DOG is GOD

犬との共生!犬連れ人生/犬連れ日記。
ニセコの自然に囲まれての生活。

短編集

2009年11月22日 06時50分47秒 | Weblog
 コンビにから受け取った「松本清張・短編集」中・下巻を読み始めた。
 NHK教育でも「知る楽」番組で特集しているが、国民的作家として今でも根強い人気がある。
 結構彼の作品は読んだと思っていたが、再度読み直してみると面白い短編が有ったのだと感心してしまう。
 彼は先日亡くなった森繁久弥が国民的俳優なら清張は国民作家だな。
 勲章や褒章は受けてはいないがそこには訳がある。
 作家として活躍しだすと選挙の度に何故か共産党のポスターに顔と名前が出ていたのを思い出す。
 彼の作品に「日本の黒い霧」があるが将に「レッド・パージ」だな。
 彼ほど多彩に推理小説や近代史、更には古代史に疑念を示して書いていた分野が広い人は居ないだろう。
 文壇デビュー作と良い、昭和史発掘と良い、旺盛な推理力はたいしたものだ。
 最近は興味を示すとテレビや何かに取上げられる傾向が有るな。
 上巻は何気なく千歳の売店で購入し、フライト中に読んだのがきっかけだった。
 面白さが湧き出し、中・下を買ったのだが読みやすい短編が良いな。

 最近は持続力の低下で本の厚さを見ただけで読むのが嫌になる。
 いつもなら直ぐに眠くなるところだが、今回の短編は1篇読むと更に読みたい気が起こる。面白いからだな。

 清張の凄さが興味をそそるのだな。

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