宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「大乗理趣六波羅蜜多経」

2020年01月07日 | Weblog




「大乗理趣六波羅蜜多経」の経文の わずか4文字だけを
読経したり 写経したり
聴いたり 他者に教える事で

一切の障難が除かれ
無量無辺の功徳を獲得し
毘盧遮那仏の姿と違いが無くなるとされます。

以下 「大乗理趣六波羅蜜多経」の一部です。


「爾時(にじ)
執金剛菩薩(しゅうこんごうぼさつ)
亦為擁護受持経者(やくいようごじゅじきょうしゃ)
説眞言曰(せつしんごんわつ)

ナモ・ラトナ・トラヤーヤ・ナマス・チャンラバジュラパーナヤ
ニディヤ・ブラジュヴァリダ・クロダヤ・キリダ
ビクティムカヤ・ルマハリサナミヨカラヤ・ティクサナ
ナサドゥルカタヤ・プラニパラバジュラ・ハシタヤ
サルヴァ・ピチンナ・ビクナミャカ・ビドヴァンサナカラヤ
タドヤター・フーム・バジュラ・クル・ナトラタ。」
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「横変死を免れ 臨終において観世音菩薩の授手を受く」

2020年01月07日 | Weblog



何遍も誦す。

「南無(なむ)
観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)。」

何遍も誦す。

「オン・ヴァジュラ・ダルマ・フリー
 サラサラ・スルスル・パラミッタ・スヴァーハー。」

このように誦す事で
横変死を免れ 臨終において観世音菩薩の授手が得られ

観世音菩薩の図像の前で誦す事で 魔鬼などより守られ

もし左手に浄水水の入った器を持ち
1遍誦しながら 右手の中指で1回弾く作法を 108日間繰り返す事で
罪業が滅し 福寿が得られ
観世音菩薩の愛護が得られるとされます。
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「祈雨の神歌」

2020年01月07日 | Weblog



以下 「日蓮宗祈祷聖典」からで
実際の日蓮宗の祈祷や護符は 神仏混合的な要素が少なくないようです。




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「仏説明王陀羅尼愛染経」

2020年01月07日 | Weblog



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「ゾロアスター教における神々の礼拝と賛美」

2020年01月07日 | Weblog



++++++++

ゾロアスター教の神学では、
この世界の歴史は、善神スプンタ・マンユと悪神アンラ・マンユらとの
戦いの歴史そのものであるとされる。

そして、世界の終末の日に最後の審判を下し、
善なるものと悪しきものを再び分離するのがアフラ・マズダーの役目である。

その意味では、彼は善悪の対立を超越して両者を裁く絶対の存在とも言える。

++++++++

★「ザシュナオスラ・アフラヘ・マズダ。」

★「アシェム・ヴォフ・ヴァヒステム・アスティ
  ウシュタ・アスティ・ウシュタ・アフマイ
  ヒャト・アシャイ・ヴァヒシュタイ・アシェム。」


★「パナム・イ
  ヤザド・イ
  バズシャヤンデ・イ
  バズシャヤシュガル・イ
  メヘルバン・ナム・セタヤシュネ・オイ
  オルマズド・ハマ・ブト・ウ
  ハマ・ハスト・ウ・ハマ・ベト
  ナム・イ
  ヤザド・イ
  スピナミノ・アンダルアク・ミノヤン・ミノ・アワシュ・フヴトアシュ・ヤク
  サム・オルマズドアク・フヴォダイ・マヘスト・ウ
  タヴァナ・ウ
  ダナ・ウ
  ダダル・ウ 
  パルヴァルタル・ウ
  パナ・ウ
  フヴァヴァル・ウ
  ケルフェガル・ウ
  アワズシィダル・ウ
  アウィゼ・ヴェ・ダタスタニ・ウ
  ハマゾル。」


★「シパス・オイ・ヴァゾルグ・オスティカン・ケ・アフリト・ウ
  パフヴェシュ・アンハムバティク・ゾル・ウ
  ダナイ・アワルタル・シャシュ・アムシャスパンダン・アヴァドヴェー
  ヤズダン・ウ
  ロシャン・ヴァヘシュト・ウ
  ガロスマン・ウ
  ギルトイ・アスマン・ウ
  ガルイ・タワ・ウ
  マイバミ・ウ
  スタルイ・ヴァシュ・トズメ・ウ
  ヴァト・ウ
  アンダルヴァエ・ウ
  アウ・ウ
  アタシュ・ウ
  ザミン・ウ
  ウルヴァル・ウ
  ゴスパンド・ウ
  アヨズシャスト・ウ
  マルドゥム。」


★「ヤザシュン・ウ・ニャヤシュンエゼオイ・フヴァダイ・ケルフェガルケ
  メーカルト・エズハル・ゲティハ・ダヒシュナン・マルドゥムパ
  ガヴァキ・マダン・ダト・ウ・シェハリャティ・イ
  ハンガム・ウ・タイニダリ・イ・ダマンパ・ラズマ・ウ
  アショズィシュ・ウ・パリレ・イ・デヴァン。」


★「ナマズ・オイ・ヴィスパ・アガ・アシュフヴァワル・ケシュ
  フレスティト・ヤシュト・フロハル・イ・ザルトシュト・イ
  スピタマン・アシュティ・オ・ダマン・ディン・ダナシュ・ウ
  ヴァロイシュンイ・アスナフヴィラディ・ウ・グショスルテ
  フヴィラディ・ダナイ・イ・ライニダリ・イ・ヴィスパ・ハスタン・ウ
  ブダン・ウ・ベダン・フラハンガン・フラハング・マスラ・スペンタ・ク
  ベト・ラヴァン・プル(Lの発音)・ブズタル・イ・エズ・ドゥザズ・ウ
  ヴァダルダル・オイ・アンイ・パハル(Lの発音)ム・アゾアン・イ
  アショアン・ロシャン・フボイ・イ・ハマ・フヴァリ。」

★「パ・フラマン・イ・ト・フヴァワル・パディラム・ウ
  ミナム・ウ
  ゴヤム・ウ
  ヴァルザム・ディンイアウィゼ・ウ
  アスラヴァン・ホム・パ・ハル・ケルフェ・ウ
  アワズシャム・エズ・ヴィスプ・バジェ・ウ
  アウィゼ・ダラム・フダシュ・アスニデ・クナシュネ・ウ
  パルヒザシュネイ・パク・シャシュ・ゾラン・イジャン
  マナシュネ・ガヴァシュネ・ウ
  クナシュネ・ウ
  ヴィル・ウ・ホシュ・ウ
  フヴィラド。」


★「パカム・イ・ト・ケルフェガル・タヴァン・サマニハ・クナム
  アン・イ・トパラスタシュネ・パヴェ・マナシュネ・ヴェー・クナシュネ
  ク・ヴァシャヤム・ラー・イ・ロシャン・ク・オム・ナ・ラサド
  ガレン・パズディ・ロザズ・ウ・ヴァディラム・パ・チャヤン
  ヴァダルグ・ウ・ラサム・オ・アン・マン・イ・ヴァヘシュト・イ
  プルボイ・ハルヴァスプ・ペシデ・ウ・マハ・フヴァリ。」

★「サタヤシュネ・オイ・アワズシダル・フヴォダイ・ケ・カメ・ケルフェ
  パラダヒシュネ・クナンド・フレマン・ライニダラン・アヴァドゥム・アク
  ブジェト・ダルヴァンダン・アク・エズ・ドザズ・ウ・アヴィザギハ
  ヴィナレト・ヴィスパ・ダム。」

★「サタイシュネ・イ・ダダル・オルマズド・イ・ハルヴァスプ・アガ・ウ
  タヴァナ・ウ・タヴァンガル・ハフト・アムシャスパンド・ウ
  ベフラム・ヤザディ・ピロザガル・ドゥシュマン・ザダル・アマ
  フタシュテ・ベ・ラサト。」


3遍誦す。

★「アシェム・ヴォフ・ヴァヒステム・アスティ
  ウシュタ・アスティ・ウシュタ・アフマイ
  ヒャト・アシャイ・ヴァヒシュタイ・アシェム。」

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( 役員の新年会 in 伊野大教会  )

2020年01月07日 | Weblog




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   ■ 裏天理時報 ■ 

 真柱様が 中山御殿にて 豚汁をお召し上がりになられた



(中山善司)               
(  `m´)  「…寒い時には 豚汁、

           美味しいですよね」


(中山善司)               
(  `m´)  「…そうそう

           豚汁に 餅を投入すると

           関西風雑煮みたいな感じになりますよ!

           みんなも 試してみてね」


(中山善司)               
(  `m´)  「…もみは                |・)

           味噌雑煮を 食べた事があるかな?」



|・) 「ないもん」



(中山善司)               
(  `m´)  「…ところで 今夜は

           伊野大教会で

          役員の新年会が 開かれるようだが…」



+++++++++++++++



         | ■□ 伊野大教会 ■□ |

           | ■ 新年会 ■ |



(大教会長)               
(  `m´)    「…役員の皆様、

            この2020年 奮起して参りましょう。

            今夜は サトイモ入りの土佐風雑煮

            鶏の松風焼き 鮎の有馬煮

            鯛の刺身などを 用意しております。

            それでは 

            ビールを飲みながら 頂く事に致しましょう」

(大教会長)               
(  `m´)
       (土佐風雑煮)(鶏の松風焼き)(鮎の有馬煮)(鯛の刺身)
        (ビール)(ビール)(ビール)(ビール)




(大教会長)               
(  `m´)    「…また 今夜は 

             本部より 表統領様も

             御招きしております。」



(中田善亮)
(  `m´)  「…大教会長さま 役員の皆さま、

          本年も どうぞ よろしくお願い致します。

          この大教会のございます 吾川郡は

          特に宮地神仙道の 本拠地でありますから、

          あのクソガキを発見された場合

          直ちに捕獲して頂きたく お願いを申し上げます。」



(大教会長)               
(  `m´)    「…そして 今夜は スペシャルゲストとしまして

            工藤静香さんも お招きしてございます。

            工藤さん どうぞ こちらへ!」


(大教会長)               
(  `m´)つ            |・)し         



|・)し 「こんばんは

      工藤静香です。

      土佐風雑煮の 味見を させて頂きたいのですが」


(大教会長)               
(  `m´)    「…もちろん 工藤さんも

             歌って頂いた後は

             御自由に お料理やお酒を 頂かれて下さい。」



|・)し 「それでは 

      抱いてくれたらいいのにを 

      歌わせて頂きます。」


♪抱いてくれたらいいのに
https://www.youtube.com/watch?v=qGpgdTArqoY

|・)し♪ 「献金強要しなきゃいいのに
       神に祈りたいから
       献金ノルマを止めて
       神が わからないなら
       きっと きっと 金集めの事しか見えない

       大教会の祭壇
       貪欲にさらされる ようぼく
       こんな場所に 神様が
       いない事 役員も知らないのね

       献金浪費と贅沢が 好きな大教会長
       強いられて いつも むしられて
       なぜなぜ 役員たちに悩まされるの

       献金強要しなきゃいいのに
       信仰をしたいから
       献金 求める前に
       神がわかりかけたら
       もっと もっと 同情の心を知るはず

       大教会に目立ってた
       役員の高級車並んでいる
       献金浪費が常だから
       宴会の飲食費もかさむだけ

       ようぼくたちの怒りの声 聞こえてる
       軽蔑されるような野郎ほど
       なぜ なぜ高位の役職についてるの

       献金強要しなきゃいいのに
       神に祈りたいから
       献金ノルマを止めて
       神が わからないなら
       きっと きっと 金集めの事しか見えない

       天理王 神がわかりかけたら
       もっと もっと本当の道を知るはず」



(大教会長)               
(  `m´)           |・)し



            (緑っち宮司)
          ζ~(  `m´)~ζつ| ガラッ



 (緑っち宮司)
ζ~(  `m´)~ζ          |・)し



 (緑っち宮司)
ζ~(  `m´)~ζ  「…もみじちゃんが           |・)し!
 
              高知の吾川郡に向かってると聞いて

              アタシ 心配で迎えに来たの。

              もみじちゃんは 吉田神道の子なんだから

              宮地神仙道の 吾川郡に来る必要はないわよね??????

              だから アタシと一緒に 大阪に帰りましょうね」




(中田善亮)
(  `m´)つ  「…これは                |・)し!

            宮地神仙道の クソガキだったか!

            さっさと  捕獲と…」



           (中山善司)               
           (  `m´)つ| ガラッ


         (中山善司)
         (  `m´)つ( ビール )

     
(中山善司)               
(  `m´)=========================3  ブーーーーーーーーーーーッ!!
      



(中山善司)                 (中田善亮)
(  `m´)       ======ビール=====3(`m´  )
     ( ビール )
                      


   
        (中田善亮)    
        (  `m´)つ… 
     ~ビール~  ~ビール~ ~ビール~




(中山善司)                       (大教会長)
(`m´  ) ==========3  ブーーーーーッ!!    !(`m´  )



~ガス~      ~ガス~  ~ガス~
     ~ガス~      
          (大教会長)     
         (  `m´)つ… 




 (緑っち宮司)
ζ~(  `m´)~ζつ  「…もみじちゃん         |・)し!

              それじゃ 

              アタシと一緒に おうちに帰って

              手作りのご飯を 食べましょうね♪」



(中山善司)               
(  `m´)つ    「…宮地神仙道から 引っ張り出す前に     |・)し! 

             まず もみから

             大本・変性女子の称号を 剥がさなければ」


|ミ サッ!
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「シヴァ神と パールバティ女神のマントラ」

2020年01月07日 | Weblog




シヴァ神が東王父で、パールバティ女神が西王母であると見た場合、
仙道修行者にとって この両神の加持を受ける意味は 非常に大きなものとなります。

こちらは シヴァ神と パールバティ女神の 両神の加持を受けるマントラです。

★「オン・ナマー・パルヴァティ・パタエ・ハルハル・マハデヴ。」



以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペで、

いわゆる 「コトリバコ」や「犬神」と同じような方法で 
人工的に 祟り神を作り上げて祀って 一家に財富をもたらすようにさせ、
その祟り神への生贄として 家に泊める客人の生命力を捧げるような形にして 裕福になり、
それから反動によって 後代で祟りを受ける事になった一族に関しての話しです。



++++++++++++

子供の頃に変なものを見た。
遠縁で実際は血が繋がってないんだけど、親同士の仲がいいので、俺は夏休みになると毎年○家に何泊かしていた。
俺はその頃4歳くらいだった。
昼過ぎに遊び疲れて仏間の隣の部屋で寝ていると、側でポタッポタッって音がする。
で、なんかカリカリというか、ズルズルというか、何かが動いている気配がした。

でも眠かったからシカトしていたら、ほっぺたに何かが触れた。
手ではらって見てみると、虫みたいだった。
白くて大きな幼虫みたいなのが畳の上でウゴウゴしている。
男児って虫好きだから、大物ヤッターってなってすぐさま拾ってみた。
でも、なんか先端のほうに堅い部分があるから変で、寝ぼけ眼で「ん?」ってよく見ると、それは虫などではなく人の指だった。

血の気がまったくないのか真っ白で、ほっそりとしていて女性のものだと思う。
でも、床を這ってるからか、爪のあたりは割れてたり黒っぽいものがつまっていて汚い。

「ウワッ!」ってなって投げ捨てたけど、なんと指は畳の上に立ち上がった。
んで、ピョコピョコ飛んだり、ぶんぶん横に揺れたりして、コミカルな動きをする。
馬鹿ガキだった俺は「ウッヒョーイ!」ってなったね。
よく覚えてないけど、なんか質問すると、指は頷くみたいに曲がって応答してくれる。

これはオカンたちにも見せなくては!っと引っ掴んで持っていったら、移動中に手の中から消えてしまった。
トトロでメイがマックロクロスケ逃がしたときみたいなもんだった。
親に言っても「どうせ寝ぼけてたんでしょ」とか言われてスゲー悔しかった。

で、俺はフィンガーさん(仮名)をなんとしてでも捕まえてやると心に決めて、捜索することにした。
すると、あっさりさっきの部屋で見つかるフィンガーさん。
つーか、キノコみたいに部屋の壁に生えていたw
摘み取って、今度こそとガン見したまま持っていこうとした。

でも、部屋から出ようとすると、なぜかフィンガーさんはニュルンと手から飛び出て元の部屋に戻ってしまう。
必死になった俺はかなりの時間をかけて、いろんな場所から持ち出しに挑戦してみた。
襖からは駄目。窓は俺の背では越えられない。

どうしようか考えているとフィンガーさんが襖がある壁の角のほうに這って行った。
畳の上で跳ねているので、側の壁を見てみると土壁の古い屋敷だったので壁と壁の間に隙間ができている。
でもさすがに指は通りそうにない隙間だったが、幼児の俺はフィンガーさんを思い切りその隙間に差し込んだったww
フィンガーさんはかなりの時間モゾモゾして、なんとか壁ぬけに成功。
廊下に出て、床に落ちていたフィンガーさんを回収した。

これで俺を馬鹿にしたオカンを見返せる!とフィンガーさんを連れて行こうとすると、廊下でまたニュルンと手から逃げられた。
慌ててもう一回捕まえようとすると、いままで友好的?だったフィンガーさんがいきなり飛びかかってきて、頬を引っ掻いた。

驚きと痛さで俺号泣。
だってほとんど垂直に刺さったみたいだったもん。
泣き声に驚いて、誰かが廊下の奥から駆けつけてくる。
すると、まだ俺の肩にいたフィンガーさんが、慰めるように怪我してない頬を撫でてくれた。
そうこうしているうちに、オカンと家の人到着。
で、オカンの顔を見たら、なんか知らんが急に眠たくなってぶっ倒れる俺。

次に目が覚めた時には自分の家で、翌日になっていた。
予定ではもう少し○家にお泊りするはずだったけど、子供なので不思議に思わず
それ以降一度もその家には行かなかったけど、特に好きでもなかったから気にせず。

で、俺が大学生になった頃だ。
俺はサークルの後輩A子に一目惚れした。
喪だったけど、とにかく好きだったので猛アタックしたけど、とにかく逃げられる。
告白して断られるとかではなく、会いに行こうとするともうA子がいないんだ。
なんとか会えても、ひきつった顔で逃げ腰で、もう告白どころじゃない。
喪だからアタック方法間違えちゃって、気持ち悪がられたかなと俺涙目。

そのうちA子はサークルにも来なくなっちゃった。
友人を通じて、悪気はなかった、もう関わらないようにするから、
俺のせいでサークル止めるとかはしないでくれって伝えて、なんとかA子も顔出すようになった。

その一年後くらい。長期休み中に、サークルで恒例の旅行をすることになった。
歴史系サークルだったもので、主に城とか神社巡りw
でも歴史が好きなやつ半分、ただの旅行サークルとしてキャッキャしたいやつ半分だったので温度差が酷い。
とある史跡を見て回っている途中に、キャッキャ組がはぐれてしまった。
携帯に電話しても、計画的犯行なのか誰も出ない。

仕方がないので、時間を決めて真面目組もばらけていないやつを探すことになった。
サボって遊びたいなら、たぶん簡単に見つからない場所にいるんだろうなと思ったので、
俺は敷地の中でも人気がないほうへ行ってみた。

と、生垣の角を曲がったら、好きだったA子と鉢合わせ。俺、心の中で号泣。
サークルには普通に来るようになったけど、未だにA子からは避けられてたからね。
アウアウしていると、側から野太い悲鳴が聞こえてきた。

駆けつけると、石碑の側で、サークルのやつ数人が地面にへたり込んでいる。
やつらの視線の先を見て、俺はビビったね。
女の上半身をさらに半分にしたようなやつが、地面でウゴウゴしている。

なんつーの、綺麗に刃物で切った感じじゃなく、轢かれて壊れたマネキンみたいなのだった。
胴体は胸のあたりまでしかなく、顔は割れたみたいに顎までしかなくて、左腕も肩近くで崩れている。
恐すぎて、喉からヒッって音しか出なかったよ。
サークルのやつらは完全に腰を抜かしてた。

すると、女の上半身が、唯一ちゃんとある右手を使って這い、こっちに来ようとし出した。

凍りついたまま、逃げようかどうしようか迷う俺。
そうだ、A子だけは連れて逃げなきゃ!とか考えていたら、急にA子に腕をガシッと掴まれた。
凄い勢いで、サークルのやつらの前に連れてこられる。
抵抗しようと踏ん張ろうとしたら、A子に背中突き飛ばされて、女の上半身の前に倒れこんだ。

いくら嫌いだからって、この仕打ちはないだろwww
と思ってマジ泣きしそうになったら、急に眼の前の女上半身の動きが止まった。
短い胴で立ち上がって、ピョコピョコ飛んだりくねくねしたり。
「へっ?」って思っているうちに、女は穴に潜り込んだモグラみたいに、地面にひゅっと吸い込まれて消えちまった。
消えた地面には穴なんかなかったけどね。

次に気がついたのは、その地域の病院のベッドの上だった。
どうやらあの後、A子以外は全員気を失って、救急車で運ばれたらしい。
幸い、目が覚めると全員すんなり返されました。

その後、A子と二人きりの時に話を聞かされた。
彼女は、先祖がシャーマンつーの?巫女さんみたいなのだそうで、霊とか見える人らしい。
ただし、そんなに力は強くないと言っていた。

その彼女いわく、俺はやばいものに守られている。
憑かれているんじゃなく、守られているんだそうだ。
なので、並みの悪霊くらいじゃ太刀打ちできないらしく、
あの場を切り抜けられるのはこれしかないと、俺を霊の前に突き飛ばしたんだそうだ。
A子もテンパっていたらしく、あのときのことは謝罪された。

あと、サークルで俺を避けまくっていたのは、
俺を守っているやばいものがどうにもA子の体質に合わず、俺自身が嫌いだから避けてたとかそういうことじゃないと言われた。

守られているったって、俺はこれまでの人生で、
なにか特別良いことがあったわけでも、九死に一生を得たことがあるわけでもない。
そう言ったがA子は「そういう意味で守られているわけじゃない」と言う。
あと、なんか頬っぺたに印をつけられてると言われた。

そこでハッとして、幼児期に会ったフィンガーさんのことを思い出した。
つーか、それまでなぜかフィンガーさんのことをすっかり忘れていたんだ。
多分気を失って、実家で目が覚めた時にはもう忘れていたと思う。
じゃなきゃ、あんな体験、親に話してただろうし。

すでに長期休み中なので、俺は急いで実家に帰った。
それでオカンに○家のことを聞いてみたんだが、なんだがゴニョゴニョ言って、話が通じない。
それで仕方なく、先日あった事件のことと、フィンガーさんの話を全部した。
女の上半身の話では何寝言言ってるのって感じだったんだが、フィンガーさんの話に入ると、明らかにオカンの顔が強張った。
肩まで跳ねてたし。

話し終えると、しばらく沈黙していたオカンがやっと口を開いた。
○家で俺が倒れた後、散々な目にあったらしい。
最初は、俺が倒れたので、屋敷の人間は全員心配してくれた。
ところが、オカンがそういえばついさっき、俺が変なことを言っていたと内容をこぼしたら自体は一変。
変な指を見たって言っていたと教えたら、屋敷の奥さんが慌ててどこかに走っていき、その後大騒ぎになった。

奥さんは、仕事中のはずの自分の旦那や爺ちゃんにまで電話して、すぐ帰ってくるようにと言った。
それが終わると、なんてことをしてくれたんだとオカンに詰め寄る。
息子が意識をなくしてるこんなときに、何意味不明のことを言ってるんだと、オカン大爆発。
叩いてもなにしても俺が起きないから、救急車を呼ぼうとしたら、「無駄だ」と止められたそうだ。

その後、物凄いスピードで帰ってきた○家の旦那たちが揃うと、オカンは仏間で家の人間に取り囲まれ、事情を説明されたそうだ。

○家には、仏間の隣にワラズマという部屋があるらしい。
なんでも何百年も前からあって、絶対に入ってはいけないんだとか。
ただ、いくつかある規則をきっちり守っていると、そのワラズマは、家に富と幸福をもたらすんだとさ。

たしかに○家は裕福だった。
屋敷は、結構田舎の山ん中にあるんだけど、大きな日本家屋の平屋で、大河ドラマとかに出てきそうな感じ。
で、幼い俺が、その入ってはいけない部屋に入ったっていうんだな。

で、オカンはますます切れた。
だって、仏間の隣に部屋なんてなかったっていうんだ。
オカンも子供の頃から○家に来ていたので、間違うはずがない。
仏間は四方を廊下で囲まれている。
廊下をはさんだ隣の部屋は、どこも普通の部屋。

そう言って怒ったら、よく思い出してみろって言われたそうだ。
廊下にある仏間の壁、不自然じゃないかってさ。
確認してみると、部屋の中から見る仏間の広さと、廊下からみた仏間の壁の広さがあきらかに合わない。
廊下の壁のほうが、やけに広かったらしい。

どうやらそのワラズマ、たしかに仏間の横にあり、四方をすべて壁に囲まれているらしかった。
だからオカンはいままで気がつかなかったんだ。
でも、そんな部屋じゃ息子が入れるはずないじゃないかと言ったが、
倒れる前に言っていた内容と、直後に壁に穴が開いていたのがその証拠とか言って、取り合ってくれなかったそうだ。

でも変だよな。
たしかに昔のことすぎて細かい記憶はあやふやだけど、俺がフィンガーさんを見つけた部屋は普通の部屋だったぞ?
日の光が入って明るいかったし、内装も普通。
そして、ちゃんと襖があって、たしか開いていたはずだ。
じゃなきゃ、いくら俺が小さくても、他人の家の一度も入ったことがない閉まった部屋に入り込んで寝たりなんてしない。

ともかく、これから忙しいからとか言われ、オカンと俺は屋敷を放り出されたらしい。
まあ、実際は隣町の大きな病院まで送ってくれて、お詫びと見舞いだとかで、なんかたくさん持たされたらしいけど。
他のことで手一杯で、帰ってきてから調べてみたら、渡された物の中には鏡とか、数珠だとか、灰とか、変なものも混じってたらしい。
一番驚いたのは、底に現金が入ったパンパンの茶封筒が入っていたことだそうだ。

困って翌日電話すると「迷惑をかけたからそのお詫びだ」って言われたみたい。
意味不明な物は、ワラズマを開けちゃった人には、あれを贈るのがしきたりとのこと。
そこまでしてくれなくても、俺は病院で大丈夫と言われ、いまはもう元気に遊んでいると話したら、驚かれたそうだ。

オカンに、いまその○家の人たちはどうしてるのか尋ねたら、
苦い顔して、しばらくしてポソッと事業に失敗して一家離散したって言われた。
「ちょ、え、それって俺のせい?」
って言ったらマッハで頭をはたかれて「そんなわけあるか」と怒られた。

さすがにオカンも気になって調べたらしいんだけど、
大昔から金持だったから○家はザル経営をしていて元から危うく、普通にバブルが弾けた煽りを食らっただけみたい。

ついでに、その時もらった謎グッズと金どうしたのって聞いたら、
謎グッズはしばらくして捨てて、金のことは教えてもらえんかったwww

オカンはその事件以来、すっかり○家とは交流を断ってしまったらしい。
でも、今回のことと絶対関係があると思ったから、親戚を頼り、俺はなんとかして○家の一人と連絡をつけた。

会って一言目で、「キミが生きてるとは思ってなかった」と言われたよ。
それから、ワラズマのことを教えてもらった。
とはいえ、その人は四男だったから、すべてを教えられていたわけじゃないみたい。

ワラズマは、それ自体が神様なんだそうだ。
でも、その中にいるのは、神聖とは真逆のすごく悪いものらしい。
日本人って、よく怨霊になった人とか祀りたてちゃう癖があるよね。
藤原道真が天満宮の神様になってたり、平将門が祀られてたり。
それのミニチュア版らしい。

ただ恐ろしいのが、そうそう神様にできそうな怨霊なんていないので、人工的に作るんだそうだ。
詳しい作り方は、その人も知らなかったけど、ただ、よりたくさんの材料を使ったほうがよく、
自分に敵対する人や、恨みを持つ人を使ったほうが効き目が凄いらしい。
上記みたいに濁して言われたけど、意味がわかったとき、俺は心底震えたね。

あとワラズマは「割らず間」と「童間(ワラシマ)」の意味じゃないかって。
最初のほうはわかるが、後ろは意味がわからない。
フィンガーさんは、絶対成人女性の指だったし。

で、その人が覚えているワラズマの規則は、
・必ずその家の仏間の隣に作らなくてはならない。
・四方を廊下で囲み、そこは人の通行を制限してはならない。
・むしろ客人には、その廊下を通ってもらったほうが良い。
・ただし、ワラズマのことは、家の者以外に話してはいけない。
・あと、部屋には出入り口を二つないし、三つ作らなくてはならない。

最後の変だよね。
尋ねてみたら、ワラズマは本来一代、よくて二代くらいにしか効かないものらしい。
けれど○家は元からお金持ちだったので、高名な行者に金を積んで頼み込み、
特別長く効くワラズマを作ってもらったんだって。
本来のワラズマは、障子や窓などで塞いであっても、
出入り口をいくつも作って、かつ客人にその周囲を歩いてもらわなければならない。
でも、部屋に入られたら術は切れ、中から怨霊が飛び出すという、
効き目は凄いがかなりリスキーな代物だった。
どうやらその行者はワラズマ作りが専門つーくらい慣れた人だったらしく、
俺が考えた最強ワラズマ()を、○家に作ってやったらしい。
本来の形と違い、○家のワラズマの四方が壁で塞がれていたのは、そのせい。

で、もうわかってるだろうけど、普通ワラズマを開封した人間は、誰だろうとすぐ死ぬものなんだって。
なにせ怨霊入りの部屋を開封して、何十年も閉じ込められていた恨みパワーをもろに浴びるんだもの。

なんで俺は生きてるのかってことと、
フィンガーさんは最後に俺の頬に突き刺さったが、それまでは優しい霊?だったぞと尋ねた。
すると、○家のワラズマは特別なので、中に何が入っているかは、
作った当初から行者以外は誰も知らなかったそうで開けたのが、行者オリジナルだったからじゃないかと言われた。
でも強力なはずなのに、俺が何事もなく生き残るとか、わけわからんよな。

あと、とりあえずこれだけは弁解しなくてはと
あの部屋には襖があり、最初から開いていたと言ったら、
「四方が壁の部屋にキミが入れた時点で、なんとなくわかっていた。
きっともう、うちのワラズマも寿命だったんだ」と言われたよ。
それに、人間の恨みがどれほど恐ろしものなのかは身にしみてわかったから、
俺のことを恨む気にはなれないって、遠い眼をして微笑んでた。

○家はバブルが弾けて会社が潰れ、負債を抱えて一家離散したんだが、四男さんは離散した後、
兄弟や家族がどうなったか知らないと言っていた。
家族が離散したのは、少しでも降りかかる禍を分散させるために、意図的にそうしたらしい。
手紙や電話でも、繋がったとみなされ連鎖するので、いまでも誰とも連絡は取り合っていないそうだ。

そう話してくれた四男さんは、仕事中の事故で両足と左腕がなかった。
障害者になり、自分だけではどうしようもなくなり、○家とは直接血が繋がらない、
ワラズマの恩恵を受けていない親戚に助けを求めたから、俺は彼を見つけられたみたい。

迷ったが、俺はA子に知ったことを全部報告した。
親には話しづらく、かと言って自分の胸だけに留めるには重すぎた。
A子は実家のほうにワラズマのことを尋ねてくれたんだが、彼女の先祖は行者ではないし、
よくわからんけど祓うタイプの巫女ではないらしく、
そういうものは世の中にいくつも実在するという返事がもらえただけで、それ以上の新しい情報は得られなかった。

で、最後に彼女が教えてくれたんだが、俺の頬につけられたフィンガーさんの印。
これは別に、ワラズマみたいに富や名声を与えてくれるものではなく、大事故からでも生還できるというものでもないらしい。
「何があってもこいつだけは祟らない」という目印らしい。
ただし、弱い悪霊除けくらいにはなるとのこと。

あと旅行先で出会った女の上半身。
あれはフィンガーさんかもしれない。
恐すぎて指先なんて見てなかったが、
A子に押されて俺が目の前に飛び出した後のクネクネした動きが子供の時に会ったフィンガーさんの動きに激似だったような気がする。

ということは、彼女は少しづつ元の人の姿に戻っているんだろうかって話したら、
A子に「私はあの上半身、いろんな人間の指の集合体みたいに見えた」って言われてまたビビった。

フィンガーさんは、確かに指一本だったはずなのに。
って思ったけど、必死で思い返すと、
あの部屋で寝ていたときに、最初に聞いた、何かが落ちるような音、複数だったような気がするんだよな。
夢うつつだったし、自信はないんだけど。

で、これを書こうと思ったきっかけなんだけど、二、三日前に、駅の構内でフィンガーさんを見かけたからなんだ。
仕事の外回り中、電車の中から外をなんとはなしに眺めていたら、ホームにいた人の肩に止まっている指を一本見た。
電車が走り出す頃には、指は肩から落ちて、ホームのコンクリートの床を尺取虫みたいに這ってた。
周囲の人は、誰も気がつかないみたいだった。
ただ、遠目からだけど、凄い太かったんで、あれは絶対男性の指だと思う。

ひょっとして、フィンガーさんの仲間はたくさんいるんだろうか?
それともあれは、フィンガーさん集合体の部品だったんだろうか。
ちなみに、俺の職場は都心だ。
でも、○家はぜんぜん違う場所だったよ。


以上で俺の話は終わりです。
投稿してみたら思ったよりも長い話だったようで申し訳ない。

あの事件以来、最近までオカルト的なものから逃げ続けてきたので
似たような話や、フィンガーさんやワラズマについてなんか情報があれば教えてほしい。


ごめん、もう一回だけ。
ちょっとまだ混乱している。今日もフィンガーさんを見かけた。
普通に繁華街の床を這ってた。短くて細めだから、たぶん女性の親指。

迷ったけど追いかけようとしたらスゲー頬っぺたが痛くなって、恐くなって止めた。
俺、この前までオカルトっぽいものって、書きこんだ二回しか見たことなかった。
なのに、ここ一週間で二回も見てる。
まだ頬っぺた微妙に痛い。もしかして、あの話、書きこんじゃ駄目だったかも。
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16キラリズム

2020年01月07日 | Weblog






♪16キラリズム
https://www.youtube.com/watch?v=WMN47Ubx3E0


♪YAKIMIKI
https://www.youtube.com/watch?v=gZ3fCtALFmU

♪マイボーイフレンド
https://www.youtube.com/watch?v=bfQBPJcAlTU

♪目かくし
https://www.youtube.com/watch?v=W3tUJHvoLQw

♪真珠のピアス
https://www.youtube.com/watch?v=OSdFHH9jghY
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「浄土への往生を祈願する」

2020年01月07日 | Weblog



「遍観三界咸皆苦(へんかんさんかいかんかいく)
凡夫耽著事軽盈(ぼんぷたんじゃくじけいえい)
欲海業風波浪鼓(よくかいごうふうはろうこ)
出没何曾有暫停(しゅつもつかそうざんてい)
沈淪悪趣経多劫 (じんりんあくしゅきょうたごう)
時往人天一度行(じおうにんてんいちどぎょう)
癡貪愛取貪諸有(ちろんあいしゅそんしょう)
六道輪迴死復生(りくどうりんねしぶしょう)
上生非相還来下(じょうしょうひそうげんらいか)
随入然焼万丈坑(ずいにゅうねんしょうまんじょうこう)
剣樹分身心胆砕(けんじゅぶんしんしんたんさい)
那堪抜舌鉄犁耕(なたんばつぜつてつりこう)
今日至誠帰命礼(こんじつしせいきみょうらい)
弥陀両足世間明(みだりょうそくせけんみょう)
唯願慈悲垂摂受(ゆいがんじひすいしょうじゅ)
毫光摂受得開萌(ごうこうしょうじゅとくかいもう)
称名念仏声相続(しょうみょうねんぶつしょうそうぞく)
七宝花台聖衆擎(しっぽうげだいしょうしゅぎょう)
能於彼国常翹仰(のうおひこくじょうぎょうぎょう)
臨終亦定仏親迎(りんじゅうやくじょうぶっしんごう)。」


「水火の災や毒や刀杖の害を受けない」




このダラニを誦したり 賛嘆したりする事で
諸罪が滅し 水火の災や毒や刀杖の害を受けないとされます。


「ラララララ・サヤラサヤ・トマトゥマ・トトマ・ラバラバ
 ラバヤ・サッカツランタン・ギャランタニ・カナカナ・サルバピタ
 シャトツロナン・シダンバヤ・シュウエンシッタンバヤ
 ソナンシタンバヤ・バロナンシダンバヤ・アクニインシッダンバヤ
 ウッカントリトリ・リダ・ラギャイ・ダラニ・バシャカシッギャ
 ヘイシャタヤバセナ。」


「一切如来金剛三業最上秘密大教王経」

「一切如来金剛三業最上秘密大教王経」を一部でも
誦したり 書写したり 思惟したりする事で
無辺際の功徳が得られるとされます。

以下「一切如来金剛三業最上秘密大教王経」の一部です。





「爾時世尊(にじせそん)
即入普遍三摩地(そくにゅうふへんさんまじ)
従定出已(じゅうじょうしゅつい)
以金剛三業(にこんごうざんまい)
説此バジュラパッタラ大忿怒明王(せつしばじゅらぱったらだいふんぬみょうおう)
大明曰(だいみょうわつ)

オン・シュリニカ

説此大明時(せつしだいみょうじ)
所有一切大威力者(そういっさいだいいりきしゃ)
ナギャケンニャ衆驚怖迷悶(なぎゃけんにゃしゅくふめいもん)
咸各思念諸仏菩薩(かんかくしねんしょぶつぼさつ)
而此大明速能円満諸成就法(にしだいみょうそくのうえんまんしょじょうじゅほう)
彼ケンニャ衆作句召已(ひけんにゃしゅさくしょうい)
現殊妙相即時皆至(げんしゅみょうそうそくじかいし)
作諸成就(さしょじょうじゅ)。」

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