愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

江戸時代 南予地方の津波について

2016年04月03日 | 災害の歴史・伝承
江戸時代の南海地震での南予海岸部の津波について。昨日コピーが届く。

伊方、八幡浜、宇和島、愛南各地での津波の高さを実証、提示されています。

東北大学災害科学国際研究所『津波工学研究報告』32号(2015年9月)

数年前に東北大学の方々が八幡浜、宇和島などを現地調査され、案内したことがありました。その成果のようです。

先日出た拙稿「愛媛の災害」では、この論文を引用できず。具体的な津波高のデータが提示されているので、紹介すべきでした(何度かCiNii検索したけど、見落としていたようです)。最新の成果を反映できていなかったことを反省。


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