I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

おろしそば三昧

2008-04-30 | 蕎麦 旅の空
来月からガソリンが値上げするようなので、本日遠出。以前から行ってみたかった越前そばツアー
北陸自動車道の車窓には、新緑に覆われ始めた山肌に遅咲きの山桜がチラホラ


1.「森六」越前市



福井で一番と評判の店。民家を改造したような店内は、土間に丸テーブルがひとつ、和室にも丸テーブルがひとつだけで、全部で12人も入れば満席だから当然相席となる。素朴な感じがいい。注文は当然越前おろしそば600円。メニューは大盛り1100円と雲丹・山葵入りの特製せいろ1500円の3種のみ。



出てきたものをみてビックリ。とにかく太い。稲庭うどんくらいはある。食べてみるとモチモチとして、コシがあるというのを通り越している。初めての触感。腹持ちはよさそう。汁は甘めで、おろしもあまり辛くなくなかなか旨い



2.「うるし屋」越前市
越前そばという呼び名の発祥となったとされる店。
残念ながら定休日だったが、外観を撮ってきたのでタイトル写真とする。



3.「そば蔵谷川」越前市

 

新しい店だが、評価が上がっているよう。外観は民家風だが、入口は土蔵を模していて、内装も洒落ている。おろしそばは650円だが、その落ち着いた雰囲気だけで50円アップも仕方ないか。太さを選べるせいろがあったが、今回は食べ比べが目的だったので断念。



おろしそばは、森六と比べれば10割ということなのでちょっとボソボソとした感じはあるが、これもまた太くて噛み応えがある。おろしが辛いので、汁が負けてしまっているかも知れないが、これもまたさっぱりと旨い



4.「忠兵衛そば」南条郡



今庄まで南下してもう一軒のお目当てへ。ところがここも定休日(ネットには不定休と書いてあった)。
ガッカリ、そこで



5.「ふる里」南条郡



昨年一度来ているが、とても美味しかった記憶があるので再訪。もちろん注文はおろしそば600円だ。



ここの麺は普通の太さということは分かっていたが、先のものがあまりにインパクトがあったので頼りなく思えてしまう。そこそこコシもあって汁も旨いのだが、以前ほどの感動はなかった



ところで3軒共おろしそばが載っているのは、小皿といえる程のもので量が少ない。これで600円はちょっと高い。
それにしっかり絞めた細麺を喉越しで味わうのが好みだから、太いのはどうも・・・。
でも機会があれば2軒宿題を残してしまったことだから、また寄ってみるか

(もちろん帰り際、近所のセルフGSへ立ち寄り、121.8円/Lでタンにしてきた。)
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今年初めての冷やし中華

2008-04-29 | ラーメン 市内
今日はあまりにも暑いので(多分夏日?)、お昼は冷やし中華

買い物ついでに立ち寄ったあの店で、昔から一番好きなメニュー
もちろんレモンを絞ったあとで、からしとマヨネーズをたっぷりとかけて混ぜ混ぜ
でも490円もしてたっけ
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「西本」東区

2008-04-28 | その他グルメ 市内
今日は無性に鰻丼が食べたくなったので、年末以来となる「西本」へ行ってきた。

早い時間に入ったお陰で、中庭をじっくりと見ることができた。
新緑が目に鮮やかなので、客席を通して写真を一枚。



もちろん、きも焼きも丼も美味しかったし、柚子の利いた吸物は絶品。
しかし以前ほどの感動を感じなかったのは何故だろう。


鰻の産地偽造報道が以前あったが、一体ここはどこのを使っているのだろうか。
三河それとも浜名湖、まさか中国産ってことはないだろうな
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「慈庵」の醤油そば

2008-04-26 | ラーメン 市内
店主のブログで「醤油そば 今月一杯で やめます。」をみて、
またしばらく食べられなくなるかと思いだしたら・・・

店に入ってみると一人が食べ終わって帰ろうとしているところ。
あと男性と女性が一人づつ、席を離して座っている

注文は池下時代のように私が醤油そば750円、ツレは塩730円
(池下時代は醤油が確か680円だったような・・・。限定だからしかたないか。)

出てきた醤油は先日食べたものから大きな変化が。すなわちカツオ節が入っていないこと。
カツオ節抜きで注文しようと思っていたくらいだから、これは大歓迎。
あとは前より柚子の風味が利いていると思ったメンマ。これは縦切りだけになっていた。
黒胡椒がピリっとくる旨い鶏チャーシューはそのまま。
醤油味がすこし勝っているかも知れないが、私は大好きだ



ツレの頼んだ塩のスープをちょっと飲んでみたが、やはりこれは完成されている



途中女性客が帰ったあとで、男性客が醤油を食べおわり、「もう一杯いいですか」と言って
今度は塩を注文していた。一人で2杯、ツワモノがいるものだ



「次回は 違う 醤油返し できれば 良いなと思ってます。」とのことなので、
新バージョンの発表を楽しみに待とう。
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『シングス』スライディング・ハマーズ

2008-04-26 | 音楽・CD
先日栄へ行ったときに、久しぶりにHMVへ寄ってみた。
ジャズのコーナーで新譜を見ていると一枚のCDが目にとまった。

二人の女性がシルキーなピンク色のドレスを着ているジャケットで、
およそジャズらしくないが、あまりにたくさんあるので手にとってみた。
トロンボーン奏者の姉妹が一人は歌に徹し、一人が演奏しているというものらしい。
試聴してみるとなかなかいいじゃないか。選曲も気に入ったので購入することに。

    1.You in my arms
    2.Eleanor Rigby
    3.I’ll close my eyes
    4.I wish you love
    5.Straighten up and fly right
    6.Bewitched
    7.It ain’t necessarily so
    8.On another’s sorrow
    9.Speak low
    10.Take me home
    11.Of course I love you
    12.Skylark
    13.But not for me

さて、家に帰ってじっくり聴いてみたが実にいい
ヴォーカルも片手間とは思えないほどうまいし、トロンボーンの音色も味わい深い。
最近はCDを購入するのはAmazonで通販と決まっていたが、こういう出会いがあるから
やはりショップに出かけてみる必要を感じた。



ところでライナーを読んでみるとスウェーデンの人とか。

ビル・エヴァンスとやっていた北欧の歌姫モニカ・ゼタールンドを思い出した。
ボーカル・ヴァージョンで聴く「ワルツ・フォー・デビィ」がいい



さらにもう一人、ストックホルムの妖精リサ・エクダールはとてもチャーミングな甘い声が魅力的だ



北欧ジャズなかなか奥が深い。そして皆美人だ。この姉妹のキャッチコピーはいったい何になるのだろう
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「銀のくら」東区

2008-04-23 | ラーメン 市内
今日は趣を変えて味噌ラーメンを食べることにした。
雑誌には「うまい味噌を求めるなら迷わずにココ!」と記載されている。

今日もかなり暑くなっているが、その味噌ラーメンを求めて10人ほどの行列ができていた。
これはかなり待たなきゃと思っていたが、客の流れがいいのか意外と早く案内された

狭い店内はL字のカウンターに10席くらい。店主と女性2人でテキパキと切り盛りしている。

注文は雑誌の通り、にんにくバターらーめん(辛みそ)820円と黒こしょうバターコーンらーめん970円。



にんにく・バターを溶かした辛みそは、その色ほど辛くはなく、濃厚だがくどい味ではない。とても美味しく頂いた。
札幌で食べた味噌ラーメンを思い出す



黒こしょうの方は醤油ベースということだが、始めての味。
でもどこかでこれに似たものを食べたことがあるような、どこか懐かしいような不思議な味。
リピーター続出というのも納得

テンポの速い曲と外で待っている人に急かされるように店を出たが、寒くなったらまた来よう
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「中華そば 鈴木」中区

2008-04-22 | ラーメン 市内
かねてより行ってみたかった店。雑誌をみても評判を聞いてもあっさり好みの私達に合いそう。

開店時間11:30に少し遅れたが、お洒落な外観の店舗に行列はできていない

注文は私が中華そばと五目ごはんのランチ800円。ツレは辛口油そば800円とした。
油そばはビールに最適と書いてあったのでそれも併せて。
(壁の貼紙には4月1日から中華そば650円が700円に値上がりしている様子)

最初に出てきた五目ごはんがとても旨い。



あまり遅れず中華そばが出てきた。透明感のあるスープはカツオの風味たっぷり、ホッとするようなとても優しい味。



トッピングはきわめてシンプルなものだが、これでいいと思う。麺もよく調和していて、完成された一杯と思う。
途中、柚子胡椒を入れてみたが、これまた実に旨い。変な例えかもしれないが、上品な懐石料理を食べているよう



辛口油そばはツレのハートを射抜いたようで、「美味しい、美味しい」といい汗をかきながら大満足の様子。



確かに辛いがこれもシンプルで旨い。付いてきたスープはラーメンと同じものだが、これがまたいい。
やっぱり柚子胡椒を少し入れて、二人とも完食のご馳走様



12時を回って店を出たが、それでも客足は遠い。
こんなに美味しい店なのに、今の流行は違うところにあるのだろうか
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時さえ忘れて 2

2008-04-21 | 音楽・CD
「時さえ忘れて」が入っていて、忘れていけないアルバムがもう一枚あった。それはサラ・ヴォーンの『Crazy and Mixed Up』である。
ジョー・パスのギターもいい感じだし、1曲目に入っているのだから、もっと印象があってもいいはずだが、ここではやはり邦題となった「枯葉」に完全に負けてしまった。何故なら歌詞はなく、あの有名なメロディーもなく、全編スキャットだけで通してしまっているから驚くばかり。
これが「枯葉」ってわかる人はまずいないだろうな

ちゃんと「枯葉」を聴きたいのなら、キャノンボール・アダレイの『サムシング・エルス』。マイルス・デヴィスの格好いいミュート・トランペットが聴ける。


いやいや『イン・ベルリン』のほうがもっと格好いいか。ウェイン・ショーター(ts)も参加していることだし。



さらにビル・エヴァンズの名盤『ポートレイト・イン・ジャズ』。スコット・ラファロ(b)とポール・モチアン(ds)と組んだ最強トリオでのもの。これが今のピアノトリオ流行の源か。


エヴァンスにももう一枚あり、ジェレミー・スタイグ(fl)とのカルテットで『ホワッツ・ニュー』。トリオで聴くことが多いエヴァンスだが、ここではとてもスリリングな演奏が楽しめる。


「枯葉」ばかりのベスト盤っていうなら、もっといっぱいあってとてもCDR1枚には入りきらない

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「ラク亭」東区

2008-04-19 | きたな美味い店
建中寺のすぐ近くで、友人が子供の頃に食べたというカツレツを食べに行ってみた

着いてみると商店街の洋食屋さんあるいは食堂という雰囲気。
年期の入った建物で、ショーケースの中もかなり色あせている。なんでも大正時代に創業とか


店内に入ってみると、そこもまた昭和の時代を感じさせてくれる。「Always 3丁目の夕日」の世界だ。
棚に並んだサントリーの角瓶もいつから置いてあるのか、いい味をかもし出している。
BGMは天井から吊った4:3のブラウン管テレビから流れてくる音声。正にレトロという言葉がぴったり


注文はこの店一番のお勧めのスカロップ900円とメンチエッグ(ハンバーグ)750円にライス200円×2とした。
すると常連らしい老人がロースハムとビールって注文するのを見て、こちらも釣られて追加(400円+大瓶550円)。

スカロップというのはカツレツのことのようで、この店自慢のデミグラスソースがたっぷりと掛かっているとか。
本当はビーフシチューとかタンシチューも頼んでみたかったのだが、これらは冬期だけとか




出てきたカツはボリューム満点。肉がとても柔らかくて、脂身もほとんどなくとても旨い。
この値段でこれは絶対にお徳




ハンバーグも目玉焼きが載って、これもかなり大判。肉汁たっぷりとはいかないが、あっさりとした感じで旨かった。
    (写真ではデミグラスソースが全く違った色に写っているが、実際は同じもので色はその中間くらい)




先の老人はその後カニ玉と小ライスを追加していた。
なんとこの店には、中華料理もメニューにあり、ラーメンやチャーハンも頼むことができる。

ところで、サンマーメンとかヨクシーチャーメンとかオーチャーメンって何だろう。



子供の頃に食べた旗が立ったお子様ランチを思い出したので、
次はお昼に来てランチ900円かオムライス800円を食べることにしよう

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「慈庵」のメニュー3rd

2008-04-16 | ラーメン 市内
二日連続ラーメンとなってしまうが、慈庵のブログに醤油販売と出ていたので行かずにはいられない。

店内に入って壁に掛かったメニューを確認すると、塩そば以外に醤油そばと鶏ごはんが貼ってある。
もちろん注文は待望の醤油そば750円と鶏ごはん150円




運ばれてきたものは、最初にフワっとかつお節のいい香りが。スープを一口飲んでみると懐かしささえ覚える。
池下時代のチャーシューは豚だったので、それかと思いきや塩そばに載っている鶏チャーシューのまま。
でも食べてみると何ら違和感もなく、まぶした黒胡椒がピリっと効いていて実に旨い。
メンマはユズ風味のものだが、今回は縦と横切りの2種となって違う食感を楽しめる。
実に丁寧な一杯で、本当に満足。ご馳走様



鶏ごはんは鶏チャーシューがいっぱい入っていて、これはこれで単品で食べるのなら実に旨いのだが、
醤油そばには普通のごはんか筍ごはんあるいは菜めしぐらいが合うかもしれない
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