ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

信越の秘湯 逆巻温泉「川津屋」

2010年05月08日 | 日帰り温泉記録(甲信越)
2010年5月8日(日)

今回の日帰り温泉は、松田忠徳教授の ”新・日本百名湯”のひとつ、逆巻温泉「川津屋」である。
文豪吉川英治が「新平家物語」の構想を練り、執筆した宿として知られているそうだ。

電話で日帰り入浴時間を確認すると、11:00-15:00と18:00-20:00になっているとのこと。
利用する場合は予約して欲しいと言うので、18:00時頃に伺うことを伝えた。

津南町役場から国道405号を中津川に沿って30分ほど走り、中津川第一発電所辺りを過ぎると、道が急に狭くなった。
これが国道か?と思うほど狭い。
川側にはガードレールがないので運転を誤れば即川に転落である。
対向車があると、広めのところでどちらかが崖っぷちに車を寄せて待たなければならない。

道路とは反対側の中津川の谷合いにへばりつくように「川津屋」はあった。
(画面がやや暗いが、これは帰り(18:50頃)に撮ったもの)


中津川に架かる細い橋を渡り、曲がりくねった道を数百m上ると、ようやく「川津屋」に到着した。
18:00時ちょうどである。手前は駐車場。

旅館から中津川沿いの国道405号を見下ろす。


旅館の建物は、平成12年に建て替えられた。
以前は一日10組であったが、現在は5組限定の宿泊とのこと。


電話で予約した旨を伝えると、快く迎えてくれた。
この日18:00時からの日帰り入浴客は我々夫婦のみで、「貸切」の札を入り口に掛けてくれた。
風呂場の入口は洞窟を形どっている。奥に脱衣籠が置いてある。


タイル張りの浴槽(めいそうの湯)である。檜張りの浴槽の方が似合うと思うのだが・・・


温度は42度とやや温めである。浴槽を出ると少し寒く感じられた。

奥は洞窟となっており、源泉が湧き出しているのだが、暗くてよく見えない。


帰り道のことを考えると、あまりゆっくりと入っている余裕はない。
日が暮れる前にあの狭い道を通り過ぎておきたいのが本音である。

二人で背中を流し合い、40分ほどで出ると、意外にも体が温かくなってきた。
温泉効果なのだろう。入浴料500円はリーズナブルである。

厨房から良い匂いがしてくる。宿の主人が忙しそうに宿泊客の料理を作っていた。
お腹が空いてきた。我々もこの日の宿泊場所、道の駅「信越さかえ」に向かった。

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