Boys Be Unbalance♪

Doblogからの避難民です。
バイクやらダンスやら興味の向くままに書き連ねていきたいと思います。

敢えて疑問に思う。

2011-03-28 | うにゃ

http://www.iam-t.jp/HIRAI/index.html
原発の危険性について↑のHPを上げている方が非常に多い。
気持ちとして確かに共感する部分もあるんですが、裏付けが無さすぎです。
私は原発についてとびっきりの賛成派ではないけれど、上記のHPを鵜呑みにするのは違うと思ったので書いてみます。
HPの筆者が実際に原発で働いていた方であるという点、また癌で亡くなられたということで“信憑性があるもの”として独り歩きしているのが怖い。

疑問点①
根拠データ(数値)が一切示されていない。この方は『1級プラント配管技能士』とのことだが、思うに放射線の怖さは知っていても、放射線がなんであるか、どのように管理されているかを知らない、つまりは放射線の専門家ではないと推測される。

疑問点②
『放射能垂れ流しの海』について。『放射能』と『放射線』は違う。このことからもやはり専門家ではないのかと。他の文章でも『放射能』という言葉を間違って使用している。少しでも『放射性物質』についての教育を受けた人ならこの言葉の定義が曖昧になることはないはず。また、原発で使用し放射性物質の入った水について適用されるかは私は知らないけれど、化学物質でも大気で希釈するという手法が一般的である。放射性ヨウ素などの半減期の短いものが排水として出て希釈されるような手順をとっているとしても、きちんと管理された“基準値”ならば問題とならないのではないだろうか。

疑問点③
『「絶対安全」だと五時間の洗脳教育』。安全講習のことを言いたいんだと思う。作業者が安全に作業するためには教育は不可欠。むしろ5時間で教育が終わってしまっていることが怖い。(しかも、教育を受けた割には上述の通り放射性物質への理解が乏しい)大学だって放射性物資を扱う為にはそれなりの教育を受ける。 まだありますがこの辺で・・・筆者も実際癌になったことで無念の思いで書かれたのでしょう。本気で日本の将来を考えられていたことも伝わります。ただ、語られていること全てが真実と思うには至らないというのが私の結論です。


最新の画像もっと見る