Tosh!'s Blog

ただ生きるな善く生きよ(ソクラテス)

以呂波紅葉

2014-05-21 23:24:23 | 花木


イロハモミジ - 以呂波紅葉
・分類 カエデ科カエデ属の落葉高木
・学名 Aceraceae Acer palmatum
・原産 東アジア
・花期 4月~5月
・樹高 ~15m
・ 雌雄同株
・同属 ベニシダレ、アオシダレ、チリメンカエデ
・別名 イロハカエデ、タカオカエデ、コハモミジ

何時もは花を掲載しますが、今回は実です。実も翼果(よくか)と云い、風に乗って遠くへ飛ばされる様な構造をしています。風が強い日に撮ったので少しピンぼけですが、ご愛嬌。

(´ー`)y━・~~

昨日は記した通りに気分も撃沈し、暫く休もうとは思ったのですが、思っていた程落ち込まずに...。

翼果若しくは翅果(しか)と云いますが、はてさて誰が考えたのでしょう...とは人為的、きっと永い永い年月を経てそう進化したのでしょうし、実る季節も風の吹く季節をも知っているかの様で、私はとてもとても、「物」として見る事は出来ません。時折記しますが、木も草も「生命」であり、木を擦ったりして生きている事を肌で感じたりします。

故に木を駄目に、殺す様な剪定は私は伐採と呼びますし、使う人の気持ちを考え乍ら作った物を軽々と破壊する様な映画はやはり眉を顰めて見てしまいます。そう云う心持ちからも、作り物の奇跡の一本松などくだらないと思いますし、提示した様に2代目一本松を植樹した方が1代目の物語が自然と残るのではないかと、それが3代目、4代目と代替わりしても物語は風化しない方法だと記しました。

それが、日本人が代々受け継いで来た「心」なのではないのかと熟熟思います。

そう云う日本人の受け継いで来た「心」も、段々と海外の方にも理解されて来ている様ですが、日本人が忘れかけている気がしてなりません。私が、思っていた程落ち込まなかったのは、そう云う日本人の「心」を忘れている世代に期待を寄せるよりも、若い世代に目を向けようと心変わりしたのかもしれません。

(´ー`)y━・~~

何時だったか鉄棒の逆上がりも教えられないと記しました。腕を伸ばしたままじゃブランコが一周しないのと同じだとまで記しました。ヒントは記しましたがそれ以上記さなかったのは、自分で考え考え、考え抜いて理解出来た時の喜びを感じて欲しかったからですが、どうでしょう、そう云う喜びを感じた方はいらっしゃったでしょうか。

先日、その逆上がりも教えられないと私が嘆いた小学校、呆れた事に逆上がりの為の補助具を設置していました。鉄棒の側にスロープを設置したのですが、それも離れた位置に固定してあるから私は呆れました。Stupid !!!

見た時には頭を搔き毟りたくなりましたよ。情けない...。そこから連想出来るのは、片方が短いシーソー、釣り合わない程長い支点のやじろべえ。一体、どう云う教育がなされているのだろうかと、暗い気分になりました。

浅田真央ちゃんが活躍していたのでフィギュアスケートでスピンも見てるでしょう。手や足を伸ばして廻っていても、中心軸となる身体に寄せると早く廻る様になるじゃぁないですか。慣性モーメントなんて難しい理屈なんて必要無いんです。

鉄棒にへそを近づけなけりゃ逆上がりは出来ません。体操の選手じゃないんだから。腕を伸ばしてぶら下がっている時点でいくら弾みを付けても出来ませんし、前述スロープも腕を延ばさなきゃ使えない位置にスロープを固定するなど...Stupid !!!

腕の力があれば逆さにした体勢から腕を曲げるだけでくるりと廻ります。或は足を廻りたい方向へ曲げるだけ。腹筋の力があれば、鉄棒に腕を伸ばして乗っかって(前廻りする体勢)、足を90度以上に挙げるとくるりと廻ります。どちらもへそ(身体の重心)を鉄棒にくっ付け身体を丸めるだけです。

こんな事は誰から教えられた訳でもなく自然と出来たものですが、自分には出来ないと諦めるのか、(学校だけでなく親も含め)教育課程で出来ない子と烙印押されているからか、子供自身が壁・限界を作っちゃってるんだろうと察します。

初めてアイススケートをした時も、誰から教えられる訳でもなく数時間でスピンも出来る様になったものです。中学の時は陸上をしましたが、皆に踏切線を合わせると、幅跳びも着地の砂場を飛び越えて...、ハードルも先輩から奇麗なフォームとべた褒めされ、ツマラナイから、一番苦手で苦しい(肺活量が人の半分しかない)長距離を選びました。小学校では徒競走も全然早くなく、何時も中間でしたが、やる気になったらとことんやりますから1年の秋の体育祭の1,500mでは2番手を半周以上の差を付けてゴールし、自分のクラスに戻ったらクラスメイトが舞い上がり胴上げされちゃって。

でもね、その時その時は力振絞っても「これ以上は無理」と云う限界は感じた事がないんです。大学生向けの参考書を読み乍ら、色んな走法も試したりして、ピッチ走法で走ったら後輩が興奮しちゃってあんな早いの見た事ない!ってはしゃいでましたけど、足が短いから全然タイムが伸びないので、私はストライド走法の方が伸びるし、或はミックス出来やしないかと練習したものです。

そう云う経験もあって、為末大(400mハードル日本記録保持者)のと或る大会のインタビューで限界と云う壁を作らない人だと察し、まだまだ記録を伸ばすと思っていました。試合に挑むのに、例えば1位になると云う目標を設定したら記録は生まれません。記録もコンマ1秒でもと目標設定してしまうとそれが足枷となるのです。人に言わなくてもいいので、100m8秒で走ってやる位の気持ちがないと記録は抜けません。チーターに勝つくらいの気持ちがないと。末續慎吾や朝原宜治も同じく壁を作らないタイプだから結果がある訳で。

中一で父親を亡くし人生が大きく変わってしまいましたが、別段グレる訳もなく一応真面目に生きて来たつもりですし、どんな仕事でも自分に壁を作らない様には心掛けて来ました。

誰だって、自分で壁を作らず、作ってしまったのなら諦めず乗り越えれば、前へ進めますよ。

(´ー`)y━・~~

Hey,boy stand up stand up
never give up never never give up stand up
Hey,girl stand up stand up
never give up never never give up stand up

舞花「Never Never Never give up」を聴き乍ら...。