狛犬と石仏と

神社・仏閣に狛犬と石仏を訪ねて 時には花を愛でての山歩きも

デジカメ片手に気楽にのんびり 足の向くまま気の向くまま

上野にて

2014-05-29 | Weblog
    上野の森を歩く 
    人出を避けて 新緑を楽しみながら
    何気なく通り過ぎるには惜しい 建築物にも 展示にも 出会う
    半ば 恒例化した我が 上野探索

    奏楽堂が 辺りの緑に溶け込んで 写欲を そそる
 

    藝大美術館・陳列館を覗く 
    別品の祈り・・・・焼失した法隆寺金堂壁画を原寸大に再現・展示
    最先端デジタル技術での巨大映像も含め堪能させてもらう これが入場無料なのが嬉しくも不思議にも思う
 

    護国院に立ち寄る
    大黒天に 今、現在の『福』が いつまでもと贅沢な願いをする
     

    広小路に出て「演芸」に酔い 一日を締めくくる
  
    
                      5月28日 早や夏の到来を思わせる日に

投入堂へ、鳥取、島根 へ

2014-05-22 | Weblog
      
      一生に一度は行きたいところ なる本があるそうで
      これにいたく執心の友人からの誘いに乗って
      山陰まで出かける
      往復飛行機、道中はレンタカー
      
      旅行は安く、のんびりがモットーのわが身にとって
      空前にして恐らく絶後の贅沢  表面しぶしぶ 内心いそいそと
      老爺3人のドライブ 一人・我は後部座席で惰眠を貪りつつ    

        旅のはじめは 鳥取砂丘から              そして砂の美術館にも

        神話仁名高い 白兎海岸を観る




        白壁の街 倉吉は しっとりと落ち着いた 何とも気分のいい街 見物後 今宵の宿 三朝温泉に向かう


        翌日はこの旅の本来の目的地 三徳山。三仏寺に 一生に一度はの夢を かなえに

        まずは無事を祈念して合掌   鎖場あり痩せた岩稜ありの難コースに向かう

        崖にはめ込まれたような 投入堂~~~~~~~~~~~~↑ 
        垂直に切立った崖は堂への接近を許さない
        どのようにして 建てたのやら
        維持、補修にはどうやって
        天狗だか鬼が 投げ入れたとはいうが。。。まさか 

        
        目的を果たした後は 名所見物その1 足立美術館
        庭園の美しさ日本一 うなずける 素晴らしい日本画にも







        その2は 小雨にけむる松江城をみる

             典型的な 出雲型 狛犬を見る 阿吽のうち 一体は哀れ顔がない 不憫ゆえ掲載を控える 

        帰りの便待ちに 水木しげるの街を散策



        念願を果たした 友と空港で祝杯を挙げたのは言うまでもない    5月19,20日



      
         
     











 
 

閉じこめられて 川口 興禅院 ②

2014-05-09 | Weblog

      樹木に知識があるわけではない
      かなり大きな樹だが この樹なんの樹と、問われても 答えは出ない
     気になるのはその根元だ


       出るに出られず。。。。あきらめの心境か地蔵尊

       いつの日にか  傍らに安置したつもりが 樹勢が増して いつの間にやら 
       と、考えるのが常識的だろうが
   
      一方で 何かに拗ねたか 地蔵が進んで 俗界から遮断する道を選んで 自ら閉じこもった
      なんてことを考えるのも面白い 有り得ないことではあるが・・・・。

      そんな 空想を楽しめる 静寂の空間に しばらく遊んだ。
    

 

ショケラ 川口・興禅院 ①

2014-05-07 | Weblog

             見ざる・言わざる・聞かざるの三猿を踏みつけて           
             どこにでもありそな青面金剛  
             場所は新緑まばゆい 川口・安行 興禅院参道
    
               
             上半身はにこやかな顔 
             以前の悪神が改心して 今や善神に
             庚申講のシンボルとして欠かせぬ存在
          
              
             だが。。。。。右手になにやら・・・・
             髪の毛をつかんでぶら下げた 半裸の女性 

             庚申の夜に 人の悪行を 天界に密告に行くという ショケラ
             金剛が寸前、取り押さえてくれたようだ 

             
            ショケラが刻まれた石仏は そんなに多くはないようで
            思い返してみても 私自身 記憶にない 初見参かもしれない