真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

私が愛した池田大作 ~嘘を平気で忘れる才能

2010-05-05 01:37:13 | 私が愛した池田大作

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第一章 「カリスマ」として より

「嘘を平気で忘れる才能」

 池田氏は「平気で嘘をつき、嘘をついたことさえ自覚がない」という点においても「すごい」人だった。具体例は枚挙に暇がないが、いくつか紹介しておこう。
 以下は池田氏の発言だ。彼はかつて「一銭も金集めはしない」と何回も語っている。

「邪宗教は、あくまで金儲けのための信心であります。(略)それに反して、日蓮正宗の信心は、私どもは、だれびとからも一銭ももらわず(略)人を救っているのが、創価学会なのであります」(「聖教新聞」昭和三六年四月十九日付)

「邪宗などは、みんなうまいことをいって金を巻き上げて、教祖のために、それから教団の勢力のために、それも、本当に人々が救えるならば許せるけれども、全部が地獄に落ち、民衆は教祖にだまされて、そして、教祖は立派な家ばかりつくり、民衆は最後には、コジキみたいになってしまう。これが邪宗教団の姿です。(略)創価学会としては、永久に皆さん方から、ただの一銭も寄付を願ったり、供養願うようなことはいたしません」(「聖教新聞」昭和三七年六月十六日付)

 立派なお話ではないか。いま、財務(寄付)で苦しんでいる学会員の皆さんは、どう思うのだろうか。これがあの池田氏の発言だと信じられるだろうか。
 今や、創価学会は金満宗教団体として有名だ。学会は一九六五(昭和四〇)年、日蓮正宗総本山・大石寺の正本堂建立のため、大募金を開始した。「これが最後のご供養だ」「これで間違いなく成仏できる」と強力な指導があって、数日のうちに三五五億円もの金が集まった。その後、立派な正本堂が建設され、宗門へ大きな貢献ができたと、会員は喜んだものだ(だが、この正本堂も後に宗門から学会が破門され、解体されてしまった)。
 昭和五〇年代になると宗門のためではなく、学会のための、はっきりいうと池田氏のための財務が強引に推し進められた。会員は「池田先生に使っていただくのだ」と思い詰めて拠金をしたものだ。生命保険を解約して拠出したり、爪に火をともすように節約して貯めたお金を出したり、暴走財務はとどまるところを知らずに現在も続いている。二〇〇九年八月三〇日の衆院選大敗北のあとも、選挙運動で疲れ果てた学会員の労をねぎらうどころか、創価学会は年末の金集めのため大号令を発している。
 先に引用した池田氏の発言を、ぜひ今、ご本人に読んでいただきたい。そして、納得のできる説明をうかがいたいと、つくづく思う。

この正本堂は創価学会の大きな分岐点になりましたね。

財務(金集め)に目覚めたきっかけであり、宗門に解体されたことによって多くの学会員さんたちに宗門憎しの感情を植えつけることができました。

未だにこれが原因で宗門を憎んでいる人(私の母親)は、「一体何のために寄付したのか」よく考えてもらいたいものですね。

「創価(池田氏)の威信のため」と思っているから憎しみが生まれるんです。

本来の目的はなんでしたか?建物が立派なのが、宗教にとってどんな意味があるというのですか。広宣流布(布教)のためにと思って寄付したのならば、それはその時すでに完結しているはずです。建物がなくなったからといって広宣流布に貢献した功徳が消えるはずもない。

ましてやその建物にあり得ない意味を持たせて宗祖日蓮よりも上なのだと言い出す輩がいたら、解体するのも当然かと。

さて、過去の発言を出してきて「昔言ってることと、今やっていることは違うじゃないか!」と盲信的な学会員さんにふってみたとしましょう。

きっとこう返ってくるはずです。

「昔とは事情が変わったんだよ」

池田氏にしても、同様の答えじゃないでしょうかね。

この都合が悪くなると「事情が変わった」で全部片付けてしまう理論、我が母親の得意ワザです!借りた金を返さない時とかね!

全てに通ずる万能の言葉で、どうやら学会仕込みのようですので、多くの学会員さんが口を揃えて「事情が変わった」と言ってくれることでしょう。

それで納得できるかどうかが、盲信・バリ活との別れ目かも知れません。

いや、今の学会員さんたちは「財務=功徳・福運」で、「財務をしない=罰があたる・地獄に落ちる」と信じているのでしたっけ。ということは、途中から財務にはご利益が付加されることになったわけですね。

真心や気持ちではなく、リアルな金額がご利益の大きさに比例する、超現実的な仏様(?)です。

確か、3桁(100万以上)やれば5倍、4桁(1000万以上)やれば7倍になって返ってくると言う財務。

一口(1万円)では意味がないということなんですかね?強欲だなぁ。

これが本当ならば世界中みんな学会員になって財務しまくっていることでしょう。何故かそうはなっていないように見受けられますけどねぇ。

「信心が足らんということですか?」って、またざこびっち師匠から的確なツッコミが入れられますね。