DOG is GOD

犬との共生!犬連れ人生/犬連れ日記。
ニセコの自然に囲まれての生活。

年齢差

2009年11月30日 09時36分28秒 | Weblog
 昨夜、WBC世界チャンピオン・フライ級を見る。
 北海道出身の内藤選手に挑戦するのは絶えず問題の多い亀田兄弟の兄、テレビ局はこれでもかこれでもかと対戦開始前まで趣向を変えての盛り上げに躍起となっていた。
 
 いざ対戦したがどうも両者腕に力が入りすぎていて打ち合うシーンは余見られない。亀田の変則に出すストレート、世界戦とは言い難い打ち合いだった。

 元チャンピオンの解説では各ラウンドごとのコメントとして「お互いの持ち味が出ていた」「良い打ち合いだな」「緊迫した試合展開です」などのコメントが繰り返されたが、何処が良い試合なんだと言いたくなる。
 解説者もテレビ局に丸抱えであればこその発言だな。

 35歳のチャンピオン、ナイスファイトであったが年齢的にはパンチやアッパーにスピードと力が籠もってなかったな。
 挑戦者もカウンター狙いで打ち合う迫力には欠けていた。
 3-0で勝利したととは言え新チャンピオンの強さやテクニックは感じられないかったな。
 埼玉アリーナが一杯になって盛り上げを期待した割には低調な試合だ。

 全てを見終わって両選手を比較すると全ては年齢差だったな。
 35歳と23歳との対戦では勝負ありだ。
 特に肉体を酷使しての対戦ではテクニックよりも体力の違いは動きにそのまま出る。チャンピオンの気力を称えるが1つ1つのパンチが弱かったようだ。

 35歳、丁度良い切れ目になるな。新しいスタートをするべきではないかな。

応援

2009年11月30日 07時05分47秒 | Weblog
 9時開会式の町民バレーボール大会の応援に出かける。
 
 ABOOK横に駐車し体育館に到着すると既に試合が始まろうとしていた。
 
 小学校での練習で見かけた選手が既にコート内に、監督のMさん、Oさんが盛んに指示を出していた。
 
 1セット目は接戦で落とす。相手は選手全体が若い感じだし、左からのアタッカーが強烈に打ち込んでいた。セッターも安定していて良いトスを上げていた。
 2セット目も4ポイント差で惜敗。

 サーブとレシーブで相手が勝っていたな。それに相手の前衛アタッカーが随所でポイントを上げていた。

 第二試合も相手チームが若い。
 相手のサーブをしっかりレシーブできなかったのが敗因だったな。
 ブロックに跳ぶのだが逆にそのボールが上がらなかった。
 レシーブでのお見合いも何回か出たな。
 大声で応援をしたが2試合とも惜敗で勝ちあがれなかった。残念!

 総監督のTさんから12時過ぎに近藤コミュニティーに来るようにとの伝言がある。急ぎ、倶知安のMAXに出かけて買い物を済ませる。

 途中の7-11でチームの集合写真をプリントする。試合後の集合写真をせめてものお土産にと思い、印刷する。

 12時30分、コミュニティーセンターで反省会に参加する。

 弁当とオードブルに缶ビール、話題は近所の新しい住人と新築中の家屋についてが殆どだった。

 2時を回ったので失礼し犬達との散歩に出かける。
 バレーボールは若いスポーツだな。垂直にジャンプするのは若くなくては出来ないな。

散歩後、大相撲千秋楽を見る。
 14日目に白鵬優勝が決まってしまったので興味は半減してしまったが、朝翔龍の意地を期待してみる。
 力の入った一番で白鵬が負けるのではと思っていたが矢張り強い。
 全勝優勝だ。
 それに引き換へ、日本の力士の不甲斐なさは目に余るものがあるな。
 魁皇が勝ち越しを決めて幕内最多勝を延ばし、初場所での記録更新に繫げたのは好材料だった。
 その他の大関に関脇・小結はしっかりと稽古しているのだろうかな。昔ほどの力の入った相撲の取り組みが減ったようだ。
 立会いでの体のかわしや叩き込みに出し投げが多いな。しっかりと相手と四つになって力のこもった相撲を取れよと言いたくなる。

 呼び出しに呼ばれて土俵に上がっても四股を踏んでいる形がどうも見栄えがしない。足も高く上がってはいないし、腰が割れていないのが気に掛かるな。
 関取よ基本動作からやり直しては如何かな。
 

 
 
 

教養講座

2009年11月29日 04時28分12秒 | Weblog
 夕方ニセコのABOOK主催教養講座に参加する。

 講師は理事長の旦那さんで冒険家とのこと。
 「アリウトカヤックについて」
 
 今までに何度もアリューシャン列島の島々に出かけているらしい。冒険の著書も多くカヤックについての本も出している有名人だ。ニセコでは著名人になる。

 アイヌやイヌイットと同様に「アリウト族」はアリューシャン列島の島々に点在していたが現在では文化も言語も殆ど失われてしまっているそうだ。

 カヤックにも大きくグリーンランドカヤックとアリウトカヤックの別があるそうだ。流れの速い海洋ではアリウトカヤックの方が操作しやすそうだ。
 2人乗りに3人乗りがあるらしい。ロシア時代には中央にロシア人が乗ったそうだが、本来は若いこぎ手が中央に乗り、前方は漁のハンターが位置し後尾には老練の漁師が乗り込み舵を担当したらしい。

1750年ごろにロシアの支配下に組み込まれ、1867年にはロシアからアメリカの国に飲み込まれて現在は5000人程度そうだが混血が進み、アリウト族そのものが認められないそうだ。

 数千年前からアジアから移り住み独自に海の漁を生業にしてきたそうだが大きな歴史の流れの中に民族そのものが消えかかっているそうだ。

 アリウトカヤックには独自の工夫があり海での漁には最高だそうだ。

 この冬にはアリウト族の末裔等がニセコに遊びに来るらしい。

 ニセコの雪で遊ぶらしいが今はアメリカ人なのだ。

 機会が有ったら、アリウト族との交流切っ掛けを詳しく伺いたいものだ。

 大きな歴史の中に埋没してしまう少数民族の話は大いに勉強になる。

ヤマガラ

2009年11月28日 04時14分20秒 | Weblog
 天気予報では曇りのち雨から雪とのこと。
 最近、四十雀ににた茶色の鳥がやって来るようになった。
 図鑑で確認すると「ヤマガラ」と出ている。
 顔は淡黄色で頭から後ろ頸ににかけて黒く、背と腹がレンガ色だ。
 形は四十雀と殆ど同じだが、腹と背に色が付いているので見分けやすい。

 以前は殆ど見かけなかったがここ数日に餌を求めて現われた。
 「ヤマガラ」は群れで生活せずに番いで暮らすようだ。分布は全国で生息地は林の中、一年中観測できるそうだ。

 新しい鳥が現れてくれたので餌台に餌を置くのが楽しみとなる。
 更にこれからどんな鳥達がやって来てくれるのかな。

昼に駅前の綺羅の湯へ出かける。
 綺羅の湯の招待券有効期限は今月中を持参し、駐車場に降り立つとTさんと女性が同時に降り立つ。

 声を掛けると、食事を取るとのことで駅構内にある「N」にはいる。

 Tさんは女性の取材を受けているとのこと、「此方も俺に捕まった人だよ」との紹介。北海道の札幌まで高速道路を延伸しようと運動をしている方らしい。

 前歴やニセコに来た経緯をあれこれ話す。

 御主人は野鳥の写真家のようだ。

 食後、綺羅の湯前で別れて湯に浸かる。

 無料招待券が新聞のチラシに入っていたものだ。先月に1回、今月に1回と利用させてもらった。住民サービスとしては感心だ。

 平日の1時前後、結構な賑わいだ。入浴している人は殆どがオールドボーイだった。その中で一番若かったのではないかな。

準備

2009年11月27日 06時01分23秒 | Weblog
 マレーシアから帰国したTさん夫婦とニセコの一昨日夜に出かけた。
 3日連続でリッチなゴルフを体験しマレーシアへの移住受け皿関連住宅の視察をしてきたようだ。息抜きと旧交を温める海外旅行とは結構ゴウジャスだな。

 詳しくは彼のブログを参照されたい。

 お目当ての居酒屋は以前の調理場小火騒ぎで改修中で場所を変更しての飲み会となる。「M」に入ろうとすると若者に質問を受ける。「この辺に居酒屋は有りますか」2・3の飲み屋を紹介するが結局は一緒に「M」に入った。

 若者は向かい合ってなにやら飲みたい雰囲気でカウンターを避け畳みの間に移動する。口うるさそうな3人と思われたな。

 マレーシア事情などを聞きながら、焼き鳥や冷奴、キムチ餃子鍋を頂く。
 奥さんは「ウーロン茶」で帰りの運転をお願いする。申訳ないな、何時も何時も
運転してもらっては。

 午前中に年賀状の図案を決めて印刷を済ませる。

 今年の年賀状の形式で写真を変更し印刷を済ませることにした。図柄が決まれば簡単なものだ。後は印刷機で200枚を一気に印刷完了する。

 夏場に稚内で写した写真でベラとビルとで収まったモノにした。

 毎年のことだが年賀状は面倒だな。

 ニセコに来てからは正月に届いた年賀状に対して返事を書いているがそれでも300枚近くになるのだ。
 今回は早めの準備でいくらかは楽になるな。

 この時季、喪中葉書が届きだした。既に6枚が来た。

 父母の死亡で喪中葉書を2年連続して出したが、それからは正月に届く年賀状は一気に減ったな。

 年賀状を書くのは前の年の年賀状を見て書く傾向が強いな。喪中葉書よりも年賀状だな。喪中が続くと当然、此方からの年賀状は届いてはいないので受け取る年賀状が少なくなるのだ。

 今までは400枚前後だった年賀状もここに来て減少してきた。それでも300枚は多いな。

 正月の時間つぶしと思えばいいな。

 来年の干支は「寅」父が生まれて100年だな。大正3年・寅年だな。

 父を偲んで100年祭のイベントでもやるかな。

午後真狩の床屋に予約して出かける。

 留守中にビルが嫌がらせでリコーダーの吹き口を齧ってしまった。

 軽率だったな、テーブルに置いておいたのが仇となる。ビルは隠れたままで呼んでも近づこうとはしない。「俺を置いて行くからだ」と言わんばかりだ。

 参ったな!

玲於奈

2009年11月24日 09時42分42秒 | Weblog
 朝の散歩で近くの若者が犬を連れての散歩に良く出会う。
 名前を尋ねると「玲於奈」とのこと、年は1歳と6ヶ月とのことだが、我が家の犬達と出会うと興奮して威嚇の形相が激しい。吠えまくること甚だしい。

 今回で何度目かに成るが一向に対面の様子には変化が見られない。
 私があやそうとしても顔に皺を造って噛み付こうとする。5年前だったか市川で近所の犬に噛まれた事を思い出し、撫でるのをやめた。

 それにしても威嚇の態度は一向に収まらない。少しは馴れてくれても良いのだがが、相当に可愛がられているのだろう。
 自分が犬とは思っていないのだ。

 久しぶりに朝から青空が覗いている。
 先住民のTさんはマレーシアにまで出かけてゴルフ三昧とのこと。
 元気でプレー出きる内に大いに楽しんでください。羨ましい次第だ。

 倶知安のホーマックで体重計を買って来た。
 数週間前に綺羅の湯に出かけた際、体重計に乗ったのだが84キロと表示された。太りすぎはいけないと思い、日常の体重を量ってウエイトコントロールに勤めることにした。
 それにはまず、体重が幾らなのか分からなくてはいけない。

 ヘルスメーターを検索するとピンからキリまであることが分かる。

 2000円に満たない体重計を求める。

 早速に帰宅して計測すると、81キロ。

 最近の小食が可なり影響しているのだな。後は運動で調節していこう。

 運動と言っても犬達との散歩以外は何もしていない。

 木曜日には小学校で「バレーボール」の練習が予定されているので参加してみるか。先々週に参加した「ミニテニス」では3日後に筋肉痛が出た。

 今回も直ぐには出ないで2-3日後に足や腕が筋肉痛だな。

 筋肉痛が出るだけでも健康と思って参加してみるか。

 昨日は「清張・短編集」中を読み終えた。中々面白かったな。

 前半は可なり細かい描写があって興味をそそられるが、後半には犯人やトリックが解明され、呆気なく終わるケースがあるな。

 「オール読物」などに連載された関係で枚数や回数に制限が有って後半は直ぐに終わってしまう傾向だな。これが短編の特徴か。それでも面白さは抜群だな。

J 1

2009年11月23日 05時52分01秒 | Weblog
 日曜の午後サッカーのJ1「川崎フロンターレ対大分トリニータ」戦を見る。
 
 大分は既に来期のJ2降格が決定しているが前節までの首位川崎に勝るとも劣らない闘志を顕し、攻撃的なサッカーを展開した。川崎の中村憲吾は足の肉離れの後遺症で動きに精彩がない。後半の終了前には波状攻撃が繰り返されたがロスタイム4分を守りきった大分が1点を守って勝利した。

 これで鹿島とG大阪が土曜の試合で勝利しているので1位鹿島(60)2位川崎(58)3位G大阪(57)となり、次節の試合如何では鹿島の優勝が濃厚になった。次節の対戦は鹿島がG大阪と対戦し川崎が新潟と試合するが鹿島が勝てば(63)川崎も勝てば(61)と最終まで縺れることになる。
 川崎とG大阪が優勝するためには鹿島が敗れなくてはならない。G大阪は是が非でも鹿島を下し、川崎も新潟を破れば(61)となって、川崎が1位、2位には(60)で鹿島とG大阪が並ぶことになる。

 しかし、試合は対戦してみなくては分からない。
 いずれにしろ残り2節ともに勝利しないと優勝からは外れてしまうのだ。

 J1にしろJ2にしろその時々のチームコンディションで決まる。たいした差は殆どと言って良いほど無い。

 それでもJ1とJ2とではスポンサーからサポーター試合の放映など天と地ほどの差が出るらしい。

 名門、千葉も来年はJ2に降格する。
 毎年各チーム切磋琢磨してJ1へ昇格すれば良いのだ。

 北海道のチーム「コンサドーレ札幌」は昨年J1になったものの今年はJ2に残留で来年もJ2スタートだ。
 折角、新監督になったとは言え中々昇格するのは難しいようだな。

 次節の「鹿島対G大阪」は見逃せないな。

短編集

2009年11月22日 06時50分47秒 | Weblog
 コンビにから受け取った「松本清張・短編集」中・下巻を読み始めた。
 NHK教育でも「知る楽」番組で特集しているが、国民的作家として今でも根強い人気がある。
 結構彼の作品は読んだと思っていたが、再度読み直してみると面白い短編が有ったのだと感心してしまう。
 彼は先日亡くなった森繁久弥が国民的俳優なら清張は国民作家だな。
 勲章や褒章は受けてはいないがそこには訳がある。
 作家として活躍しだすと選挙の度に何故か共産党のポスターに顔と名前が出ていたのを思い出す。
 彼の作品に「日本の黒い霧」があるが将に「レッド・パージ」だな。
 彼ほど多彩に推理小説や近代史、更には古代史に疑念を示して書いていた分野が広い人は居ないだろう。
 文壇デビュー作と良い、昭和史発掘と良い、旺盛な推理力はたいしたものだ。
 最近は興味を示すとテレビや何かに取上げられる傾向が有るな。
 上巻は何気なく千歳の売店で購入し、フライト中に読んだのがきっかけだった。
 面白さが湧き出し、中・下を買ったのだが読みやすい短編が良いな。

 最近は持続力の低下で本の厚さを見ただけで読むのが嫌になる。
 いつもなら直ぐに眠くなるところだが、今回の短編は1篇読むと更に読みたい気が起こる。面白いからだな。

 清張の凄さが興味をそそるのだな。

デフレスパイラル

2009年11月21日 09時06分30秒 | Weblog
 今朝の新聞には「デフレ」と政府が認める内容の記事がトップを飾ってしまった。物価指数の下落で賃金の低下、それに伴って需給のマイナスと悪循環に陥ったことになる。
 物価の下落から雇用情勢の悪化・所得の低下の伴って消費の低下、産業経済の低迷と洗濯機の渦の如く中心に落ち込む現象だ。

 菅さんはすんなりと認めたがこれを如何様にして回復させるのであろうか。

 景気は持ち直しつつあると言ってはいるが失業率や景気低迷は依然として続いている。

 仕分け人による経費削減で北海道は既に風邪を引き込んでいるようだ。
 更に、この冬の除雪対策にも資金不足が起こるとの懸念もあり、資金があっても除雪を引き受ける企業が倒産や規模縮小し、儘ならなくなって来ているらしい。

 北海道は観光と食産業しか目玉はない。

 景気が悪くなれば観光などで時間と金を浪費する人はいなくなる。

 最近の「北海道新聞」を見ると、ため息の出る記事ばかりだ。

 先行きが暗い。数年前から人気の「旭山動物園」今でも日本一の入場者数だそうだが昨年よりもその数は減少してきている。白熊やサルなどは静かに生活できるかもしれないが、観光客を相手にするホテル・旅館、飲食店や土産物屋は売り上げが減りつつあるのは確かだ。

 旭山にだけ頼るわけには行かないが、定山渓温泉と小樽を結ぶ道・道のトンネル内に亀裂が発見され、数ヶ月通行止めとなった。
 その結果、北海道への修学旅行の中止がでて、なんと226校が中止したり延期したそうだ。その中には新型インフルエンザの影響も相当あるそうだが経済的に見て大打撃に違いない。

 中国や韓国それに香港やシンガポールからの観光客誘致に期待を掛けているそうだが、その数は急激に2-3倍になるとは考えられない。

 各地のスキー場も今日からオープンするところも出てきたが、せいぜい土曜や日曜に人出が期待できる程度ではないだろうか。

 先行きが暗いニュースが多いので財布の紐はそう易々とは緩めないだろうな。

 雪のシーズンに入ったばかりだが、この冬が早く素通りしてくれるのを待つだけかな。何もしなくても暖房用の燃料は掛かるのだ。

 子供の頃ジャンケンをする時には必ず「 ジャンケン ジャガイモ 北海道は 寒ーいよ!」とよく言ったものだ。

ボジョレーヌーボー

2009年11月20日 09時49分57秒 | Weblog
 ワインのボジョレーヌーボーが販売された。
 小雪が舞う中、先週注文しておいた「松本清張・短編集」の中・下巻を受け取りついでに購入してきた。

 夕方、小学校でのバレーボール練習を途中で切り上げ、ドーム建設中の若夫婦と飲んでみる。

 つまみは有り合わせで取り繕う。
 
 硬い栓をやっとの思いで抜き、「まずは乾杯!」「引越しおめでとう!」

 葡萄味はするがアルコールが感じられない。フルーツジュースを飲んでいる程度だ。「これが ボジョレーヌーボー?」「ジュースだな」値段の割にはお世辞にも美味しいとはいえないな。
 「ボジョレー!ボジョレー!」と大騒ぎするほどのものではないな。
 自分も浮かれている内の一人だが。

 すいすいと飲み干してしまった。

 口直しに「日本酒を!」「蔵人衆」を飲みだす。

 昨年からの話題を振り返りながら転居までの奮闘振りを語ってもらった。
 色々なことが有ったな。
 土台作り、浄化槽、屋根の窓、電気・水道、トイレと台所、そうこうしているうちにドーム完成だ!若さが主人公だな。若いから出来たんだな。

 冬場の就職先が決まったようだ。一安心だな。

 久しぶりの酒が効きすぎたようだ。

 11時を回り、若夫婦は帰る。

 「被害者の会」のメールに札幌から返事が来ていた。
 来週には蘭越に戻ってくるらしい。ジョン君の会話が楽しみだ。

 忘年会では飲みすぎに注意しよう。