古今集第七百九十六番心こそ(書) 2016-09-03 06:13:49 | 書 心こそうたてにくけれ染めざらば 移ろふことも惜しからましや 詠み人知らず 人の心こそ、あまりにもままにんありません。愛する人の心が染まらなければ、そんな人に心変わりされても、悲しむことはありません。愛した人から背かれたら辛いでしょうけど。
古今集第八百六番身を憂しと(書) 2016-09-03 06:00:54 | 書 身を憂しと思ふに消えぬもおなれば かくても経ぬる世にぞありける 詠み人愛らず わが身を悲しい運命とあきらめても、この世から消えてなくなるものではないし、それを我慢してみたら、このようにしてでも暮らしてゆけるものだった