狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

あじさい寺で

2016-05-26 | Weblog

  柿生(川崎)の紫陽花と五百羅漢で知られる《淨慶寺》を訪ねる
  女心のようにその色を七色に変化させるには いまだ早いのは承知の上
  白から薄青に変わるこの季節も嫌いではないのだ
  と言っても 今日のところは 再訪を期しての様子うかがいと言ったところ



      あじさいに囲まれた 石仏を撮るのはその季節に出直すとして
  そこかしこにある 遊び心が横溢している  ~石仏らしきもの~ を撮り歩く

  いつもなら無視して通る ”可愛げ”のあるものばかりを。

 
 
 
 

       5月25日 「花と寺の町」と幟が下がる 柿生で 病みつきになりそうな予感が

  



 

 


地蔵尊に 想う

2016-05-23 | Weblog

        眠るがごとく 半ば閉ざされた眼
        だが 怖い眼だ こちらの心は全て 見透かされていそう
  
        邪心は捨てよ 物欲に走るな と 諫めてくれているごとく                   

         


        こちらは 幾分やさしげだ        
        なぁに 地獄の苦しみは 救ってあげる
        今のうちに せいぜい善行を積むことだ と、語りかけて くれているごとく
                     

        

        石の地蔵菩薩に 魅せられ 想像をめぐらせたひと時

        わが身を振り返って この世で さして 良いことをしてきたわけではないが
        さりとて 死後 餓鬼道や 修羅や畜生道に落ちるのは後免だと
        虫の良い願いで 手を合わせた

                        5月21日 暑い日の五島美術館で
         


        
         



  

 


道祖神に 合掌

2016-05-14 | Weblog
                           
               

                          

                    往時の 人たちは 道祖神にどんな祈りを込めたのだろうか


                   村の辻に立って 疫病が村内に入り込まないようにとか
                   家族の病気平癒を祈ったり 
                   良い子が授かりますようにとの願いを込めたりとか

                   朝夕 野良の行き帰りに 手を合わせて拝んだに違いない
                   やさしく抱きあう姿に 平穏な 幸せがいつまでも とも

                   そんな たくさんの想いを込めた 小さな石像が 静かに
                   午後の陽ざしを浴びて  寺の片隅にたたずんでいる

                   環状8号線の 騒音を一瞬 忘れさせてくれる ひととき

                               私もまた 往時の人と同じ そうした思いを込めて 合掌

                            小豆沢 龍福寺 にて

          
           

           
           
           

 

  

           
            

 

          

        

           

 

    

     
           

          


植村 直己さんを 想う

2016-05-03 | Weblog

し     
               

           地球には もう彼はいない
             けれども生きている 修身に化けて
          植村直己は 私たち心中に 生きつづける   草野 心平

  

   ネットから 故人の素顔を垣間見る   
   ・人より怖がりですね 高所恐怖症です
   ・私は精神的に弱いので、逆にそれを人にさらけ出して、どうしてもやらざるを得ない状況に
    自分を追い込んでゆく~~
   ・探検家になるために必要な資質は臆病者であることです

  あの 『冒険家』の植村直己にして この克己心 だ 俺も頑張らにゃと思わせられる

  近頃 好奇心が薄れただの 体力の衰えがなどと 弱音をはいてはいられない

  全力で走り抜けた偉人からパワーを頂いた思いの一日            

             5月3日 東京・板橋 乗蓮寺で 植村 直己さんの 墓に詣でる