あるはずの物がないと危ない

 先月福岡市の本長寺で行われた師匠の33回忌に出席したのだが、
法要が行われた本堂は床にパイプ椅子を並べて座ったし終了後に
座敷で行われた昼食会でも膝などが悪い人に配慮して背の低いイ
スが設けられていた。

 ところが昼食を食べ始めようとした時にOBの先輩夫人が仰向け
に倒れ後頭部を打ちコブができるというアクシデントがあったの
だが、そのイスには背もたれがない一方で法要が始まる前に他の
人達と話し合っていた時には壁際にあったので壁にもたれて話を
していた、

 だから夫人も背もたれがあるものと考えてもたれかかるように
座ると、背もたれがないため後ろに倒れたというのが実情だ。

 座敷は当然畳で座布団が敷かれており夫人は座布団で後頭部を
打ちつけたにも拘らずコブができたのだから、畳ではなく板張り
だったらコブだけでは済まなかっただろうと はずみの怖さを実感
したのだった。

 15年ほど前に当時子ども達が通っていた幼稚園ではGW後に園
庭草取りが行われ父親は芋畑の草取りに回されていたのだが、こ
れがビッシリ根が張っているためスコップで掘り起こす作業を
庭草取り
が行われる前の月曜日に行っていた。

 その帰りに門柱から飛び降りていたのだが、ある年に後ろ向き
に飛び降りたところ着地地点が少し下だったにも拘わらず踵を打
撲するハメになった。

 正面から飛び降りれば着地点を目視できるのだが後ろ向きだと
見えないため、踵の打撲で済んだからよかったものの下手すると
転倒のリスクもあったのだから危ないところ。

 今回の法事での店頭事件を見ると、あるはずの物がないと危な
いという事を実感するものだった。

 

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