【サンパウロ時事】ブラジル南東部サンパウロ市郊外のスザノ市で13日午前9時半(日本時間同日午後9時半)ごろ、覆面をした20代前半とみられる2人が学校に侵入して銃を乱射し、生徒ら8人を殺害し、少なくとも10人を負傷させた。
襲撃した2人は犯行後に自殺した。
サンパウロ州軍警察報道官は事件直後、地元テレビに対し「犯人らの覆面にはどくろが描かれていた。詳細はまだ不明」と述べた。
学校は日本の中学、高校に当たる州立校。犠牲者のうち少なくとも5人は生徒で、11~17歳とみられる。他に少なくとも職員1人が犠牲になった。犯人の1人は拳銃、1人は刃物を持っており、現場に火炎瓶や弓矢を持ち込んでいたと訴える証言者もいる。学校襲撃の直前に近くで発砲事件が報告されており、警察は関連を調べている。