11月29日で閉店だというので、遠路はるばる行ってきました。
町の中華屋らしからぬ行列にびっくりです。並び始めたのは19時45分頃。昼間はこの程度なら30分待ちくらいではないか、というツレの解説だったが、全然進まない。果たして22時までの営業中に入れるのか不安になる。
並び始めてちょうど1時間の20時45分頃、今日の受付はここまで、と声がかかり、表の電気は消灯した上で店の裏に並び直しさせられました。
そして暫くすると、「ごめんなさい。餃子売り切れ」との通告。ビール、餃子、ビール、餃子、と唱えながら並んでいただけに、非常に衝撃を受ける。
店裏に掲出の閉店の辞。目頭が熱くなる。
入店前にメニューの配布。基本的に飲むための店ではないので、餃子無き今、ツマミ系に何を頼むか悩む。「肉うまに」「にらレバ」で決定。
21時10分頃、並ぶこと1時間30分弱でようやく入店。まずはビール。
それからツマミを頼んでから、後から麺を頼みたいが・・・ と若いアルバイト風お姉ちゃんに打診するも、出来れば一緒に注文して欲しいとの弁。
恐れていた、というか予想どおり、麺が最初に来た。
閉店の知らせを受けた時から注文を決めていた「こうなんそば」。
期待に違わず、昔と同じ味 と感じた。
こちらは肉うまに。それにしてもカウンターの中で調理し続ける店主はかなりお疲れの様子。倒れてしまわないか心配である。
にらレバ。出来れば最初に出てきて欲しかった。
でも、必死に調理し続ける店主の姿を目の当たりにして、そんなことはどうでも良い、食べれるだけラッキー、みたいな気分になる。
まぁ、とにかく今日の一番のヒット。普通だけど、絶妙。旨い。
ツレのサンマーメンも記念に撮影。
二人でビール4本飲んで4450円。 飲み屋でないし、酔うまで至らなかったけど、それにしても安い。
閉店は惜しいが、腰を曲げて調理し続ける店主の様子を見て、閉店やむ無しとの印象。
帰り際、店主が33年間一度も休むことは無かった 云々、と語ってくれた。
なんか じ~んときた。
お疲れ様でした。
ドゥンチョンドンのホテル近くの食堂でサンギョプサル晩ご飯。
カルビ等もある専門店ではなく、最初にサンギョプサルを頼んだら「品切れ」と言われた。
サンギョプサルを食べたくて来たのに、サンギョプサルが無ければ帰る的に、ちょっと強く不満を表明した(文句を言った)ら、「じゃ、やります」みたいな回答となった。
どこかに仕入れに行くのか?? すごい冷凍ものが出てくるのか?? などなど色々想像したけど、何故か、そう時間もかからずに普通に、ごく普通の、というかどちらかというと結構立派なサンギョプサルが出てきた。
結局、日本人と見て、単価が高い肉を無理やり食わせようとした良からぬ発想だということだったんだな。 そんなのは俺には通じないぜ。
なんたって、とにかくサンギョプサルが食べたくて、わざわざホテルで聞いて来てるんだぜえ。
まぁ、良からぬ思想の店ではあったが、サンギョプサル自体に罪は無く、普通に美味しいサンギョプサルでした。