やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

娘たちに感謝 扁桃腺摘出から13日目 贅沢なゆっくり時間

2023-04-26 13:31:47 | 腎臓の病気のこと iga腎症
手術から10日目にはもう痛み止めも使わなくてよくなり
だいぶ楽になった。

ステロイドも隔日で飲み始めているけど
なんの変化もない。普通に穏やか
(ステロイド君たちよ、がんばってくれ)

退院してから娘二人から
それぞれ、極上のプレゼントをもらった
かなり、私も生まれて初めてくらいの贅沢を感じた
なんか私、クレオパトラになったような気がするんじゃけど、気のせいかな?

まずは、高校一年生になったはーたんから
退院祝いってラッシュのバスボムをもらった。


「これめっちゃ高かったんだよね」と言っていた。笑

しばらくシャワー続きからの久しぶりの入浴タイムに使ってみた。

これをポンってお湯に入れると
シュワーーーーーーーーーー
って
すごい勢いで泡になってとける。のと同時に
バラの小さい花が何輪か浮かび上がってきて
ゴージャスなバラの香りが広がるの。
ミルクみたいなしっとりしたお湯に花が浮いていい香りに
包まれる。

ふわわーーん
とろりーん
て感じ。ほんまに至福

はーたんにとっては高いのに
まじありがとう。
ちょっとこの贅沢感。一瞬しか味わえないていうか、
こういうのは、この時間の幸せ。

そのときから
どうも自分がクレオパトラなんだよね。
いやーん、美に目覚めざるー



そして昨日は長女りーが
すごい大きな花束と緑の観葉植物たちを持ってきてくれたの。


花束の大きさにびっくりよ。

生まれて初めてこんな花束をもらいました
くらい大きくてゴージャス。さわやかで可憐。


大きさが伝わるかな




いろんな花が入ってて、このツボミが咲いたらどうなるんだろ~っていうのも混ざってて。



飽きずにずーっと
ニヤニヤしながら見てる、わたし。






この花ももちろん、楽しめるのは時間の限りがある。

だからこそ、贅沢。

ちょうど家でのんびりしているこのGW、
この花のそばで音楽聞いて、お茶して・・・ぼーっとして

を楽しもう。お花がそこにあるだけで
運気上がりそう。

幸せが漏れ出してる。笑
そして、部屋の空気を全て浄化してる。

そこに住むクレオパトラ51歳。

りーもはーたんも、はじけるような笑顔で
めっちゃかわいくて、素敵な子に成長してくれてありがとう
て思ったの

観葉植物の緑もまた
増えたの。

いろいろと、急がず、
ゆっくり動き
気ままに過ごし
お酒も飲まず体は浄化され、笑
食べ過ぎず、
身も心もデトックス
内面から満たされてるクレオパトラな仁美。笑

(5/8の耳鼻科診察(扁桃腺)までお酒なし、激しい運動もまだ禁止中)









退院 扁桃腺摘出から9日目 ステロイドパルス3日目

2023-04-22 09:48:30 | 腎臓の病気のこと iga腎症
今日退院。



今3日目のステロイド500を入れてるとこ。今のところ何もない。

昨日この先の話を担当の先生と話した。(ステロイドパルス治療中の)

普通にお酒もご飯もよいし、運動制限もないから普通にしてって
もちろん、減塩だし(極端でなくていい)暴飲暴食注意
くらい
でも自分で勝手に制限かけずに栄養ちゃんととって、って。

腎性検のときの食事が低タンパクとかでしたよね(味がないご飯に
低タンパク米)
て言ったら
あれ?そうだった?それは末期の人ようだから間違えてたな、ははは
だって。笑笑

まあちょっと脂肪つきやすいから気をつけつつ普通に暮らせばいいみたい。
何かあれば先生に相談すればいいし
眠れない時は睡眠薬を飲めばいい。
治療が終われば何事もなかったかのように元通りみたい。

元々原因不明の難病なのであれこれ考えても
仕方ないわな。

あとは喉が治るのがあと一週間かな!!
希望を持って退院するよー
料理、園芸、家の素敵空間つくり、チョコザップ、家ヨガ
を楽しみたいと思う。
結構引きこもり体質なんだよね。😆
たぶんどんな環境でもあまり苦にならないのかも?

気が向いたら山にも行こう。
パキスタンに行く前から帰ってきてまだ
あの倦怠感みたいなのないし。

体っていろいろ不思議ね。



今日からステロイドパルス療法開始 入院して一週間

2023-04-20 20:32:55 | 腎臓の病気のこと iga腎症
扁桃腺はちょっと痛みもなく声も出るようになった!
と思って先生や看護師さんとおしゃべりしていると
ガーンて痛みがくる。
あと一週間は大人しくしていよう。

そして、いよいよ今日から点滴によるステロイドパルス療法の初日。(4月20日)
わたしも素人なのでよくわからないけど普通の炎症には
ステロイド5mg以下の、もっと少ないのかな?服薬するところを
今日から一日500mgを3日連続点滴。

わたしのiga腎症というのは、
腎臓の糸球体に免疫グロブリン のIgAという蛋白が沈着していく難病で
濾過機能が働かなくなり
放置しておくと多くは慢性の経過をたどるそうな。そして透析とか必要になる。
その異常なigaを撃退するべく、点滴によって投入された
特殊武装狙撃隊S.W.A.Tみたいなステロイド。

副作用が強くて
骨が脆くなったり、血糖が高くなり、筋肉なくなり
太りやすくなり顔が丸くなり、毛が濃くなるか薄くなるかとか。
躁鬱とか不眠とか。腹が出るとか。
怖いわー。(人によって出方が違うらしい)
(ステロイド治療終わったらこの症状も消える)
食べ物には気をつけなきゃだけど、運動制限はないし
実業団のテニスの選手もトレーニングを続けて治療のあとは
復帰してるとか担当の先生から聞いて、希望も持っている。

むしろ
何もせずに動かないのは良くないと勝手に思ってる。
運動していいんですよね?て、何度も聞き直して
うんうん、と言ってもらった

この点滴のあと退院したら1日おきにステロイドの服薬(30mg)と
たくさんの副作用を防ぐ薬も飲み続け
6月に2回目点滴3日間
間に1日おきの服薬
8月に3回目点滴3日間
それから服薬のステロイドの量を減らしていって10月に治療終わる予定

尿淡白とか出てないかとか調べていって
寛解かどうか判断するみたい

わたしはもう、昨日、担当医の先生と話してから
アフターステロイド治療の自分の仕事のことを考えてワクワクしてきたの。
ちょうどお客さんのお一人から8/5からのパキスタンのツア
どおかな?て声をかけていただき
担当医の先生は飛行機も大丈夫だし、そうやって仕事してる人は
たくさんいるって。
8月ならタイミング的にもステパ療法始まって四ヶ月だし。どんなものか
わかってるかなあと。

会社もいいよって言ってくれて(たとえ体辛くてダメになっても)
水面下では用意していこう。と。
11月からはパンフレットに名前も戻ってくると思うし
作ってみたいツアもあるし

あー、がんばろー!!!!

て思うのだった。
午前中の点滴中は、いや
前日の夜からまず、体に明日からステロイドたち入ってくるよ
て語りかけ、笑笑
点滴中は、体に入ってくるステロイドに
よろしくお願いします
悪いとこだけやっつけてね
割と仲良くしようね
て、心の中でお祈りしたわ

ちなみに今のところ(pm20:10)
何もない(当たり前か)

夕方、親友が前日も家族からのお手紙とか集めて持ってきてくれて
感動したのに
今日は大きな用紙に
みんなで帰りを待ってるよ!がんばれ
のメッセージを持って旦那さんと娘ちゃん(はーたんの親友)
も来てくれて、下の道路から3人で手を振ってくれてるの。
窓から涙ぽろぽろ!

隣で点滴しながら座ってたおじさんも一緒に感激して
嬉しいですよね
て、手を振ってくれていた。


いろんなことがあっても、どんな状況でも
人の温かさ
人との繋がりの中で元気や感動がもらえることが
生きてるうちの最高の幸せだな、と思う。






インスタにパキスタンの写真少し上げてるけど
こちらにもまた書いていく予定(3/24から4/1まで行ってきたパキスタン フンザのツアー)

カリマバード(パキスタン フンザ)からの
カラコルム山脈の名峰 左ディラン 右はラカポシ7788m

パスー氷河(氷河、好き)


このあたりの地形はカラコルム山脈
近くにヒマラヤ山脈、ヒンズークシ山脈と
世界の屋根が連なっていて、目に見えないスピードで大地は動き続けている。
山は隆起しつづけ、氷河は谷を削り流れ続けている。
地球の歴史の長さを感じると
私たちの日常のあっという間の短さがかわいく思える。




夏に行きたいな、と思っているツア↓こちら(お客さんが申し込みをしてくださっていて
誘ってくださったよ)

(ぜひご参加くださいね💕)行けるように頑張ります。※行けなかったらごめんね




























































術後4日目 眠れない理由

2023-04-18 15:38:17 | 腎臓の病気のこと iga腎症
入院して、もう6日目!早ーい。
先ほど点滴の針も腕から外してもらい、
なんか自由になった。
痛みがどんどんなくなるので、この長い暇な時間に
病院内を歩くのと、映画を見るのと
本を読むのと。

午前中は外来に行って診察を受けるので
そこではひととき外の人々に接する感じでちょっと世俗的下界的時間。笑
でもここで会うこの人たちもみんな病気や怪我で治療の必要は方なのよね。
外来診察の帰りなら売店に行っていいと言われてるので売店に行って
飲み物とプリンを買う。笑。点滴の棒コロコロと一緒のこともある。
1日1回のショッピングタイム。
そのプリンを帰ってきて大きな窓の前の椅子に座って食べる。
なんとささやかな幸せよ。

その窓から見る道を歩くあの人たちは健康な人・・・なのかな。
ま、いろいろみな、いろんな人生がありますわな。

病棟の散歩のときの、
窓の一つからは富士山が見えることもわかった。
別の窓からそれぞれ、丹沢の山とか秩父の方とか全方向。
そして、この大きな窓のそばの椅子に座って
お茶を置いて音楽を聴きながら足を前に伸ばして
本を読む。耳のイヤホンつけて、ノイズキャンセリングにする。
流れてくる音楽が周りの音を消し、
この目の前の世界と私の世界を分ける。

お茶を飲み込むとちょっと喉が痛いのだけどね
でも薬がかなり助けてくれてる。そこまでひどくない。

数日前の夕日

病棟からなんだけど。

まじ、太陽は熱を持ってこの世を照らし
その光を吸い込みながら沈んでいく
ユラユラって感じで




で、眠れない理由。

昼寝はあまりしてないけど夜も連続して寝れないの。
なんでかというと、扁桃腺摘出手術により、たぶん喉の奥が腫れてて
鼻の奥を圧迫してるのね。
なので、鼻呼吸できなくて、いつも口が開くでしょ、
それだと口が乾いて寝れないよね。
マスクしても濡れタオル持っても
ちょっと座り気味にしてみたり。
寝たと思ってもすぐ目が覚める。ちょと苦しい感じ。
座ってると楽なの。

それで手術の後からあまり寝てない。

それが一つ
もう一つはインカ帝国と、スペインからの侵略の
この読んでる小説が面白くて眠れない。(インカ1 ピューマの影)
読み始めると、まず、名前とか字が難しくていちいち
戻ったり、調べたりして進まないのもあるんだけど。
どんどん進むって感じじゃないのだよね。
でも、運命が動いていくんだーて、引き込まれていく。
史実が元の小説なのでこの人たちの運命はわかるわけよ。
その詳細な感じが面白い。


もう行ってるから光景が浮かぶのも大きい。
歴史も知ってる。
ピサロが出てきてて、(インカを制服した人)
(この人はペルーのリマに像が置いてある、侵略者なのに)
あーこのやろうこいつは、インカの最後の王アタワルパを
人質にとり、金と引き換えにって金財宝を集めたくせに
アタワルパのパワーを恐れ
殺すのよ
という本当の歴史をもう知っている。
今読んでるとこはまだ2人は出会ってさえいない。

小説の中でアタワルパはすごいカリスマ性感じる
かっこよく描かれていて。
(3巻まである)

あのマチュピチュの階段とか、広場とか。。。思う。

て感じでのめり込みすぎて、
朝になってしまう。

出てくる言葉と、表現をわたしが完璧に理解したいため、
読むのが遅いのよ。こんな入院中しか読めないわな。

そのまま朝になり、明るくなり
もう本はやめようって本を閉じる。
羊を数えるのではなく、羊を打つゲームとか携帯で延々にしてると
看護師さんが朝の検診に来てくれる。

そして、今日も寝ないまま夕方になるところ。

なんか、入院とはいえ
貴重な時間な気がしてる。


まだまだ書きたいこともあるけど
なんと、パソコンの充電器を忘れてて、パソコンが使えなくなった。
せっかく外付けHDでパキスタンの写真も持ってきたのに。
延長コードも持ってきてたのに。

取り止めない内容を
いつも読んでくださっている方にはありがとうございます。
また書きますね!


こちらは2019年に最後にマチュピチュとレインボーマウンテンに行った時の
ツアーブログ
もっとたくさん写真もあるし
また見てみたいな

それとかクスコの定番景色
こちら

ここには、前の会社で行った時からの昔からのお客さんたちとの
懐かしい思い出もたくさんあるし
忘れられないことがたくさん。
大好きだわ。大切なDVDもあるよ、作っていただいた。





手術は無事に終わりました

2023-04-16 17:14:44 | 腎臓の病気のこと iga腎症
14日の金曜日の午前中に
無事、全身麻酔による扁桃腺摘出手術を終えた。

なんでこんなに元気なところから
こんな大変な傷付けることをするのって感じるほど
不思議。ほんまに病気なのかな、て。
診断、間違えてないのかな、とか。笑

今はまだ術後2日目なので痛み止めの点滴がないと
喉が腫れてるし痛すぎる。けど、想定していたことなので
頑張って過ごしている

予定通り映画見たり、読みたかった本を読んでいる。
本は、前にペルーにツアーに行った時お客さんから教えてもらってて
私も読もうと思って買っていたもの。
やっと。。。

これ、3巻まである。
この世界に引き込まれる。この1500年代の南米と
スペインは、コロナ禍直前に訪れたパナマも含めて
実際に見てるものが多いので、
なんといっていいかわからないけど、感じるものが多い。

帯には超大型歴史恋愛冒険
とあるけど、まだ恋愛のところにきてない。
これから少女アナマヤがどんなふうに成長していくんだろ。



よくドラマで見るような
呼吸器を口に付けられて、真上に丸い照明が見えて
ピ ピ ピ。。。て聞こえてるのが
眠くなりますよって言われて
自分の中では5分後にウエヤマさんって起こされた。
そしたら手術はおわっていた。

実際には2時間くらい。


大体普段、目標を持って忙しく頑張るのが趣味の私だけど、笑
とりあえず何も頑張ることもない貴重な時間を過ごしている。
娘たちも友達もラインくれて励ましてくれたり。
笑わせてくれたり。

あーでも、ほんとに、健康は大切だと思う。

病院のこの雰囲気だけで、病人になるし。

献身的な看護師さんたちはすごいって思う!
私も毎回のように大変な仕事ですね、と言われるけど
看護師さんたちこそ、大変すぎるわ。


今は喉が痛いけどもうシャワーもできるし、
ご飯は柔らかいものを、昨日から。





味付けはおいしくしてあって
全部はまだ無理だけど食べやすい。

病棟内を歩いていいって言われてウロウロ点滴の棒を持って歩いてる。
時々点滴が繋がってないのにこの棒をただ持って歩いてることに気づく時は
恥ずかしくなる。笑

痛み止め、抗生剤、止血剤を
1日数回点滴で入れてる。切り離されてる時間もある。

ウロウロ歩いてると同じようにウロウロ歩いてる男性も女性もいて、
何度もすれ違う。狭い中で何度も何度も。

同志よ!ともにがんばろう!

と、口には出さないし、挨拶もしないんだけど
心の中で思ってる




















新しい生活

2023-04-13 18:21:55 | おもう。

みなさん、こんにちは

まず、今日から入院していて、今は病院のベッドに
座っています。夕食を待っているとこ。
(腎臓食でなく、普通の病棟(?)食なのでご飯が美味しい)
明日、扁桃腺の摘出手術は
全身麻酔。(腎臓病治療のため)
今の心境は、
なんとかなるだろう、これで治るんだろう、乗り越えよう
痛いのはいやだけど、仕方ないし、治る見込みがあるんだからありがたい

て感じ。

読みたかった本と
映画もたくさんダウンロードしてきた。

旅日記も終えたのでまた時間を見て
パキスタンのツアーの写真も紹介するね




4月になり、
はーたんもJK!女子高生、めちゃ楽しそう、
月曜、初日は後ろの男子と友達になってインスタ交換した
火曜日、6人友達できた
水曜日、新しい友達と遊んで帰るて、夜帰ってきた
そして今日。

お弁当作りも始まり、
6時に起きて、今のところ、楽しー。大変だけど。
朝カフェ音楽を聴きながら。(夫のお弁当も入ってる)


この数日は入院の時用の冷凍小分けとか
準備大変だった。
今朝は明日のも作って詰めて凍らせてある。

↑このお弁当箱は立てて持ってもいいのを
友達に教えてもらったよ。とても便利。こぼれないし崩れない。

これにスープ付き


朝の新ルーティン

春って感じ。

前月、JALとANAのマイレージが一部、三月中に切れると気付き
ブルーノのホットプレートセットと
欲しかった大きな赤ワイングラスと
高級な包丁と
Bluetoothのスピーカーを購入した
セーフ。

これによって
人生が数倍楽しくなってる



このホットプレートは、お手軽サイズで
卓上で小籠包やミニお好み焼きや焼肉や、牡蠣や魚介を
焼きながら
が、楽しー。。。

新しいグラスはワイン飲むのも、
最高。しかもグラスは、大きくて、口にワインを運ぶ時
香りが顔全体に広がるって感じで顔ぐらい大きいの


残念ながら1度使って、2度目で、なぜか運ぶ時にガシャーン


お約束の、て言われつつ。

ショックすぎたので買い直した。
めちゃくちゃ高いのは買えないなと思った
もっといろんなグラスで飲みたいんだー。



そんなこんなで
なんかいろいろと
毎日楽しく過ごしているよ






すみれも、JKファッション



退院したあとのことは、またそのときに考えようと思う。


































帰国しています

2023-04-02 22:07:20 | 山旅(海外)
昨日の夕方、帰ってきた
仕事中は自分が「難病」(まさか、うそじゃろ、はははは)ていうくらい
元気で、内側から出てくる高揚感みたいなもので疲れも感じないの。
今は病気というより、症状なんだろうけど。
気持ちの持ち方というのはすごいね。
これを繰り返していたら、自分が病気だとは気づかないだろうね。

いつも熱を出したり風邪ひくのも、ツアーとツアーの合間。
合間に崩して、本番には持ち直してる、ていうのを
ずっとやってきてた気もする。
一度だけ、インフルエンザで仕事をキャンセルしたときは
悔しかった。前の会社のとき。
私がいるから来てくださっていたお客さんにも申し訳なかったし
残念だった。

このあとは、しばらくツアーの予定がないことが、
とても残念。改めて、ツアーのときが大好きだし、この仕事好きすぎると思ったから。
(本当はあと10日くらいで台湾の最高峰ふたつに登りに行くはずだった。たしかに前は
そんなの散歩くらいと思っていたけど、今はすごい挑戦に感じるから
治療のときなんだろう・・・・)
とりあえず、自分の体調をあわせていく必要がなく、家のこと仕事のことを
バタバタと準備する必要もないので、
体をなおそう。

*

パキスタン、おもしろい国。
価値観、暮らしも違うから、
つい最近まで普通だと思っていた、日本での暮らしは
なんなのだろうかと思う。
戒律の厳しい地域では、男性しか外にいないし、
ニワトリを数羽束ねてその首をもって歩く人や、
トラックの荷台に立って運ばれるヤギや、ほこりっぽい街の喧騒や
北部の静かさ、大自然というより神々の住む山の世界、氷河・・・
全く違いすぎて、その非日常感が最高だったから、
これからのしばらくの日常も楽しめる。
そしてその非日常の光景でさえ、すでにわたしの中では
珍しくもなく、懐かしいような、そんな感じ。

地球は広いな・・・
それだけはいつも思う

また、落ち着いたら、紹介するね。
今度はゆっくり紹介できると思う。
(次の入院のときはパソコンもっていこうと思うし。笑)

お客さんたちもとても素敵な方々だった。
ガイドさんもいい話をたくさん教えてくれた。
いろんなことを進めていかなきゃいけない、スピード感が
わくわくだった。

そして、今年もフンザは変わりなく、桃源郷だった。


深い谷の中に花が咲き、川が流れ、空に7000m級の白い山々が
美しかった。

お花見でバカ騒ぎをしてゴミをたくさん出すあの光景が
遠いどこかの、変な国って感じだった。

*

でも、帰国した昨日、駅にはーたんとすーちん(二女と三女の犬)
迎えにきてくれたので、そのまま、お酒とおつまみ買って、夫も三人で
公園にお花見に行ったの。
桜が過激なピンクにライトアップされててびっくりした
センスないのか、なんなのか。はーたんもその友達たちにも不評らしい。
綺麗でもなんでもないけど、
なんか、ひんやりした空気に桜の花びらが舞ってきて、
座ってビールのんで、旅で見てきたものの話しとかして、
笑っているのは心地よかった。だってこれが、私の日常。

ガンダーラ美術のこととか。どうやってあの仏教美術が生まれたとか。

私の話を受け止める、その受け止め方にも、はーたんの成長感じ。

(ちなみに期待していた留守中に料理をしてみる、はほとんど期待はずれだった)