カタルシスなきジャイアンツのセ・リーグ連覇

　昨日東京ドームで行われたジャイアンツースワローズ戦で延長10回 の末に3－3で引き分け、ドラゴンズがカープに敗れタイガースもベイ スターズと引き分けたため2年連続の優勝が決まった。 　マジック1で迎えたスワローズ戦だが2回にHRを打たれて先制される ものの3回に岡本和真の2ランで逆転し1点づつ取り合った8回に2アウト から投入したクローザーのルビー・デラロサが、アルシデス・エスコ バーに打たれて追い付かれ9回のノーアウト1・2塁のサヨナラのチャン スを作るが後続を断たれて無得点。 　それでも10回にチアゴ・ビエイラがピンチを凌ぎ負けがなくなった 一方、ドラゴンズの敗戦とタイガースの引き分けが決まったため優勝 が決まったのだった。 . . . 本文を読む

改めて感じる栄冠は君に輝くの魅力

　NHK朝の連続テレビ小説のエールは昨日が第20週最終日で100 回目となり、山崎育三郎演じる佐藤久志が甲子園のマウンドで栄 冠は君に輝くをアカペラで歌っていた。 ‘希望に溢れた歌は今の自分に歌えない’と躊躇う久志に古山裕一は 甲子園に連れて行き‘未来ある若者に一緒にエールを送ろう’と言い、 それを受けた久志はマウンドで万感の思いを込めて栄冠は君に輝く を歌い始めたのを見るとジーンと来たのだった。 　正直言って平成に入って朝の連続テレビ小説はまともに見てなか ったのだが、エールは若鷲の歌の週から見始めた中で今週が栄冠は 君に輝くだったので見ていた。 . . . 本文を読む

本来なら今日は相撲朝練最終日

　7月下旬に始めた早朝ウォーキングだが10月に入ると冷え込み始めているので歩いているうちに汗ばんでくるという事からTシャツ姿ではいるが、同じように歩いている人達は既に防寒着を着ている人達が多いため挨拶をしたついでに‘肌寒くなってきましたね’と言うと怪訝な顔で見られるケースがあるし半袖Tシャツ姿では確かに説得力がないと実感する。 　また26日の月曜日の朝に娘の忘れ物を届ける . . . 本文を読む

遂に孤門が光を受け継ぐ

　ウルトラマンネクサス最終EPでの最大のカタルシスの1つが、 冒頭で千樹憐から西条凪に渡った光が主役の孤門に受け継がれる シーンだろう。 　レーテの闇に囚われた凪を救うために飛び込んで行った孤門は 凪を発見し励ましの言葉を送った後に‘あきらめるな！’の一括で 目を覚ました凪が手を伸ばし、孤門と手を握った瞬間に光に包ま れてウルトラマンが脱出すると共にレーテが崩壊するフォートレ スフリーダムのダムから飛び出した光がダーク・ザギの暴れる新 宿に届き凪と孤門が降り立つ。 　そして降り立った孤門の手には、デュナミストの証である変身 アイテムのエボルトラスターが握られていたのだ。 . . . 本文を読む

トゥルシエジャパンのアジア制覇から20年

　今から20年前の今日00年10月29日にレバノンで開催された サッカーアジア杯の決勝でフィリップ・トゥルシエ率いる日本 代表は、サウジアラビアと対戦し29分に望月重良のゴールで挙 げた1点を守り切り2大会ぶり2度目の優勝を飾った。 　02年日韓W杯までの監督続投かの最終試験となったトゥルシ エジャパンのノルマは最低3位といわれていたのだが、グループ ステージでは前回優勝のサウジと初戦で対戦するだけでなく2試 合目は3年前のW杯予選で手こずったウズベキスタンなどと組ん でいたから結構大変だと思っていた。 　ところが初戦のサウジ相手に4－1で快勝すると2試合目のウズ ベキスタンには何と8－1の圧勝で1位通過を決め、最終戦のカタ ールには極端にメンバーを落として戦い先制されたのを追い付い て1－1の引き分け。 . . . 本文を読む

ウルトラQの怖さはモノクロならでは

　ウルトラマンZは昭和ウルトラに登場した怪獣が、多数登場する ケースが見られる中18話を終えたところでウルトラQ怪獣が5体登 場しウルトラマンの6体に続いている。 　ウルトラQの怪獣は巨大ヒーローと対戦しないという事もあって 存在自体が人類の脅威というわけで、能力的には地味なケースが多 いのだが意外に物足りなさがないのは不思議だ。 　そしてモノクロ作品という要素が特にホラー系のEPにはマッチ しておりラゴンやタランチュラにケムール人編などの恐ろしさは、 モノクロだからこそのもので先日のZにおけるケムール人の雰囲気 を見ると再認識するわけである。 . . . 本文を読む

ON日本シリーズに決着がついて20年

　昨日はホークスが3年ぶりのリーグ優勝を果たしCSを勝ち進 めば昨年に続いてジャイアンツとの日本シリーズになるのだが、 今から20年前の今日00年10月28日に東京ドームで行われた日本 シリーズG6でジャイアンツがホークスに9－3で勝って4勝2敗で のシリーズ制覇を達成した。 　この年のシリーズはジャイアンツのV9時代を支えた長嶋茂雄 と王貞治がジャイアンツとホークスの監督として対戦した結果 的には最初で最後のシリーズとなり、巷ではON決戦という形で 開幕前から大きな話題を集めていたのだが水を差す出来事が開 幕前にあったのだ。 . . . 本文を読む

ケムール人編はウルトラで人類が初めて侵略宇宙人を撃退したEP

　ウルトラマンZの18話：2020年の再挑戦はウルトラQの19話 ：2020年の挑戦の続編的な内容で、恐らくOAされるのが2020 年だったという事が制作サイドから意識されているのだろう。 　面白いのは劇中でストレイジのデータベースにケムール人の 事件が記録されており、ケムール人の野望を阻止したのが民間 人や警官達だったという事でヘビクラ隊長も‘勇敢なる先人たち だ’と称賛しているのがジャグラス・ジャグラーから褒められた 感があり妙に嬉しいものがある。 　そういえばケムール人はウルトラシリーズの中で最初に人類 サイドが自らの手で、異形の侵略宇宙人を倒した事例だったと 思う。 . . . 本文を読む

ホークス異例のシーズンを優勝で飾る

　今日福岡ドームで行われたマリーンズ戦で、ホークスは5－1で 勝ち3年ぶりのリーグ優勝を決めた。 　先発の和田毅が6回を0に抑えると打線も5回に川瀬晃の2ベース を足場に中村晃の犠牲フライで先制すると6回に甲斐拓也の2ラン、 8回にも甲斐の2ベースなどで5点のリードを奪うと岩嵜翔・モイネ ロ・森唯斗のリレーで最終回のマリーンズの反撃を1点に抑えての 優勝決定試合だった。 　松田宜浩の代走・牧原大成が甲斐のレフト線の2ベースで一気に 還ったシーンなど今シーズンを象徴していたわけで、ベンチ入り メンバー全員で戦うというスタイルの勝利だろう。 . . . 本文を読む

ウルトラQへのオマージュ、2020年の再挑戦

　10月24日にOAされたウルトラマンZの18話のサブタイトルが 2020年の再挑戦で、当然ながらケムール人だけでなくパゴスも 出現するというウルトラQテイスト満載のEPだった。 　実はパゴスとケムール人は共にバルタン星人生みの親といわれ る飯島敏宏監督作品だけでなく、ウルトラQで4話担当した飯島氏 の作品では最初に制作された2話でQ版バルタン星人といえるケム ール人と同じくネロンガといえるパゴスが登場するのだから凄い。 　更に54年前に地球から誘拐されて合成手術を受けていた少女・ カオリを演じていたのが宇田川かをりだが、宇田川という名前は ケムール人と戦い最後に残った消去エネルギーに触れて消えてし まった宇田川刑事と同じ苗字というのにも注目したい。 . . . 本文を読む

ホークス‘まさか’のマジック2

　昨日福岡ドームで行われたホークスーライオンズ戦でホークスが 7－2で勝ち、マジックを2に減らした事で明日から福岡でマジック 対象チームであるマリーンズ3連戦で1勝すれば3年ぶりのリーグ優 勝を地元で決められる事になった。 　それにしても…である。 　2週間前の今頃は2位のマリーンズとの直接対決のG2とG3を連勝し 形の上では今シーズン初めてマリーンズ相手に勝ち越し2ゲーム差を 付けたものの、G1を落とした時点では首位はキープしていたが勝率 で僅か1厘差という際どいものに過ぎず残りマリーンズ相手の直接 対決が2カード6試合もある事から予断は許さない状況だった。 . . . 本文を読む

次男、中学に続いて生徒会役員に当選

　高校に入学して半年経つ次男が生徒会役員選挙で書記に立候補し ていたのだが、金曜日に行われた選挙の結果が今日判明し見事に当 選したらしい。 　もともと中学時代の2年の時に決して字が上手いわけでないにも 拘わらず書記として立候補し、立候補演説が結構話題になっていた ようで見事に当選し1年ほど無事に務めていたのだがまさかそれに 味を占めたのではないかと思ったりもする。 　中学時代は友人達が会長などに立候補するからという理由で出馬 していたのだが、今回も中学時代の友人らが立候補するからという 理由での立候補だった。 . . . 本文を読む

‘鐘’がキーワードの古関裕而劇伴

　現在OAされているNHK朝の連続テレビ小説・エールは作曲家 ・古関裕而の物語で、19週目が‘鐘よ響け’だった。 　鐘よ響けでは鐘の鳴る丘の主題歌・とんがり帽子と長崎の鐘が 作られるまでが描かれており、特に長崎の鐘は昨年娘が小学校の 修学旅行で長崎を訪れた時にバスガイドさんが歌ってくれていた ようで我が家にとってタイムリーなものだった。 　とんがり帽子や長崎の鐘は共に戦争から立ち直る人達へのエー ルとも言えるし‘鐘’がキーワードになっているのだが、忘れてなら ないのが同じく古関氏が劇伴を担当した映画・モスラだろう。 . . . 本文を読む

リカルド・ロペスを初めて見てから30年

　今から30年前の今日90年10月25日に後楽園ホールで行われた WBCストロー級タイトルマッチで、王者の大橋秀行は4位のリカ ルド・ロペスを相手に2度目の防衛戦を行ったのだが5RでTKO負 けしタイトルを失った。 　試合は1R終了間際と2Rに大橋の右がヒットしてロペスをグラ つかせるシーンがあったものの、3R以降は一方的に打たれて4R と5Rに計3度のダウンを奪われTKO負けする完敗だった。 　大橋は2月に崔漸煥を9RでKOしてタイトルを奪取すると、6月 に前王者ナパ・キャットワンチャイからダウンを奪い判定勝ちで 初防衛に成功し迎えた2度目の防衛戦。 . . . 本文を読む

ウルトラマンZの最終回でハルキとZは？

　現在TV東京系でOAされ好評を博しているウルトラマンZも後半 に入っており、これからの展開がどうなるのかが気になるのだが 少しばかり気になるのがハルキのドラマの終わらせ方。 　ウルトラではウルトラマンのような実際に地球に存在する人間と 一体化している憑依型と、セブンやレオのように人間体があるタイ プに分かれる2パターンがある。 　平成に入るとティガやダイナにガイアなど光を得ての変身という パターンになり人間体型の方が珍しいのだが、もう1つの特徴は昭 和の第2期ウルトラの憑依型は帰ってきたウルトラマンからタロウ までで変身する郷秀樹から東光太郎まで命を落としてウルトラマン らが憑依して命をつないでいる。 . . . 本文を読む