、同じアパートに住む「発明おじさん」こと南信平が作った玩具で遊ぶこと。発明おじさんを真似てガラクタで作った玩具のコンピューターで夢の世界へ向かった一郎は、怪獣島に住むミニラと出逢う。そこで一郎はミニラが、自分をいじめているガキ大将と同名であるいじめっ子怪獣ガバラにいじめられていることを知り、自分によく似た境遇にいるミニラを激励する。一郎がそんな夢に浸っている最中、逃亡中の2人組の銀行強盗犯がひょんなことから一郎を人質に取ろうと企てる(Wikipediaより引用)。

感想


”怪獣映画”ではなく”少年の成長物語”として鑑賞するのが正しい鑑賞方法なんだろうなと思いました。

怪獣の大暴れで町を破壊するような展開もないし、過去作品の流用映像ばっかりだし、新規怪獣ガバラとの対決は子供同士のケンカレベルだし、物語終盤では怪獣は全然関係なくなりますからね。

”怪獣映画”
だと思って観ると間違いなくガッカリしちゃいますね。

そもそも本作は児童向けの「東宝チャンピオンまつり」のメインをはる映画として作られました。つまり初めから低年齢向けに作られているんです。

だから怪獣が都市を破壊しまくるというような殺伐とした内容ではなく少年とミニラとの交流を描いたファンタジックかつコミカルな映画を作ったんだと思います。

それから本作では少年がミニラとの交流によって困難にぶつかっていく勇気を身につけ、自分をさらった強盗犯との対決を決意するのですが、これはまさしく”少年の成長物語”的王道の展開を描いていました。

本作を鑑賞する機会があれば、怪獣は”登場すれども活躍せず”と思って観ていただかないと肩透かしをくらってしまうと思います。

だからといって本作はつまらないというワケではなく、見どころも結構あると思います。

まずは少年とミニラとの交流シーン。ミニラが流暢な日本語でしゃべってくれるのがなんとも奇妙でおかしい!

それに少年とミニラのやり取りが子供らしいかわいらしさでほっこりしました。半人前の怪獣ミニラだからこそ少年と同じ目線でやり取りできたんだろうなって思いました。

それからクライマックスの少年対強盗犯。グーニーズやホームアローン的なドタバタで笑わせてもらいました。

特に強盗犯の兄貴分が少年を追い詰めるときに滑って転んで頭から箱につっこんじゃうシーン(何気に危険なシーンです)は面白いし、役者さんの熱演に感動もしました。

とにかく本作は”怪獣映画じゃない”って割り切って楽しんでほしいですね。

【公式】「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」予告 人気9怪獣が怪獣島を舞台に大決戦を繰り広げるゴジラシリーズの第10作目。


クモンガ、アンギラス、ゴロザウルス、マンダ、エビラ、大ワシの登場シーンは過去作品の流用映像のみです。しかも怪獣が活躍する舞台が怪獣島の設定のため東宝特撮お馴染みの都市の精巧なミニチュアも全く登場しません。

それに新規特撮のガバラとの格闘シーンもそこまで白熱しないというダメっぷり・・・。まぁ本作に特撮の魅力を期待してはいけません(笑)

とはいっても子供時代に怪獣特撮映画を期待した人はツラかっただろうな~。

ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 東宝名作DVDセレクション
関沢新一
東宝


怪獣よりも役者さんたちの演技は見所は多かったですよ。

頭から箱につっこむ強盗犯役の堺左千夫さんはもちろんのこと、発明おじさん役の天本英世さんがすごくよかったですね。

『仮面ライダー』の死神博士役で不気味な演技をやってた人と同じと思えないくらい優しいおじさんを熱演されています。

特に一郎少年と接する時の優しい眼差しは必見です。こういう天本さんの演技に役者の凄みを感じましたよ。

東宝大怪獣シリーズ「ガバラ」ショウネンリック限定版
エクスプラス
エクスプラス


主人公一郎少年の妄想の産物といえる怪獣ガバラ。ガマガエルが核爆発の影響を受けて巨大化した怪獣で性格は意地悪かつ弱い者いじめを好むとのこと。一郎少年をいじめる同級生のガバラと同じ名前をもつ怪獣です。

デザインは結構よくできてると思いますが、夢の産物設定が災いしてなのかゴジラ映画シリーズでは本作以外に出番がありません。かわいそうに。

伊集院「子供の現実逃避している話として観る『オール怪獣大進撃 』」


こんな動画を発見しました。伊集院光さんのラジオで本作について語った部分を編集したものです。伊集院さんの感想はなかなか面白いのでぜひ観てみてください。

まぁ伊集院さんは駄作、駄作と連呼してますが、ワタクシは嫌いじゃないですね。昔の子供向け番組にあったおっとりした雰囲気がなんともいえず懐かしいし、なにより大人から子供への優しさを感じる映画だと思いました。


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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『怪獣総進撃(1968)』~ツッコミを入れながら怪獣を楽しんでほしい~

2019-04-15 22:21:12 | 映画系
『怪獣総進撃(1968)』

1968年(昭和43年)8月1日に封切り公開された日本映画で、ゴジラシリーズの第9作。監督は本多猪四郎さん、特技監督は有川貞昌さん総勢11体の怪獣が登場する東宝怪獣映画20本目の記念映画です。本作の登場怪獣の数は昭和ゴジラ映画で最多であり、2004年に『ゴジラ FINAL WARS』が公開されるまではゴジラシリーズでも最多だったとのこと。登場怪獣はゴジラ、ミニラ、ラドン、モスラ(幼虫)、アンギラス、バラン、バラゴン、ゴロザウルス、マンダ、クモンガ、キングギドラ。上映時間は89分。

あらすじ

20世紀末(劇中の新聞では1994年)、国連科学委員会(U.N.S.C.)は硫黄島に宇宙港を建設する一方、世界の脅威だった怪獣たちを小笠原諸島の島(通称「怪獣ランド」)に集め、平和裏に管理・研究していた。しかし、怪獣ランドに突然謎の毒ガスが充満した直後、怪獣たちが主要都市に出現して暴れ始める。原因を突き止めるべく、国連科学委員会は月ロケットムーンライトSY-3艇長の山辺克男に怪獣ランドの調査を依頼する。早速調査に向かった克男たちは、怪獣ランドの職員たちによって怪獣たちがリモートコントロールで操られていることを知る。さらに、その職員たちを操るキラアク星人が姿を現し、恐るべき地球侵略計画が明らかになる(Wikipediaより引用)。

感想

本作は人類とキラアク星人との攻防戦を描いたSF映画、怪獣たちが大暴れする怪獣映画の二つの要素に分解できると思いますが、SF映画としてはツッコミどころが満載でしたね。

ツッコミどころはいろいろありますが、最大のツッコミ所はキラアク星人です。

彼らは戦力が少ないので直接攻撃をしないらしいんですが、地球人類より科学が発達しているので各国の要人を操るなりすればもっと侵略もスムーズにできると思うんですが・・・・。

だからわざわざ怪獣を操らなくてもって思ってしまいました。

まぁ昔の特撮やアニメの回りくどい侵略方法は、もはや風物詩なので、こういう細かいこときにしない作りも本作の魅力の一つではありますが、SF映画としてはゆるすぎです(笑)。

一方、怪獣映画としてはかなり楽しめました。

冒頭のような平和な世界が、再び”人類の驚異”となった怪獣の暴力にさらされる展開は”怪獣映画の王道”に回帰してて興奮しました。やっぱり怪獣は都市を破壊してくれないと!

そんな状況から終盤に怪獣たちが人類の味方になったときの頼もしさはハンパなかったですね~。

それから宇宙怪獣キングギドラVS地球怪獣連合の対決もアツかったです。ゴジラ最大にして最強のライバルの登場自体も嬉しいものの、ゴジラたち怪獣が力を合わせて戦う展開にはシンプルに感動してしまいます。

まぁ多勢に無勢ですから、最終的にキングギドラは血祭りに上げられてしまうのですが・・・。

そうそう、ワタクシ個人としてはアンギラスが大活躍してたのが嬉しかったです。ゴジラと史上初めて対決した怪獣なのに本作までは再登場の機会がなかったですからね。

結局のところ本作はSF映画として観るか、怪獣映画として観るかで評価が180°変わってくる映画ではありましたね。ツッコミを入れつつ怪獣の活躍に興奮するのが本作の正しい鑑賞方法じゃないでしょうか?

【公式】「怪獣総進撃」予告 総勢11怪獣が暴れまくるゴジラシリーズの第9作目。


予告編のタイトルは『ゴジラ電撃大作戦』となっていますが、1972年の「東宝チャンピオンまつり」での公開時に改題されたとのことです。元のタイトル版の予告編が見つからなかったのでご了承ください。

さて、特撮については今回もよくできていますね。

各都市の作りこまれたミニチュアと、それが破壊されていく場面は本作の大きな見所だと思います。特にモスクワがラドンのソニックブームで吹き飛ぶシーンのクオリティは素晴らしかったですね。

それからムーンライトSY-3号などのメカニックもカッコいい。今となってはレトロフューチャーなんて表現されるデザインなんでしょうが、実にそれがいい!本作ではメカからも目が離せませんよ。

まぁ宇宙服のデザインはダメですが・・・。だってヘルメットの頂点に尖った突起物がくっついてるんですよ。無重力空間で尖ったものってご法度ですからね~。

怪獣総進撃 東宝DVD名作セレクション
本多猪四郎,馬淵薫
東宝


出番こそ少ないもののキラアク星人に操られた大谷博士役の土屋嘉男さんの演技が素晴らしかったです。

紳士的な物腰の中からにじみ出る悪意、本当に気味が悪かったです。本作を鑑賞するときは、ぜひ土屋さんの演技にも注目いただきたいです。

怪獣総進撃(プレビュー)


本作の冒頭から登場するムーンライトSY-3号ですが、『ウルトラセブン』の登場メカであるウルトラホーク1号と同2号を足して2で割ったようなデザインが本当にカッコイイ。

もちろんデザインだけでなく、単機で大気圏離脱・再突入、戦闘までこなすという万能すぎる性能に加え内部には探検車という車両まで搭載できるとか男子のハートをがっちりつかむメカであることは間違いないですね。



ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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レトロゲーム探訪#7『ドラゴンスレイヤー英雄伝説(1992:SFC版)』

2019-04-13 20:43:51 | ゲーム系
『ドラゴンスレイヤー英雄伝説(1992:SFC版)』

どんなゲーム?

日本ファルコムが制作したコンピュータRPGで1989年12月10日にPC-8800シリーズ向けに発売されたのを皮切りに、PC各機種及び家庭用ゲーム機にも移植されました。『ドラゴンスレイヤーシリーズ』の第6作目であると同時に『英雄伝説シリーズ』の第1作目です。それまでの『ドラゴンスレイヤーシリーズ』におけるリアルタイム・アクション系のゲームスタイルから一転して、『ドラゴンクエスト』のようなストーリーを重視した展開とコマンド選択型によるゲームスタイルに変更されています。また同じ世界観を引き継いだ続編『ドラゴンスレイヤー英雄伝説II』というゲームもあります。

今回取り上げるスーパーファミコン版はエポック社より1992年2月14日に発売されました。SFC版独自の仕様としては当時エポック社が発売していたバーコードバトラーの対応しているとのこと。



ゲーム中、画面の右側3割ほどは常にステータスが表示されている特徴的なスタイル。

それから難易度設定できる、自キャラの移動速度の調整が可能、どこでもセーブ&ロード、敵のHPが見える、オートバトルの行動が予め詳細に設定できるなどなど発売当時からすれば珍しくプレイヤーに配慮したシステムが設定されているのも大きな特徴。

ステータス表示のおかげでマップの見える範囲が狭いものの、アイテムでマップを確認できるシステムを採用しているので意外に困らなかったです。



戦闘システムは一人称視点のコマンドタイプ。但しターン制ではなく開始から終了まで各キャラ毎に入力順が回ってきます。つまり"常にウェイト設定のFF4"みたいな戦闘システムです。上述のとおり敵のHPが常に表示される仕様で戦略をたてるのに便利です。

全キャラAIによるオート戦闘を設定できる上に攻撃だけでなく呪文・アイテムの使用など細かく行動を設定できます

また、レベルUP時にHPもMPも全回復し、設定によっては上昇する能力値を自由に振り分けてキャラを成長させることができます。ちなみにワタクシはこういうの苦手なのでオートで能力値を振り分けるモードにしてました。

それからエンカウントはシンボルエンカウントのはずなのですが、フィールド上ではあるアイテムを使わないと(ちなみに一定時間だけ有効)エンカウントした瞬間に敵キャラが見えるのみ。なのにダンジョン内では、最初から見えているという不思議仕様。

シンボルエンカウントなのでマップ上を無駄に動き回らなくても戦闘シーンに移行でき、オート戦闘を設定しておけば勝手に戦闘も進行してくれます。これを利用すれば楽にレベル上げができ便利でした。

どんなストーリー?


ある日の晩、ファーレーン王国の首都ルディアがモンスターに襲撃された。モンスターは撃退されたものの、その混乱の最中に国王アスエルが殺害されてしまう。当時6歳であった王子セリオスは、16歳になって王位を継承するまでエルアスタの町で養育される事になった。そして10年後の王位継承日を約2ヶ月後に控えたある日の事、エルアスタの町がモンスターに襲われてしまう。何とか逃げ延びたセリオスは、モンスターを差し向けたのがファーレーンの摂政アクダムの仕業である事実を知る。セリオスは出会った仲間たちと共に、アクダムの野望を阻止するべく立ち上がる事を決意する(Wikipediaより引用)。

感想

本題に入る前にワタクシは今回の記事を書く少し前に初めてに本作を遊びました、今のところSFC版しか遊んでいないので他機種版との比較はできませんので悪しからず。

さて、ゲーム全体としてはなかなか面白かったです。さすが今なお続く人気シリーズの第1作目といったところでしょう。

各種の親切設計も嬉しくRPG初心者でも遊びやすいゲームだったと思います。このあたりは元々のゲームの良さが出ているんではないかと思っています。

またシステム面の親切さだけでなく”王子様の仇討物語”が大半を占めるストーリーが暗く重い話にならなかったことも遊びやすさにつながっていると思います。それにファンタジー世界に少しSFがにじんでくるストーリーもワタクシ好みでした。

ただ、頭の悪い”自称智将”モンスターのおバカな発言にパーティキャラがツッコミを入れる漫才のようなやり取りや主人公の許嫁のお姫様に降りかかる不幸が全然ドラマチックじゃないなど全体的にノリが軽いかな~と思ったところもありましたが・・・。

それから世界が魔物に支配されてるという設定のため、多くの城、町や村が魔物に占拠されてるというのは個人的に面白かったですね。

RPGにおいて町や村は”安全地帯”であることが常識化していますが、本作では町を解放するまでは町の中を魔物が徘徊しているのです。

これには意表をつかれたと同時に開発者は常識を覆す新しい試みをしたのだなぁと感心もしました。新しい町に辿り着いてもダンジョンに入り込んだかのような緊張感があって楽しかったです。

と、まぁここまで”親切、面白い”と褒めてきましたが、当然、”不親切””残念なところ”もありました。

まずはシンボルエンカウントなのにフィール上では敵が見えないってこと

予備知識のないまま遊び始めたので、初めのうちはフィールド上でじっとしていてもエンカウントすることが飲み込めなかったです。

まぁこれにはすぐに慣れるし、アイテムを使えば見えるのでそこまで大きな不満はないのですが、数少ないアイテム欄を圧迫する上、そもそも見えるメリットを感じなかったのでフィールド上では”ランダムエンカウント”なんだと思い込んでゲームしてました(笑)。

次に多くの町や村に宿屋的施設が存在してないこと

これこそもっとも不親切かつ意味不明な仕様でした。オーソドックスなRPGの場合、だいたいの町や村にHP&MPを全回復させる施設の存在があるのが常識で、冒険の拠点としてそれらを活用するもんですが、本作では違いました。

そもそも本作では金銭を払って宿泊する施設は存在せず、善意で宿泊をさせてくれる家があるのみです。すべての町や村にそれがあればお金の節約になって嬉しいのですが、ところがどっこい多くの町にそんな”善意ある人”はいないのです。

このため最もゲーム進行をしている場所から拠点がかけ離れたところになることも多く、非常に不便でした。移動の魔法を駆使すれば問題解決するのですが、他のRPGに慣れているせいか納得のいかない仕様でしたね。

また残念なところとしては攻撃魔法のメリットがあまりなかったことです。

本作はどのキャラもすべての武器・防具が装備できるようになってて、それは良いことなんですが、このおかげでレベルさえ上げれば終盤まで”物理攻撃一本でゴリ押し”できるんです。

しかもゲーム序盤で覚えられる攻撃魔法は威力も弱いのでほぼ使いませんでした。どうしても物理攻撃が通じない相手には攻撃すれば魔法効果を発揮する武器に持ち替えて殴れば解決できたので戦闘に戦略性もへったくれもありませんでした。

ちなみに終盤にはこの戦法がツラくなってくるので魔法もそれなりに使うことになりました。但し、稲妻で攻撃するイグナ5だけですが・・・。

1 ドラゴンスレーヤー 英雄伝説 SFC


グラフィックについてはOPやEDのグラフィックシーンは頑張っていますが、キャラクターやフィールドやダンジョンのマップのドットが粗くてスーファミの能力を活かしきったレベルではないと思います。

一方、BGMの質は高く非常に出来がよいと感じました。PC版や他機種版を遊んでないので比較はできませんが、BGMの再現度は高いのではないかと思います。



↑ラスボス戦です。ラスボスであってもHPを表示する親切心は他のRPGでは見られない有難さでした。

でも回復魔法をバンバン使ってくるのでこのHPでも容易には倒せません。そんな時は攻撃力UPの魔法インパスをしこたま重ねがけしてアタックすれば仕留められました。

ってラスボス戦もほぼゴリ押しだったのはワタクシの遊び方に問題あるのかな?

ドラゴンスレイヤー英雄伝説
エポック社
エポック社


2019年4月現在、SFC版に限らず『ドラゴンスレレイヤー英雄伝説』を安価で遊ぶ方法はなさそうですね。少し前まではWiiのバーチャルコンソールでPCエンジン版、メガドライブ版が配信されていたんですがね・・・・。

SFC版はAmazonでの価格もそこそこしますのでよっぽど遊びたい人以外にはオススメしませんが、ゲーム自体は悪くないのでどうにかして安価で遊べる方法を作ってほしいものです。

1994年にはメガドライブ版も発売されていますので、今年9月に発売予定のメガドライブミニに収録されたりすれば嬉しいのですが・・・。

レトロフリーク (レトロゲーム互換機) メガブラック ギアコンバーターセット
サイバーガジェット
サイバーガジェット


本作には元々どこでもセーブ&ロードや移動速度の調節といったレトロフリークの機能に似たシステムが備わっているので通常の互換機でも十分に遊べると思いますが、ワタクシはレベル上げの時に倍速モードを使って時間短縮をしてました。

これが結構、効率がよくて気が付けばレベルをアホみたいに上げてました。実はラスボス戦にはレベル70も要らないらしいです。


ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966)』~意外なウルトラマンとの類似点~

2019-04-11 20:37:46 | 映画系
『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966)』

1966年(昭和41年)7月31日に封切り公開した日米合作の特撮映画。監督は本多猪四郎さん、特技監督は円谷英二さん。前年に公開された怪獣映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』の姉妹編。元々は『フランケンシュタイン対地底怪獣』の続編として企画されたのですが、本多監督の「映画は1本1本独立したものが良い」という考えから独立した作品となったとのこと。登場怪獣はサンダ、ガイラ、大ダコ。上映時間は88分。

あらすじ


とある海難事故で生き残った船員は「仲間はフランケンシュタインみたいな怪物に喰われた」と証言した。フランケンシュタインを研究しているスチュワート博士は、一年前に死んだフランケンシュタインが復活したのではないかと問われるが、復活したとしても海にいたり人を襲う事はあり得ないと答える。 だが、その後もフランケンシュタインと思われる怪物の目撃情報は相次ぐ。スチュワートと助手のアケミは昨年フランケンシュタインが消えた富士山へ調査に向かう。その一方、横須賀で発見された体細胞の調査の結果フランケンシュタインと同一のものであることが判明。その直後、羽田空港に海のフランケンシュタインの怪獣”ガイラ”が出現。またしても犠牲者を出してしまう。 自衛隊は最新兵器メーサー殺獣光線車を使用したL作戦でガイラを追い詰めるが、そこにもう一体のフランケンシュタイン・山の怪獣”サンダ”が現れ、ガイラを助けて逃走。だが、良心を持つサンダと凶暴なガイラはやがて闘争を始めるのだった・・・。果たして二体のフランケンシュタインの怪獣の戦いの行方は?


感想

特撮ファンから人気の特撮映画というので鑑賞してみたのですが、ワタクシには合わなかったですね・・・・。

結構見どころの多い映画でもあるので場面場面では楽しめたんですが、”人を喰らう巨大人型怪獣”というのがどうも好きになれなかったです。

人を喰らう設定そのものが残酷ではありますが、人型の巨大怪獣がそれをやると”食事をする人間の根源的な残酷さ”を突き付けられているようでエグさが増すように感じるのです。ちなみにワタクシは同じ理由から人気漫画『進撃の巨人』が苦手だったりします。

それだけでなく、ネタバレになるので詳しくは書きませんが、サンダVSガイラの戦いの結末も無理矢理終わらせた印象があって好きになれないのです。

それはさておき、ワタクシの好きに慣れない要素を排除して俯瞰した時にある巨大ヒーロー番組に似ていると感じました。

その巨大ヒーローは”ウルトラマン”です。

『ウルトラマン』にはヒーロー・ウルトラマンVS怪獣の格闘バトルと空想科学兵器を扱う防衛組織の2つの要素があると思いますが、本作も善のサンダVS悪のガイラの格闘バトルメーサー殺獣光線車という空想科学兵器で戦う自衛隊が登場します。

劇中でサンダはヒーロー未満の扱いですが、役割はヒーローに近い存在なので両作品はよく似ていると思います。

ウルトラマンと本作はほぼ同時期に世に出ていますし、なによりどちらも円谷英二さんが関わっています。実は異母兄弟のような関係なのではと邪推しています。

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(プレビュー)


精緻なミニチュアや怪獣の造形など特撮の見どころはかなり多い作品になっていると思います。

特にサンダ&ガイラが人型をしているからこそできる軽快なアクションや格闘シーンはゴジラシリーズのアクションとは一線を画するものでかなり迫力があります。

手を自由に使えるアクションってこんなにアクションに幅を持たせられるのかって思いましたからね。

また防衛組織(自衛隊)がちゃんと活躍をする数少ない怪獣映画の一つであると思います。実在の兵器の再現度の高さも見所ですが、メーサー光線車のデザインや活躍は童心に帰って喜んでました

それだけに結末が物足りなかったですケドね。最後まで活躍させてやって欲しかったです。

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
本多猪四郎,馬淵薫
メーカー情報なし


フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ [東宝DVD名作セレクション]
本多猪四郎,伊福部昭,馬淵薫
東宝


キャスティングや役者さんたちの演技は悪くないのですが、いかんせん本作は特撮の面白さで引っ張る映画だと思うので人間ドラマに見所はあまりなかったですね。

そもそもストーリーもフランケンシュタインがなぜ2体に分裂したのか?冒頭の大タコはどこいっちゃったのか?などなどツッコミ所も満載で雑な印象もありました。

まぁ人間ドラマがなくても怪獣によるパニックや逃げまどう群衆といった”怪獣映画ならでは”のシーンには力が入ってるので「怪獣映画観たなぁ」って気分にはなりますよ。

東宝大怪獣シリーズ フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ サンダ 全高約240mm PVC製 塗装済み完成品 フィギュア 一部組み立て
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東宝大怪獣シリーズ フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ ガイラ 全高約220mm PVC製 塗装済み完成品 フィギュア 一部組み立て
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2体ともデザインが怖いんだよなぁ~。ゴジラにあるような愛嬌もないし、ただただ恐怖を感じます

サンダ&ガイラのデザインは『ウルトラマン』の登場怪獣のデザインで知られる成田亨さんが担当しています。こんなところにも『ウルトラマン』との類似点が!

本作と『ウルトラマン』とが異母兄弟のような関係というのもあながち間違ってないのかも?


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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『ドラえもん のび太の月面探査記(2019)』~最新作なのに懐かしい~

2019-04-09 20:57:58 | アニメ・特撮系
『ドラえもん のび太の月面探査記(2019)』

2019年3月1日公開の日本のアニメ映画で映画ドラえもんシリーズ通算第39作(アニメ第2作2期シリーズ第14作)。監督は八鍬新之介さん、 脚本を直木賞作家の辻村深月さんが担当したことも話題になりました。上映時間は111分。

あらすじ

月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう…。そこでドラえもんのひみつ道具<異説クラブメンバーズバッジ>を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことに。そこでのび太は偶然エスパルという不思議な力を持った子どもたちと出会う。すっかり仲良くなったドラえもんたちとエスパルの前に謎の宇宙船が現われる。エスパルはみんな捕えられ、ドラえもんたちを助けるためにルカも捕まってしまう!はたしてのび太たちはルカを助けることができるのか!?(公式HPより)

感想

『ドラえもん のび太の月面探査記』は面白かったですよ。

鑑賞前は”昭和世代”のワタクシが楽しめるのかどうか非常に不安だったんです。というのも声優交代以降のドラえもん映画っていくつか観てますが、過去の劇場作品のリメイク版(新〇〇ってつくアレです)以外で楽しめたことがないからです。

つまりワタクシが現役でドラえもんにどっぷりハマっていた頃の物語でないと楽しめたことがないってことなんです。

ところがどっこい、本作はちゃんと楽しませてくれました

新しいひみつ道具にワクワクして、のび太とルカの友情にうるっときて、ラスボスとの戦いではドキドキさせてくれましたよ。

なにより最後の一撃をのび太に任せるなんてわかってるじゃないか!のび太の特技の射撃がちゃんと活かさせるドラえもん映画観たかったんだよな~。

ストーリーも最初から最後まで破綻がないし、エピローグも過不足なく描いているし、大満足の映画でした。

まぁ、といってもそもそもがドラえもん映画なのでストーリーが子供っぽいのは言うまでもありません。大人が大人の感性のまま楽しめる映画ではありませんのであしからず。

それからお話が面白いっていうのはもちろんなんですが、ワタクシにとってはどこか懐かしい匂いのする作品でもありました。

というのも、本作はワタクシが幼少期に観てきた他のドラえもんの映画と似ている点があるからです。

例えば本作では予言が登場するのですが『のび太の大魔境』でも予言が登場します。またラスボスの正体が『のび太の海底鬼岩城』に、そして圧政に苦しむ惑星の登場と捕まった友達を助けに宇宙へ冒険に行くのは『のび太の宇宙小戦争』に似てるなどなどです。

ちなみにこの3つの作品すべてが原作者藤子F先生が存命時の作品です。しかも全部ワタクシのお気に入りな作品。昔の作品の方が詳しいワタクシにとってみたら、そりゃ懐かしい気持ちにもなるってもんでしょ?

結局は監督の八鍬さんも脚本を担当した辻村さんもワタクシとほぼ同世代で幼少期に観たドラえもん映画の影響を受けているってことなんでしょう。

だからって悪いとか手を抜いてるってことではなくて、藤子F先生が生み出したドラえもんの面白さとかこめられたメッセージとかを上手に再構成して本作を作り上げていると思います。

彼らはドラえもんを観て育った世代だから自然にこういうことできてしまうのかも?そう考えるとF先生からのメッセージという名のバトンが次の世代に受け継がれているんだなと感慨深くなりますね。

「映画ドラえもん のび太の月面探査記」予告2【2019年3月1日(金)公開】


さすがに作画は気合入ってましたね~。昭和時代とは大違いです・・・。普通の場面でもよく動くし、アクションシーンも満載で映像だけでも結構楽しかったですね。

作画で個人的に好きなのはエスパーぼうしを被ったのび太が敵の兵士に囲まれて場面ですね。ピンチのシーンなんですがドラえもんならではのドタバタと、ある意味最低なオチをあんなハイクオリティな作画でやるなんて才能の無駄遣いですよ(笑)

それからキャストですが、レギュラーの声優交代から10年以上も経過して演技に安定感があるし、そもそも話が面白いから”ドラえもんはのぶ代じゃなきゃ認めない”って人でも最後まで鑑賞できると思います。

そしてアニメ映画恒例の懸案事項である俳優の声優起用ですが、皆さん比較的、上手に演じてくれてたとは思います。特に悪玉ディアボロ役の吉田鋼太郎さんは素晴らしい演技力でした。悪玉こうでなくちゃ~という演技なので必見です。


小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」
藤子・F・ 不二雄,辻村深月
小学館
小説「映画ドラえもん のび太の月面探査記」 (小学館ジュニア文庫)
藤子・F・ 不二雄
小学館


映画が面白かったので小説も読んでみたいですね。単行本の方は結末が違うらしい?のですごく興味を惹かれます。

それにしても辻村深月さんの脚本はよかったので次作も脚本で関わってほしいですね~

ドラえもん映画なのでオッサンが一人で劇場鑑賞するのは敷居が高かったんですが、個人的には観てよかったと思える映画でした。子供の頃に観たドラえもん映画に再会したいという四十路の方々にはオススメです。


ということで今回は以上です。次回、乞うご期待!!

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レトロゲーム探訪#6『悪魔城伝説(1989)』

2019-04-07 20:28:03 | ゲーム系
『悪魔城伝説(1989)』

どんなゲーム?

コナミから1989年12月22日に発売されたファミコン用ソフトのアクションゲームです。悪魔城ドラキュラシリーズのファミコンでの3作目で前2作はファミコンのディスクシステム専用のソフトでしたが、本作は初のファミコン本体用カセットとなりました。ステージクリア型のサイドビューアクションは前2作と変わらずですが、本作ではパートナーを連れて行けるシステムを採用しています。ゲームの途中やルートによって3人のパートナーキャラと出会いプレイヤーの判断で一人を選択してコンビを組むことになります。プレイ中に切り替えができますが、主人公ラルフとパートナーキャラのライフゲージは共有となっています。ちなみに本作は2000年代に入って移植も行われ、2014年4月16日からはWii Uのバーチャルコンソールにて配信中です。


↑基本の画面です。画像右上にパートナーキャラの顔が表示されています。今回の記事を書くために遊び直しましたが、パートナーキャラは初心者向けのグラントにしました。

ストーリーは?


15世紀ヨーロッパ、ワラキアの領主ヴラド・ツェペシュ公=ドラキュラ公は古の魔法や暗黒邪神の力を借りて魔界から魔物を召還し、ワラキア全土を殺戮と暗黒の地へと変えていった。そんなドラキュラ公に対し反発する住民たちは戦いを挑むが、ある者は串刺し刑になり、ある者は化け物の姿に変えられた。ワラキアきっての身軽な男グラント・ダナスティもその1人だった。

ドラキュラ公は絶大な力のため自らの身体と魂を悪魔に捧げ、息子のアドリアン・ファーレンハイツ・ツェペシュにも悪魔との契約を強要した。アドリアンは悪魔に魂を売った父に反発し戦いを決意、アルカードと名を変え、戦う同士を探そうと地下に潜伏した。

送った討伐隊がドラキュラ討伐にことごとく失敗すると東方正教会は、裏の世界に生きるヴァンパイア・ハンター達にドラキュラ討伐を依頼することを決意。ヴァンパイア・ハンターの僧侶サイファ・ヴェルナンデスに依頼するも、サイファもまた帰還することはなかった。

ここにきて正教会はついに忌まわしき者達との戦う一族であるベルモンド家にドラキュラ討伐を依頼することとなった。そうしてその若者ラルフ・C・ベルモンドは、ワラキアへドラキュラ討伐に向かった。シモン・ベルモンドの時代をさかのぼること100余年、人間とドラキュラの戦いはここから始まった。


感想

Aボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃、十字キー上を押しながらBボタンでサブウェポン攻撃というシンプルな操作ながら実に奥の深いゲームだと思います。

なぜなら計算しつくされたステージの構造、初見殺しなボス、ステージ分岐というステージに関する要素とパートナー制という操作キャラの要素によって何度でも遊べるゲームに設計されているからだと思います。

特にパートナー制はマルチエンディングに影響(4つのエンディングが有る)するだけではなく、キャラごとの特徴によって同じステージでも難易度が大きく変化します。

例えばパートナーキャラのグラントは高いジャンプ力、基本攻撃がナイフ投げ、壁や天井に張り付いて移動ができるなど破格の性能が与えられており、シリーズ初心者でもゲームクリアできるようになっています。

また仲間を加えずラルフ単独でもゲームを進められるようになっているので、初心者には初心者なりの、または上級者は上級者なりの遊び方ができるようになっています。

こういう幅の広い遊び方こそ本作が名作と言われる所以なのでしょうね。

それからグラフィックも当時としてはかなり質が高く魅力的です。その好例がオープニングだと思います。

悪魔城伝説OP オープニング


映画のフィルムが流れるようなグラフィックシーンもカッコよくて初めて見た時はシビレましたね~。

そしてこれには絶対触れておきたいのがBGMもまた非常にクオリティが高く素晴らしいことです。

本作はコナミが開発した特殊チップをカートリッジ内に埋め込んでいるためにファミコンとしては抜群の音質を誇っています。またゴシックホラーという世界観にマッチしたメロディは素晴らしく高い評価を得ています。

Akumajou Densetsu Soundtrack


通常のファミコンサウンドを知っている人でないと本作の音質の凄さはわからないかもしれませんが、個人的には今でも通用するレベルだと思っています。ワタクシはどの曲も好きですが、特に9面のBGM”Riddle”が特にお気に入りですね~。

ちなみにコナミさんは音楽によっぽどの自信があったとみえて、ゲームの説明書にサウンドモードの裏ワザを書いてあるくらいでしたからね(タイトルのメニュー選択画面でAボタンとBボタンを押しながらスタート)。

さて、上にも書きましたが、今回の遊び直しでグラントをパートナーに選びました。衰えたゲーム力(げーむちから)ではその破格の性能がないとゲームを進められないと思ったからです。



怪物に変えられたグラントを倒すことによって人間に戻った彼を仲間に加えられますが、プレイヤーの判断で断ってもOK。難易度を設定するのは自分というワケです。

あるときは遠くにいる敵をナイフを投げて撃退し、あるときは壁に張り付いて正規でないルートからステージを進むなどなど。グラントのおかげでかなり楽に攻略できたと思います。

というかステージ攻略を急いだこともあって、グラント加入後はほぼグラントしか使ってなかったですね・・・。

それから楽をするだけでなくグラントでなければいけないエリアに隠しアイテムが配置されてあったりして、通常のステージ攻略とは違った楽しさもあって「ここまで考えていたのか?」と開発者に頭が下がりました。

そしていよいよラスボス戦。さすがにグラントのままで楽をするのも忍びないのでラスボスだけは主人公ラルフで挑むことにしました。

ラスボスの第1、2形態にはなんとか勝てるのですが、小学生時代に苦戦したことのない第3形態(最終形態)に大苦戦!散々やってようやく倒すことができました。



↑ラスボスからの単調なリズムで発射してくるビーム(?)を避けつつ、浮かぶ床を利用して弱点の頭を攻撃することになります。

久しぶりにやると上手く頭に攻撃があたらないし、床の穴に落っこちるし全然ダメでした。まぁ単純にラルフの操作感覚を取り戻してなかっただけなんでしょうケドね。



およそ30年ぶりのエンディングには感動しました。レトロフリークの機能を使ってもダメかな?と思った場面もありましたからね~。

悪魔城伝説 [WiiUで遊べるファミリーコンピュータソフト][オンラインコード]
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WiiUのバーチャルコンソール版が一番入手しやすいようですね。ゲームバランス良し、グラフィック良し、BGM良しの三拍子そろったゲームなので今でも十分に楽しめると思います。オススメのレトロゲームですよ。

ところでワタクシにとって本作は小学生時代のクリスマスプレゼントだったので非常に思い出深いゲームなんですよ。あんまりゲームを買ってもらえない家庭に育ったので本作を何度も繰り返して遊んでました。

グラントとのコンビ、サイファとのコンビでのクリアしたのですが、どうしてもアルカードとのコンビ、ラルフ一人旅はクリアできなかったですね~。遊べば遊ぶほど上手くなるゲームでもあったので諦めなければいずれクリアはできたかもしれませんがね・・・。

今回の遊び直しでは時間がなかったものの、そんな懐かしい思い出とともにプレイできてとてもよかったです。でもしばらくファミコンのアクションはこりごりですけどね。


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ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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雑談記事 エアロバイクとゲームとワタクシ 他

2019-04-06 18:25:24 | その他・日常・たわごと
久しぶりに二日もブログを休んじゃいました・・・。

4月から新しい年度に入ったことでワタクシの生活リズムが変わりました。それでもできるだけ更新しようとは思っているんですが、思うようにいかない状況です。

新しい生活リズムに慣れるまでは更新頻度が下がってしまうかとは思いますが、変わらずお付き合いいただけたら幸いです。

さてさて、今回は久しぶりに雑談記事でも書いていきましょう。

①エアロバイクとゲームとワタクシ




ワタクシも四十路を過ぎてしまい運動不足、中年太りが深刻になってまいりました。時間をとって運動しなければって思うこともしばしばありました。

ところがそんな時に限って遊びたいゲームがいっぱいあるワケですよ。特にスパロボTはなかなか時間がとれず思うように進んでいません。

そんなときワタクシの脳にリトル・ヴァニラ☆エースが語りかけてきたのです。

リトル・ヴァニラ☆エース「エアロバイクしながらならスパロボできるんじゃね?」と。


↑リトル・ヴァニラ☆エース

というワケで早速、実践してみました。するとこれが結構、しっくりくるんです。

スパロボのようなボタン操作の激しくないゲームだと足を動かしながらでも普段と変わらずプレイできました。

しかもゲームに集中していれば時間を忘れてこぎ続けられるのが大きかったですね。

まだ休息を挟んでも1時間ほどしかこげませんが、無理するより継続するほうが大切と思いますので出来るだけ毎日運動しながらスパロボTプレイしていきたいと思っています。

この方法でダイエット効果もでれば続報を書きたいと思います。ちなみにワタクシの現在の体重は75㎏です。


②ドラクエ5をもう一度遊びます

先日、映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の予告とキャストの発表がありましたね~。

本題に入る前に簡単におさらいしましょう。

『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』とは国民的RPG「ドラゴンクエスト」からシリーズのなかでも根強い人気がある『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』のストーリーを原案に、山崎貴さんがが総監督・脚本を務めるフル3DCGアニメーション映画です。監修には堀井雄二さん、音楽がすぎやまこういちさんとゲーム版の重要人物も参加。公開日は8月2日(金)の予定です。

キャスト
リュカ:佐藤健
ビアンカ:有村架純
フローラ:波瑠
ヘンリー:坂口健太郎
パパス:山田孝之

他ケンドーコバヤシ、安田顕、古田新太、松尾スズキ、山寺宏一、井浦新、賀来千香子、吉田鋼太郎


「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」予告①


キャラデザインが鳥山明先生ではないんですね。これは正直、違和感あります。ただ、それ以外の映像はなかなかいいと思いますね。

それにキャストはほぼ俳優さんです。それが悪いワケではないのですが、”声優”としてあまりにも力量のない役者さんだと映画の評判そのものに響いてくるかもしれませんね。

まぁそれでも絶対、観に行きますけどね。観たらこのブログで感想も書いていきますのでどうかよろしくお願いします。

さて、本題なんですが、スーファミ版のドラクエ5を遊びなおすことにしました。

まずは映画の予習として、そしてここ最近ドラクエの偉大さを改めて感じたからです。

最近、レトロゲームのRPGで遊んでいて、どこかしら物足りなく感じることが多かったのがきっかけでした。

例えば、プレイヤーにストーリーを追わせたいがために町人や村人との会話が事務的で実際に彼らが生きてる感じが薄かったり、物理攻撃だけでも戦闘が乗り切れてしまう薄い戦略性などなど・・・・。

一見クセのない味付けになっているのでドラクエだけプレイしていたら気づかないんですが、ドラクエシリーズはストーリーや世界観、音楽、ゲームバランスにいたるまで心を配ってあり他のRPGを遊ぶとその素晴らしさに感じ入ってしまいます。

それに映画の原案でもあり、シリーズの中でワタクシが特にストーリーを気に入っているのがドラクエ5なので今回選んだのです。

今後、進捗状況などはTwitterにて報告しつつ、クリアしたらレトロゲーム探訪のコーナーで感想記事書いていく予定にしてます。


③最近、気になる映画が多い


最近、映画ファンをざわつかせたニュースといえば「TOHOシネマズの料金値上げ」だと思います。

今年の6/1より一般料金¥1800が¥1900への値上がりするとのこと。たかが¥100されど¥100です

TOHOシネマズの言い分としては「アルバイト人件費を中心とした運営コストの上昇や各種設備投資への負担増により、企業努力だけではこれらの吸収は極めて困難であると判断し、鑑賞料金を改定させていただきます」とのこと。

そりゃわかるんですが、元々映画代ってバカ高いイメージなのに、さらに高くなると逆効果なんじゃないかって気もするんですよね・・・。

ワタクシの一番身近な映画館がTOHOシネマズ岡南なので(といっても車で40分)このニュースはかなり衝撃でした。

それはさておき、ここ最近気になる映画が多いですね。

まず、『映画 ドラえもん のび太の月面探査記』

「映画ドラえもん のび太の月面探査記」予告2【2019年3月1日(金)公開】


完全にノーマークだったのですが、評判が良いようなので観たくなりました。すでい公開1カ月すぎたので早くいかないとマズいですね。

次に『ダンボ』

「ダンボ」日本版予告編


ティムバートン監督作品ですから、ずっと気になっていました。

さらに『シャザム』

映画『シャザム!』60秒予告【HD】2019年4月19日(金)公開


最近まで興味なかったんですが、この予告編を観て急に行きたくなりました。突然誰かにヒーローの力をもらっちゃう設定とか昔の海外ドラマ『アメリカン・ヒーロー』を思い出します。

そして『バースデー・ワンダーランド』

映画『バースデー・ワンダーランド』90秒予告【HD】2019年4月26日(金)公開


以前、ブログでも取り上げたことのある原恵一監督最新作です。4月映画のメインと考えています。

これできれば全部観に行きたいところなんですがね~。時間とお金がなぁ~。観た映画の感想はまたブログで書いていくと思いますのでよろしくお願いします。


おまけ


「アメリカン・ヒーロー」


1981年から1983年まで放送されたアメリカのドラマです。ひょんなことからスーパーヒーローとなった平凡な男の活躍と騒動を描く特撮コメディです。昔過ぎて内容を全然覚えてませんが、面白かった記憶だけはあります。もじゃもじゃ頭と全身タイツ、胸の「中」のマークが笑えます。


ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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レトロゲーム探訪#5『オリュンポスの戦い -愛の伝説-(1988)』

2019-04-03 22:16:07 | ゲーム系
『オリュンポスの戦い -愛の伝説-(1988)』

どんなゲーム?


1988年3月28日にイマジニアより発売されたファミコンゲーム。ギリシャ神話をモチーフにしたサイドビューのアクションRPGです。主人公にはオルフェウス、ヒロインにはヘレネと名前が設定されているもののゲーム開始時に任意で名前をつけることになります。但し、4文字で・・・(主人公の名前は入らんやん!!)


↑ご覧のような画面が基本のゲーム画面になります。主人公の武器を振るモーションがまんまリンクの冒険だったりします。大らかな時代だったんですね~。

ちなみに1988年のゲームですがワタクシは先日、本作を購入してプレイしました。名前は上記のような理由で主人公をカイン、ヒロインをローザにいたしました(元ネタはFF4ですよ)。

ストーリーは?


遥か遠い昔、「アルカディア」には永遠の愛を誓った「アルカディア」いち美しい娘ヘレネと、優しく逞しい若者オルフェウスが住んいた。ある日、ヘレネは毒蛇の牙にかかり命を失ってしまう。ひどく悲しむオルフェウスに愛の女神アフロディーテの声が聞こえてきた。ヘレネはタルタロスの神ハデスの后にするためにヘレネの魂を奪い去ったこと。そしてヘレネを救いたいならタルタロスへの道しるべとなる3人のニンフを探し出せと伝えてきたのだった。オルフェウスはヘレネを救うべく冒険の旅へと出たのだった。

感想


一応クリアしましたが超難しいゲームでした。

というのも、しゃがみ攻撃でもダメージを与えられない敵がいるわ、敵の動きが読みづらく仕留めるどころかダメージを連続でくらうわ、被ダメージ時のノックバックが大きくて穴に落っこちちゃうわでゲームが全然進まない!!

しかもこの上、謎解きもしなきゃならないんです。

久しぶりに”容赦なく心を折りに来るレトロゲームの洗礼”を浴びてしまいました。おそらく小・中学生以来の経験でしたよ。難関ゲームに食らいついていた懐かしくも苦い思い出が甦ります。

だからって、このまま終わるのもなんだか悔しいので、どうにかしてクリアしたいワタクシは本作には経験値がないことに目をつけ無理にザコと戦わずスルーすることにしました。

おかげでスルースキルだけは上達しました。でも、それでも厳しいんです。敵をスルーしても別の敵に攻撃されたり穴に落ちたり、何度も「キ~!」ってなりました

もうこうなったらワタクシも意地ですよ。伝家の宝刀”レトロフリーク”のクイックセーブ&ロードを利用し”敵をスルーして安全地帯に着いたらセーブ”を繰り返してなんとかゲームを進行させました。

それからアクションだけに集中するために謎解きは攻略サイトを参考にしました。で、ようやくクリアまでこぎつけました。

正直、かなりしんどかったです。そしてあまりに姑息な手を使い純粋にゲームを楽しめなかったことが悔しいですね。”ずるいのが大人の特権”とはいえ、これはさすがに反省しました

なんだか難しいってことばかりになってしまいましたね。それ以外のことにも触れておきましょう。

まず、BGMが豊富で曲も良いこと。エリアごとにちゃんとBGMが違うのもなかなかですが、どの曲も印象深かったです。



特に好きなのがスタート地点のアルカディアの曲(動画4:00~)ですね~。途中で曲調が変わるところがすごくいいですね。

それから神殿のBGMが嘉門達夫の「チャラリ~鼻から牛乳♪」でお馴染みの『トッカータとフーガニ短調』でした。いいアレンジで素晴らしいんですが、嘉門達夫の声が聞こえてくるようで笑えました。

次に、この時代にしてはグラフィックに力が入っていること

特にヒロインが登場するイベントシーンは特別なグラフィックが表示されるので大きな見所といえるでしょう。


↑これはヒロインを救った時のシーンですが、ファミコンにしては気合が入っています。

そうそう、ラスボスの演出も凝っていてよかったですね。


↑ラスボスは姿が見えないので水面に映った影を見て戦うことになるのです。遊ぶ側としては厳しい戦いになるのでシンドイのですが、これは素直にカッコイイと思いました。ちなみにある程度ダメージ与えたら実体を表すのでご安心を。

と、このようにBGMやグラフィックだけみると結構、魅力的なゲームだったりするんですケドね。アクションの難易度をもう少し下げて欲しかったなぁ~。

オリュンポスの戦い
イマジニア
イマジニア


他機種への移植はされてませんので遊びたいならファミコン版で遊ぶしかありません。中古市場でもそこそこの値段がついていますし、あまりに難しいのでオススメはしませんが・・・。

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サイバーガジェット
サイバーガジェット


いろいろ書きましたが、本作の難易度の高さにゲームに必死に食らいついていた子供時代を思い出すこともできたのでなんだかんだで楽しかったです。ただ、しばらくファミコンのアクションゲームはこりごりですが・・・。


ということで今回はここまで、次回乞うご期待!

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『怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967)』~ミニラのデビュー作~

2019-04-02 20:53:53 | 映画系
『怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967)』

1967年(昭和42年)12月16日に公開されたゴジラシリーズの第8作でゴジラの息子”ミニラ”の初登場作品です。本編は福田純監督、特撮は有川貞昌監督。本編ではグアム島ロケが敢行されて話題になったとのことです。登場怪獣はゴジラ、ミニラ、カマキラス、クモンガ。上映時間は86分。

あらすじ


南太平洋に浮かぶ孤島ゾルゲル島では将来の食糧難対策として楠見博士ら国連の科学者チームによって気象コントロール実験”シャーベット計画”が進められていた。そして開始された実験は謎の妨害電波により失敗。島は異常高温に見舞われ、生息していた大カマキリが怪獣カマキラスへと変貌した。そして謎の妨害電波の発生源だった巨大な卵の中からゴジラの赤ん坊・ミニラが孵化するのだった。カマキラスに襲われるミニラの叫びに駆けつけた親ゴジラはカマキラスを撃退するが、実験所は壊滅。島内の洞窟に避難した楠見博士たちにはさらに熱病に、カマキラスに、そして巨大グモ・クモンガに襲われる運命が待っていた。楠見博士は島からの脱出のため再度、実験を行おうとするが・・・・。一方、ミニラの教育に奮闘するゴジラ。そんななかミニラがクモンガに襲われてしまう。ミニラは覚えたての放射火炎で立ち向かうが・・・・。果たして楠見博士ら一行とミニラの運命はいかに?

感想


なかなか面白い映画でした。

物語は楠見博士たちの話とミニラの話で基本的に別々で進行していくのですが、最終的に実験チームの危機とミニラの危機がリンクする作りが上手いです。観ている方は楠見博士たちとミニラの2つの視点で感情移入できて最後までハラハラドキドキできます。

また人間ドラマ、怪獣特撮それぞれに見所が多くて、非常に楽しかったです。

登場人物では実験一筋で頭の固い楠見博士をはじめ、島の環境に馴染めず嫌気がさしてるメンバー、実験を嗅ぎ付けて押しかけメンバーになったジャーナリスト、島の洞窟に暮らす美女のヒロインなど個性が豊かで、彼らが危機を乗り越えることで一つにまとまっていく展開はまさに王道でした。

それから怪獣特撮では怪獣バトルの他に、いつもは人間の文明を壊してばっかりのゴジラが何かを積極的に守る姿腕白で甘えん坊なミニラがとても新鮮で楽しかったです。

特にミニラがすごくカワイイ。顔はお世辞にもカワイイとは言えないのですが、やんちゃで人間っぽい姿を観ているうちにだんだん愛おしくなってきます。怪獣映画なのにほっこりとした気分にさせてくれました。だからこそクモンガに襲われた時は本気で心配しちゃいましたよ。

まぁ今の時代から観ればいろいろとツッコミ所やちゃちな部分もあるんですが、それを忘れさせてくれる物語と特撮でした。

【公式】「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」予告 ミニラが初登場するゴジラシリーズの第8作目。


予告が結構ハッチャケてますね。予告だけ観るとコメディにも思えてしまいますが、本編はそれなりにシリアスです。まぁこの時代くらいからゴジラも本格的に”子供向け”にシフトしているので重苦しい映画というワケでもありませんがね。

それからコミカルで親しみやすい造形のゴジラ親子に対し、カマキラス、クモンガの悪役怪獣の造形はリアルで気持ち悪いものになっています。

このヘンも子供にどちら側に感情移入すればいいのか、わかりやすくするためにわざとやっているのでしょう。

それにしても悪役怪獣はスーツアクターがいないのによく動きます。そのおかげでゴジラとの対決シーンが非常に迫力があるものに仕上がっています。

また、古臭さ全開の機械の造形も味があって結構好きです。レトロ好きのワタクシはオープンリールのコンピューターとかに”未来”を感じていた時代があったんだなぁと目を細めてしまいます。

【メーカー特典あり】怪獣島の決戦 ゴジラの息子 東宝DVD名作セレクション(「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」特製ロゴステッカー付)
高島忠夫,前田美波里,久保明
東宝


ヒロイン役の前田美波里さんがめちゃベッピンさんでした。ワタクシは世代的に前田さんの若いころを知りませんから結構衝撃でした。

それにしても前田さんが演じるサエコなんですが、すごい投擲力を持っています。ある意味これも見所の一つです。

MM ミニラ2005
バンダイ(BANDAI)
バンダイ(BANDAI)


本作でデビューを飾ったミニラですが、この後、『怪獣総進撃』(1968)、『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』(1969)に出演後、長らく出番がなく『ゴジラ FINAL WARS』(2004)が今のところの最終出演となっています。

”ゴジラの息子”といえばミニラが思い浮かぶのでこんなに出演が少ないとは驚きでした。

ところでミニラの顔ってブサイクですよね~。びっくりしたオッサンみたいな顔してません?子供のクセにオッサン顔なんだよな~コイツ。

そういえば、平成ゴジラシリーズでもミニラ的ポジションの怪獣は登場するようなんですが、ミニラの反省を踏まえてデザインされてるらしいんですよね。

S.H.MonsterArts リトルゴジラ&結晶体セット
バンダイ
バンダイ

↑1994年の『ゴジラvsスペースゴジラ』に登場したリトルゴジラです。確かにミニラよりはカワイイですね。でもな~んかコレジャナイあざとさを感じてしまうんだよなぁ~。

やっぱりブサイクだけどミニラが一番好きなワタクシです。

ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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