メカンダーロボ:第28話 振りむくな!ジミー・オリオン
-あらすじ-
パナマ運河にあるコンギスターの前線基地を奇襲攻撃して、空中要塞都市との決戦前に戦力を削ぐ作戦に出る防衛軍。ジミーたちもこれに参加。見事にパナマ運河の敵基地攻撃に成功する。一方オズメルは基地全滅の報告を受け、メカ火焔龍を後方で待機するキングダイヤモンドにむけて出撃させた。大部隊を前に苦戦を強いられるキングダイヤモンド、引き返すジミーたちだったが、ジミーのメカインコに目をつけたオズメルがメカインコを操ってジミーに催眠術(だと思う)をかけ、メカンダープレーンが危く海に墜ちてしまうところを小次郎によって救われ、なんとかキングダイヤモンドへ帰還、メカンダーロボに合体!メカ火焔龍を撃破!ついで現れた空中要塞都市と敵の大機動部隊もメカインコによる助言を得て、撃退するのだった。
-感想-
作画が・・・・・。つかいまわしが・・・・。
話そのものは悪くないのですが、いかんせん上記の理由からアニメとして質の高いエピソードではありませんね。
それに話もつっこみどころが多くて・・・・。
というか2、3話分くらい費やしてもいいところを無理やり圧縮しているような印象でした。
というのも、冒頭でのメデューサの最期を思い出すジミー、なぐさめるミカが思い出す亡き母のこと。さらにそれをなぐさめるメカインコ。
メカインコを利用するオズメル。
メカ火焔竜との戦いと空中要塞都市との戦い。
一つでも十分ドラマになりそうなのにすごく詰め込まれています。
ちょっともったいないですね~。
そのおかげでメカインコが突然でてきて、しかもいきなり重要なポジションにいるという不自然な展開。
こういうのってやっぱり積み重ねていかないと重みがでないんですけどね~。
なんだか惜しい一話でした。
☆今回の見所、つっこみ所☆
見所かぁ・・・・。
作画では最悪の部類に入るし、シーンの使いまわしも多いので一体ドコになるのか非常に悩みましたが、今回は母の形見である”メカインコ”に注目したエピソードでもあるので”メカインコ”の登場シーンが見所といえるでしょう。
メカインコは文字通り機械のインコですが、劇中ではメデューサがガニメデの女王に戻ったときでも違和感なく関わっているのでメデューサの改造前から傍にいたと推測できます。
メデューサ亡き後、ジミーに引き取られますが、”インコ”の特性のためか以後はメデューサの声で話すようになります。
そのためそれをオズメルに利用されてしまうんですが・・・・。
そして空中要塞都市との対決でメカインコの適切な助言が決め手となり撃退するのですが、ジミーはその時「ありがとうお母さん」とメカインコに語りかけるのです。
もちろん、メカインコそのものに言っているのではなく、メカインコにそれをインプットした母そのものへの礼なのですが、このシーンを見ると母と同じ声をもつメカインコを通じてジミーは母との失われた時間を取戻しているかのようでした。
一度もお互いに声を交わすことも、触れ合うこともできなかった母を思うジミーの心情が今までで一番表されたエピソードだったと思います。
だからこそ、今回の詰め込み具合が許せなかったりします。
続いてつっこみは山ほどあります。
まず、冒頭メデューサの墓の前にたたずむジミーをなぐさめるミカ。ミカも幼い時に母を目の前で失う悲しい経験をしています。そしてそれをなぐさめるメカインコ。若干唐突なんですが、ここまではいいんです。
でもね、メカインコの声がなんの前触れもなく声が”メデューサ”になっています・・・・。
今まではフォーククルセイダーズの『帰ってきたヨッパライ』みたいな声だったのに・・・。
まぁ、インコだからねぇ・・・。
中盤でオズメルに操られたメカインコが催眠術?(劇中ではちゃんと言及されてないので勝手にそう解釈します)をジミーにかけるところ。
催眠術下のジミーの見た幻影が作画のせいか笑える。
花畑で母を追うジミー、結構大事なシーンだと思うのだが・・・。
序盤の回想に出てきたメデューサとのギャップもまた激しく見てるコッチが悲しくなりました。
それから催眠術を解く小次郎の行動。
正気を失った人の頬をはたいて正気に返すシーンとかよく見かけますが、お互い戦闘機の中だから小次郎は機銃をキャノピーに向かって撃ちまくります。
かするぐらいの微妙なところを狙って撃ってるのでヒビが入ったくらいですが、危なすぎます・・・・。
別の方法なかったんでしょうか?強制的に合体してコントロールを奪ってから、ジミーを殴るとか?
ジミーが自ら催眠術を解くなんてシーンも見たかったかも?
余談ですが、このシーンを見てて『マクロスプラス』を少し思い出しました。
コッチが自分で催眠術を解きますが・・・・。
最期に作画面でのつっこみ。
もともと作画レベルが低いというのも十分につっこみに値しますが、それよりも使いまわしがひどい。
一番ひどいのは火焔龍との戦闘シーンは過去のものを丸々使ってます。
戦闘の展開から、決着までコクピット内の描写を省いているだけ・・・。
まぁ苦しい台所事情を知っていれば許せなくもないんですけどね・・・。
あ、忘れるところだった。
細かいことですが、オズメルが火焔龍ではなく火焔”獣”と言っていました。
次回から怒涛の総集編が始まります。
最終決戦を描くために約2ヶ月間総集編を放送し続けるのですが、これもスポンサー倒産による影響と思われます。
元々は数話かけて描いたりするつもりだったものを最終エピソードの前に”メカインコのポジション”、”ジミーの心情”など物語で描いておかないといけない最低限の要素を詰め込んだのが、今回だったのではないかと勝手に思っているワタクシでありました・・・・。
ところで、冒頭のミカの回想シーンのキャラの画が『ペリーヌ物語』っぽいです。
どうでもいいでですか?すんません・・・・。
フォーククルセイダーズって?帰ってきたヨッパライって?人のためにyoutubeから借りてきましたよ~。
帰ってきたヨッパライ フォーククルセイダーズ
今聞いてもおもしれぇなぁ。
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-あらすじ-
パナマ運河にあるコンギスターの前線基地を奇襲攻撃して、空中要塞都市との決戦前に戦力を削ぐ作戦に出る防衛軍。ジミーたちもこれに参加。見事にパナマ運河の敵基地攻撃に成功する。一方オズメルは基地全滅の報告を受け、メカ火焔龍を後方で待機するキングダイヤモンドにむけて出撃させた。大部隊を前に苦戦を強いられるキングダイヤモンド、引き返すジミーたちだったが、ジミーのメカインコに目をつけたオズメルがメカインコを操ってジミーに催眠術(だと思う)をかけ、メカンダープレーンが危く海に墜ちてしまうところを小次郎によって救われ、なんとかキングダイヤモンドへ帰還、メカンダーロボに合体!メカ火焔龍を撃破!ついで現れた空中要塞都市と敵の大機動部隊もメカインコによる助言を得て、撃退するのだった。
-感想-
作画が・・・・・。つかいまわしが・・・・。
話そのものは悪くないのですが、いかんせん上記の理由からアニメとして質の高いエピソードではありませんね。
それに話もつっこみどころが多くて・・・・。
というか2、3話分くらい費やしてもいいところを無理やり圧縮しているような印象でした。
というのも、冒頭でのメデューサの最期を思い出すジミー、なぐさめるミカが思い出す亡き母のこと。さらにそれをなぐさめるメカインコ。
メカインコを利用するオズメル。
メカ火焔竜との戦いと空中要塞都市との戦い。
一つでも十分ドラマになりそうなのにすごく詰め込まれています。
ちょっともったいないですね~。
そのおかげでメカインコが突然でてきて、しかもいきなり重要なポジションにいるという不自然な展開。
こういうのってやっぱり積み重ねていかないと重みがでないんですけどね~。
なんだか惜しい一話でした。
☆今回の見所、つっこみ所☆
見所かぁ・・・・。
作画では最悪の部類に入るし、シーンの使いまわしも多いので一体ドコになるのか非常に悩みましたが、今回は母の形見である”メカインコ”に注目したエピソードでもあるので”メカインコ”の登場シーンが見所といえるでしょう。
メカインコは文字通り機械のインコですが、劇中ではメデューサがガニメデの女王に戻ったときでも違和感なく関わっているのでメデューサの改造前から傍にいたと推測できます。
メデューサ亡き後、ジミーに引き取られますが、”インコ”の特性のためか以後はメデューサの声で話すようになります。
そのためそれをオズメルに利用されてしまうんですが・・・・。
そして空中要塞都市との対決でメカインコの適切な助言が決め手となり撃退するのですが、ジミーはその時「ありがとうお母さん」とメカインコに語りかけるのです。
もちろん、メカインコそのものに言っているのではなく、メカインコにそれをインプットした母そのものへの礼なのですが、このシーンを見ると母と同じ声をもつメカインコを通じてジミーは母との失われた時間を取戻しているかのようでした。
一度もお互いに声を交わすことも、触れ合うこともできなかった母を思うジミーの心情が今までで一番表されたエピソードだったと思います。
だからこそ、今回の詰め込み具合が許せなかったりします。
続いてつっこみは山ほどあります。
まず、冒頭メデューサの墓の前にたたずむジミーをなぐさめるミカ。ミカも幼い時に母を目の前で失う悲しい経験をしています。そしてそれをなぐさめるメカインコ。若干唐突なんですが、ここまではいいんです。
でもね、メカインコの声がなんの前触れもなく声が”メデューサ”になっています・・・・。
今まではフォーククルセイダーズの『帰ってきたヨッパライ』みたいな声だったのに・・・。
まぁ、インコだからねぇ・・・。
中盤でオズメルに操られたメカインコが催眠術?(劇中ではちゃんと言及されてないので勝手にそう解釈します)をジミーにかけるところ。
催眠術下のジミーの見た幻影が作画のせいか笑える。
花畑で母を追うジミー、結構大事なシーンだと思うのだが・・・。
序盤の回想に出てきたメデューサとのギャップもまた激しく見てるコッチが悲しくなりました。
それから催眠術を解く小次郎の行動。
正気を失った人の頬をはたいて正気に返すシーンとかよく見かけますが、お互い戦闘機の中だから小次郎は機銃をキャノピーに向かって撃ちまくります。
かするぐらいの微妙なところを狙って撃ってるのでヒビが入ったくらいですが、危なすぎます・・・・。
別の方法なかったんでしょうか?強制的に合体してコントロールを奪ってから、ジミーを殴るとか?
ジミーが自ら催眠術を解くなんてシーンも見たかったかも?
余談ですが、このシーンを見てて『マクロスプラス』を少し思い出しました。
コッチが自分で催眠術を解きますが・・・・。
最期に作画面でのつっこみ。
もともと作画レベルが低いというのも十分につっこみに値しますが、それよりも使いまわしがひどい。
一番ひどいのは火焔龍との戦闘シーンは過去のものを丸々使ってます。
戦闘の展開から、決着までコクピット内の描写を省いているだけ・・・。
まぁ苦しい台所事情を知っていれば許せなくもないんですけどね・・・。
あ、忘れるところだった。
細かいことですが、オズメルが火焔龍ではなく火焔”獣”と言っていました。
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次回から怒涛の総集編が始まります。
最終決戦を描くために約2ヶ月間総集編を放送し続けるのですが、これもスポンサー倒産による影響と思われます。
元々は数話かけて描いたりするつもりだったものを最終エピソードの前に”メカインコのポジション”、”ジミーの心情”など物語で描いておかないといけない最低限の要素を詰め込んだのが、今回だったのではないかと勝手に思っているワタクシでありました・・・・。
ところで、冒頭のミカの回想シーンのキャラの画が『ペリーヌ物語』っぽいです。
どうでもいいでですか?すんません・・・・。
フォーククルセイダーズって?帰ってきたヨッパライって?人のためにyoutubeから借りてきましたよ~。
帰ってきたヨッパライ フォーククルセイダーズ
今聞いてもおもしれぇなぁ。
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…この回…確かに作画崩壊が凄すぎました…(汗)
ストーリーは、人それぞれでしょうが、私はまともには見れませんね…(涙)
せっかくジミーが自分の激情を表に出したのに、作画が悪すぎ…(汗)
仕方ないので、今回も脳内補完してます。
…あの戦闘シーン…なんかものすごく辛いんですが…私だけでしょうか…?
ちなみにあのシーン、脚本のジミーは号泣…
そこに書かれてたト書き…「怒りが急に悲しみに変わる」,「その目から熱い涙があふれる」…って…こっちのジミーの方が本編より精神状態が不安定…なのか…と思ってしまった…
…うーん…メカインコの扱いがよくわからない…(汗)
ジミーはメカインコに話しかけてはいるだろうけど、母の代わりにはなれない…よね…(泣)
…う゛ーん…またしても、何を言いたいのか自分でもわからなくなってしまった…(汗)
次回から怒涛の総集編5連発です。(汗)
新作カットが紛れ込んでるハズですが、私は見つけられない…
…って、関西放送ではこの回の後に「大将軍オズメルの最後」を放送した…のは何でだ…!?
この回は作画では脳内補完しないと見れたもんじゃないですね。
確かに本編の戦闘シーンのジミーはおとなしいですよね。
もっと怒り狂ってもいいぐらいだと思うのに・・・。
今回のメカインコって”オズメルの利用される”、”空中要塞都市の弱点を教える”という重要な役割を与えられているワリに、今まで全然描かれることなかったキャラですよね~。
確かに急すぎるというかなんというか。以前に一話でもいいからメカインコの絡む話が欲しかったですね。
コンギスターから来たんだから、スパイと疑われて情報を引き出されそうになるとか、それをジミーが母の形見だからと止めるとか、ジミーがメカインコを引き取るエピソードがあればもっとしっくりとくるのになぁと思いました。
次回から総集編5連発の開始ですが、新作カットも紛れてるんですね~。
注意して見てみます。
関西放送ではすぐに「大将軍オズメルの最後」を放送したとのことですが、本当になぜでしょうね?
ワタクシが独自に仕入れた情報(ニコニコ動画の書き込みですが・・・・)では総集編を流している間に最終エピソードをコツコツと作っていたと聞いたのですが・・・。
…この回…ジミーはもっと悲しみの感情を出せばいいのに…と思ってしまった…
泣くにしても、激情を押さえ込んだような泣き顔だったから…
…何でそんなにこらえる必要がある…(泣)
ジミーは、泣き叫ぶ事もしなかったし(出来なかったのかな…)怒り狂う事もなかったけど、自分の感情を出せる場所はなかったんですよね…(泣)
…うーん…そう考えると、ジミーって一番不幸なキャラですよね…
本当に、メカインコの話が一話でもあれば良かったけど、今さら言っても仕方ないか…
メカンダーのスタッフ、今頃重箱のスミつつき的なツッコミされるとは思ってもなかったでしょうね。(苦笑)
怒りをこらえるジミーのシーンは個人的には不自然に思えましたね。
もっと怒って、激情を表してもよいと思うんですが・・・。
任務の前に怒りを抑えこんだというならやっぱりジミーは不幸ですね。
と、重箱のスミをつつきまくってるワタクシでありました。
いやぁ、メカンダーのスタッフには申し訳ないですね・・・。
…本当のジミーの心は、思い切り激情を吐き出したかったと思いますね…(泣)
だけど、ジミーにはそれを出来る場所さえなかったんだよね…
自分の部屋で、声を殺して泣いていたと思いますね…(泣)
…私もしっかりと重箱のスミつつき的なツッコミはしょっちゅうしてました。(汗)
”ジミーにはそれを出来る場所さえなかったんだよね”
そうかもしれないですね。
地球は戦時下だし、自分は地球人じゃない。
ジミーと同じ悲しみを共有できるものはいない。
時間も場所も人もジミーに泣かせてくれる場所を与えてくれなかった。
だから自室で一人声を殺して泣くしかないという・・・・。
ジミーを救う誰かの設定が欲しかったです。
メカインコじゃ荷が重い。ですよね~。
とさらにつっこんでしまった。
"ジミーを救う誰かの設定"…私も友人も、昔からそれを感じてましたね…
例えば、スピルバンみたく、同じ星の人間がそばにいれば、その人にすべての激情をぶつけて、思い切り泣いてた…と思いますね…(泣)
メカインコではやはり約不足ですよね…(…あ゛…言ってしまった…(汗))
…メカインコといえば、ジミーのそばに居たのはこの回のみ…(汗)最終回にジミーのそばに居てくれれば、ジミーの心情は少しでも救われた…と思いますね…(泣)
…メカンダーって、初っぱなにハマるアニメじゃない…(汗)
おかげで、他の肉親対決アニメが生ぬるく感じてしまう…(苦笑)
そうなんです、メカインコでは役不足なんですよね。
しかも肝心の最終話にはいない・・・。
なんてヤツだ。
物語的にはガニメデ星の生き残りとか、地球人でもジミーの心癒せる存在は欲しかったですね。
”ジミーを救わない”というのが制作側の意図だったとしたらメカンダーロボはものすごくハードな作品ですよね。
制作側の意図…は、何だったんでしょうか…?
どこかに書いてあった"ロボットアニメ初のバットエンド"…
…そうなのか…?ジミーにすればそうに違いないけど…
例えば、グレンダイザーだと、フリード星の生き残りが居たけど、ガニメデ星人は1人残らずサイボーグにされて、事実上ジミー自身が同胞を滅亡させた事になるんですよね…(泣)
…そうか…それで最終回のラスト近くで、空を見上げるジミーの目が潤んでるように見えるのか…
それがまた微妙な表情なんですよね~(涙)
あの表情に、ジミーの心情が伝わって来たのか、何度見ても(ラストは見れません…(涙))泣いてしまう…(泣)
もっとジミーに救いがあれば…と思ってしまいますね…
メカンダーの”ロボットアニメ初のバットエンド”ってなんだかわかる気がしますね。
それにすごく巧い言葉。
”ガニメデ星人は1人残らずサイボーグにされて、事実上ジミー自身が同胞を滅亡させた事になる”ってことを考えれば地球を救ったとしても”バッドエンド”と言っても過言ではないですね。
結局ジミーは救われてないという悲劇。
最終回まであとわずか、それを心に鑑賞するとします。