狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

子ノ権現から竹寺へ

2009-12-22 | Weblog

        子ノ権現は 足・腰の神様 痛みに耐えかねてか ワラジの奉納が ずらり 

                


冬の穏やかな陽射しの中 秩父の 二つの古刹を訪ねる 同じ行くにしても 山越えをして  
5時間ほどのハイキングは 心地よい汗とひんやりとした冷気が身体を包んで なんともさわやか

イモリ山とやら なにやらおかしげな山を越えて まずは子ノ権現に
我が膝の痛みを取り除いて貰うべく祈願する なんと気の早いことよ早や、蝋梅がちらほらと

 





広い山道を ゆったりとした気分で竹寺へ向かう

訪ね当てた竹寺はかねて一度は訪ねたいとの思いがかなって 感慨ひとしお

石仏も豊かで 此処に並べたものの他 ユニークな彫像が目白押し  狛犬までも









堪能し、終えて 徒歩で 鉄道駅まで出る積もりだったのだが・・・・ どうしたことか 
まぁ間違えもまた楽しの幕切れとなったのだが 今日、一日膝が痛まなかったのは神のごりやくか。



                        12月20日 晴れた日に 友の道案内に助けられて


秩父巡礼 再び 札所19-24

2009-12-11 | Weblog
 
                                         観音寺 先代の鬼瓦・・・と、思うのだが?

閑中忙あり と、言うのであろうか さして用の無いはずが このところめっぽう忙しい
2週間も前の巡礼を今頃アップすることに・・・・・。

順当なら秩父市街を歩くはずが夜祭の宵宮 気ぜわしい街中を避け札所十九番からのスタート



境界を示すものも無く 忽然と宝形造りの観音堂が姿を見せる
札所十九番 龍石寺は 巨大な岩盤の上 そのため草木も少なく 開放空間の中だ
 


札所二十番 岩之上堂 は荒川河岸の崖の上 美しい四面の流れ向拝と凝った造りの 軒下
派手さも無く大きくも無いのだが 風格のある建築美が紅葉に映えて立ち去りがたい思いがする



札所二十一番 観音寺 銅葺きの本堂を見慣れた目に 瓦屋根が新鮮に映る
大正時代焼失したお堂を 近隣の解体寺院の材料を購入して再建したのだそうだが・・・。


札所二十二番 童子堂は好もしい寺院だ
茅葺の仁王門では朱色の童子仁王 ひょうきんな顔をして迎えてくれる
観音堂に施された彫刻もまた見事なものだった




札所二十三番 音楽寺 桜の季節になんどか訪れたことがあるのだが 
まもなく冬枯れを迎えようと言うこの季節の 裏さびれた風情もまた捨てがたい
遠く観る武甲山も 桜の木の下の十三地蔵尊も この季節ならでの 落ち着きと言うべきか







札所二十四番 法泉寺へは 江戸古道をハイキングしての参拝
かつては白山修験者の拠点だったと言うが 今は観音堂と納経所がひっそりと
四辺に回廊を廻らせた小ぶりの観音堂なぜか前面に仁王門が 江戸時代作者の奇抜な発想か?





さて、無事 今日の巡礼を終え、快晴の下で 早めの帰還とする

                         十二月二日 穏やかに晴れた日に いつもの友たちと