超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波実験 Ultrasonic experiment

2016-12-08 19:29:44 | 超音波システム研究所2011

超音波実験 Ultrasonic experiment

超音波システム研究所は、
 オリジナルの超音波発振測定解析装置(超音波テスター)による、
 音響特性を利用した、
 超音波制御技術による、超音波システムの製作技術を開発しました。

新しい超音波の応用技術です。
 各種対象物の音響特性を利用することで
 安価なシステムで、
 高い音圧や高い周波数の超音波伝搬状態を実現します。

特に、対象物(弾性体)に対する
 ダイナミックな音響特性の測定解析に基づいた
 超音波の発振制御を行うことで
 非線形現象を目的に合わせて発生させることがノウハウとなります。
(必要に応じ、
 2種類の超音波プローブによる、2種類の発振制御を行います)
 
変動する振動状態(モード)を利用する
 ダイナミックシステムとしての、
 応用装置(洗浄、加工、攪拌・・システム)開発も可能です。

ポイントとしては、
 複雑に変化する超音波振動の伝搬状態を、
 時系列データの自己回帰モデルで、
 フィードバック解析することにより、
 超音波効果の主要因である
 非線形現象をグラフ化・評価・応用することです。

 


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音圧測定装置:超音波テスターを利用した実験動画 Ultrasonic experiment

2016-12-08 15:29:01 | 超音波システム研究所2011

音圧測定装置:超音波テスターを利用した実験動画 Ultrasonic experiment

超音波システム研究所は、
 超音波利用に関して、
 <統計的な考え方>を利用した
 効果的な「測定・解析・評価方法」に関する技術を開発しています。

<統計的な考え方について>
 統計数理には、抽象的な性格と具体的な性格の二面があり、
 具体的なものとの接触を通じて
 抽象的な考えあるいは方法が発展させられていく、
 これが統計数理の特質である

超音波の研究について
「キャビテーションの効果を安定させるには統計的な見方が不可欠」

<モデルについて>
モデルは対象に関する理解、予測、制御等を
効果的に進めることを目的として構築されます。

正確なモデルの構築は難しく、
常に対象の複雑さを適当に"丸めた"形の表現で検討を進めます。
その意味で、
モデルの構成あるいは構築の過程は統計的思考が必要です。

<モデルと現状のシステムとの関係性について>
( 考察する場合の注意事項 )

1)先入観や経験は正しくないことがあると考える必要があります

2)モデルの本質を考えるためには、
 圏論(注)を利用することが有効だと考えています
 (実際に応用化学や量子論などで積極的に利用されています)

注:圏論は、数学的構造とその間の関係を抽象的に扱う数学理論

<論理モデルの作成について>
(情報量基準を利用して)

1)各種の基礎技術(注)に基づいて、対象に関する、

 D1=客観的知識(学術的論理に裏付けられた理論)
 D2=経験的知識(これまでの結果)
 D3=観測データ(現実の状態)

  からなる 「情報データ群 」、DS=(D1,D2,D3) を明確に認識し
  その組織的利用から複数のモデル案を作成する

2)統計的思考法を、
   情報データ群(DS)の構成と、
   それに基づくモデルの提案と検証の繰り返し
   によって情報獲得を実現する思考法と捉える

3) AIC の利用により、
   様々なモデルの比較を行い、最適なモデルを決定する

4) 作成したモデルに基づいて
   超音波装置・システムを構築する

5) 時間と効率を考え、
 以下のように対応することを提案しています

5-1)「論理モデル作成事項」を考慮して
   「直感によるモデル」を作成し複数の人が検討する

5-2)実状のデータや新たな情報によりモデルを修正・検討する

5-3)検討メンバーが合意できるモデルにより
   装置やシステムの具体的打ち合わせに入る

上記の参考資料
 1)ダイナミックシステムの統計的解析と制御
   :赤池弘次/共著 中川東一郎/共著:サイエンス社
 2)生体のゆらぎとリズム コンピュータ解析入門
   :和田孝雄/著:講談社 


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超音波実験 Ultrasonic experiment <超音波システム研究所 ultrasonic-labo>

2016-12-08 07:58:56 | 超音波システム研究所2011

超音波実験 Ultrasonic experiment <超音波システム研究所 ultrasonic-labo>

超音波システム研究所は、
 目的に合わせた効果的な超音波のダイナミック制御を実現するために、
 <脱気・マイクロバブル発生液循環システム>を利用しています。


超音波液循環技術の説明

1)超音波専用水槽(オリジナル製造方法)を使用しています
2)水槽の設置は
  1:専用部材を使用
  2:固有振動と超音波周波数・出力の最適化を行っています
3)超音波振動子は専用部材を利用して設置しています
  (専用部材により、定在波、キャビテーション、音響流の
   利用状態を制限できます)
4)脱気・マイクロバブル発生装置を使用します
   (標準的な、溶存酸素濃度は5-6mg/l)
5)水槽と超音波振動子は表面改質を行っています

上記の設定とマイクロバブルの拡散性により
均一な洗浄液の状態が実現します

均一な液中を超音波が伝搬することで
安定した超音波の状態が発生します

この状態から
目的の超音波の効果(伝搬状態)を実現するために
液循環制御を行います
(水槽内全体に均一な音圧分布を実現して、
 超音波、脱気装置、液循環ポンプ、・・の運転制御がノウハウです)

目的の超音波状態確認は音圧測定解析(超音波テスター)で行います


ポイントは
適切な超音波(周波数・出力)と液循環のバランスです
液循環の適切な流量・流速と超音波キャビテーションの設定により
超音波による音響流・加速度効果の状態をコントロールします

脱気・マイクロバブルの効果で
均一に広がる超音波の伝搬状態を利用します

液循環により、以下の自動対応が実現しています

溶存気体は、水槽内に分布を発生させ
レンズ効果・・・の組み合わせにより、超音波が減衰します

もうひとつは
適切な液循環による効率の良い超音波照射時は、
大量の空気・・が水槽内に取り入れられても
大きな気泡となって、水槽の液面から出ていきます

しかし、超音波照射を行っていない状態で
オーバーフロー・・により
液面から空気を取り込み続けると、超音波は大きく減衰します。

この空気を入れる操作は必要です
多数の研究報告・・がありますが
液循環の無い水槽で、長時間超音波照射を行い続け
溶存気体の濃度が低下すると
音圧も低下して、キャビテーションの効果も小さくなります
(説明としては、キャビテーション核の必要性が空気を入れる理由です
 液面が脱脂油や洗剤の泡・・・で覆われた場合も空気が遮断され
 同様な現象になります)

さらに、
超音波照射により、脱気は行われ
溶存気体の濃度は低下して、分布が発生します
単純な液循環では、この濃度分布は解消できません

この濃度分布の解決がマイクロバブルの効果です

脱気・マイクロバブル発生液循環が有効な理由です

注:
オリジナル装置(超音波測定解析システム:超音波テスター)による
音圧測定解析を行い
効果の確認を行っています


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超音波<応用>実験 Supersonic wave experiment

2016-12-08 07:35:55 | 超音波システム研究所2011

超音波<応用>実験 Supersonic wave experiment


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間接容器と定在波による「超音波制御技術」

2016-12-08 07:34:36 | 超音波システム研究所2011

間接容器と定在波による「超音波制御技術」

 


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超音波実験 Ultrasonic experiment <超音波システム研究所 ultrasonic-labo>

2016-12-08 07:33:59 | 超音波システム研究所2011

超音波実験 Ultrasonic experiment <超音波システム研究所 ultrasonic-labo>


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超音波実験・Ultrasonic experiment

2016-12-08 07:25:11 | 超音波システム研究所2011

超音波実験・Ultrasonic experiment

超音波の<ダイナミック特性を考慮した制御>技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1142

「脱気・マイクロバブル発生装置」を利用した超音波システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=1996

超音波洗浄器による<メガヘルツの超音波洗浄>技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1879

超音波発振・計測・解析システム(超音波テスター)
http://ultrasonic-labo.com/?p=7662

超音波の伝搬状態を利用した部品検査技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=3842

 


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超音波システム研究に関する実験動画 ultrasonic-labo

2016-12-08 07:24:23 | 超音波システム研究所2011

超音波システム研究に関する実験動画 ultrasonic-labo

YouTubeに投稿した動画の数が、38000に達しました
http://ultrasonic-labo.com/?p=1584

YouTubeに投稿した動画の数が、40000に達しました
http://ultrasonic-labo.com/?p=3722

 


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超音波の音圧測定解析 Measurement and Analysis of Ultrasonic Wave

2016-12-08 07:24:06 | 超音波システム研究所2011

超音波の音圧測定解析 Measurement and Analysis of Ultrasonic Wave


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超音波制御実験 Ultrasonic control experiment

2016-12-08 07:23:47 | 超音波システム研究所2011

超音波制御実験 Ultrasonic control experiment

<<音響流>>
*************
一般概念
有限振幅の波が
 気体または液体内を伝播するときは、
 音響流が発生する。
音響流は、
 波のパルスの粘性損失の結果、
 自由不均一場内で生じるか、
 または音場内の障害物
 (洗浄物・治具・液循環)の近傍か
 あるいは振動物体の近傍で
 慣性損失によって生じる
 物質の一方性定常流である。

音響流は、
 大多数の超音波加工工程、
 浄化、乾燥、乳化、燃焼、抽出・・・
 過程での
 重要な強化因子であり、
 媒体内の熱交換と
 物質交換を著しく促進する。
 
参考

1)超音波洗浄器(基礎実験・確認)

超音波洗浄器の利用技術 
http://ultrasonic-labo.com/?p=1318

超音波洗浄器の利用技術 No.2
http://ultrasonic-labo.com/?p=1060

超音波洗浄器(42kHz)による<メガヘルツの超音波洗浄>技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=1879


2)超音波利用(応用技術・ノウハウ)

超音波振動子の設置方法による、超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1487

推奨する「超音波(発振機、振動子)」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1798

超音波専用水槽の設計・製造技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=1439

 


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