狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

瀧野川・正受院 と 近藤 重蔵

2016-06-07 | Weblog

   長年 わが書架に眠っていいる本が この先いつか買いにも借りにも行けなくなる
  そんなときが遠からず訪れてくるその日の為にとためたのが  今では当面 読み本に困らないだけある

  そんなほこりをかぶったままの中に 逢坂 剛の「重蔵始末」なる本があったのを思い出す
  瀧野川に 重蔵の石像があったことも ふと思い出し 出かける

  近藤重蔵、江戸期に火盗改め 松平金吾の下で 与力としての活躍の快談を描いている   
  
      一方 重蔵の事績としては寛政10年 幕府の蝦夷地視察一行に加わり 
  クナシリからエトロフにいたり エトロフに『大日本恵土呂府』の標識を発てたとのこと

 
  その際 なぜか甲冑に身をかためてとか その姿が 晩年この地に書庫を構えた
  ここ滝の川・正受院 にある ので 参拝する
  江戸時代の文人・画家として知られる 谷 文晁 が下絵を画いたらしい

          

  所用で出かけた王子で ここに立ち寄り 珍しい 江戸期の武人の石像を観る


  ここはまた 「赤ちゃん寺」としても知られ 納骨堂や かわいげな地蔵尊も・・・・。
  

       6月6日  この世に生を受けながら去らざるを得なかった 小さな霊に手を合わせて
       帰宅後 逢坂剛 を 書棚から 引っ張り出し改めてみてみる
 

 

 


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