舞落ちてきた雪の華が 窓の外にずっと
降りやむことを知らずに ボクらの街を染める
誰かのために何かを したいと思えるのが
愛ということを知った...
中島美嘉「雪の華」より
今日は0:30に寝覚める。コーヒーを淹れに台所へ行って、窓から道路が濡れているのを見た。天気予報ではみぞれだったから、みぞれとして融けて濡れているのだろう程度に思っていた。4:00頃にBlog友達からの足コメで東京では雪だと知るが、東京よりも神奈川の方が暖かいし、東京が雪でもこちらは雨な事もある。夜が明け、またコーヒーを淹れに行ったら、外は真っ白。ありゃ、積雪だ。
夜中よりも夜が明けてからの方が寒くなって来た。足は炬燵で温まるし、上はダウンジャケットを着ているから平気だけれど、手だけが凍える。冷え性所以だと思うね。石油ファンヒーターは灯油の値段が18ℓ(リットル)950円迄は買っていたけれど、1,000円を越えてから買わなくなって、石油ファンヒーターは箱詰めの侭仕舞いっ放し。エアコンは電気料金が予算オーバーするから使用していない。暖房は炬燵のみ。
雪は神奈川にしては大雪だ。歯医者の予約時間も早めに出かける。坂道を上って行かなくてはならないし、積もった雪はくるぶしまであるし、10cm位は積もっているから、靴もびしょびしょになる。傘を差してもベンチコートの胸元まで雪がくっつき、歯医者の玄関前で纏わりつく雪を払う。何時も、歯医者の後は買物をする。
スーパーの駐車場はガラガラ、まぁ、坂道の多い地域だし、そうそう積雪は無いし年に1回積もるかどうかだから、殆どノーマルタイヤしか持っていだろう。車の通行量も極端に少ない。
こちらの人々は雪慣れしていない。人も殆ど歩いていない。iPhotoで確認してみたけれど、こんな大雪は2008年2月3日以来。歯医者も案の定、空いていたし。さて、天気予報サイトで気温の変化を確認したが、氷点下にはならず、どうだろう明日の内に雪は全て融けてしまうだろうか?
傘を差していたから良いけれど、積雪がある度に何時も困るのが電線から落ちて来る雪の固まり。電柱は景観も悪いし、台風でも倒木で断線したり、コストは掛かっても欧州みたいに全て地下に通せよと思う。高圧線の鉄塔も邪魔だし、国土地理院が鉄塔の位置を電力会社に求めたら、保安上教えられないと地図から消えると報道もあった。電力会社も殿様商売で、原発事故以降世間からの批判も強まり、鉄塔の位置情報を教えないと意地悪をする。
東京電力のマスコットキャラクター「でんこちゃん」は漫画家内田春菊さんが描いているが、もう契約更新しないという。
話しを戻すと、電柱や電線は歩道若しくは路肩にあるから、雪塊が落ちて来たり、留まっている鳥の糞が落ちて来たりと、そう云う事も普段から気にしている。電柱についている看板の留め具で服を破いた事もあるし、腕時計のガラス面を擦った事もある。邪魔な存在だよ。
と、記している内に雪は止んだようだ。
と、記している内にヘルパーさんが、雪だから早く来られた。
ニュースを流し読みしていたら、もう一つ殿様商売していた輩に実刑判決が出た様だね。「漢字検定」の元理事長親子。実刑だから名前も出しちゃう。大久保昇・浩らは、検察曰く「財団法人を私物化していた」のだから、映画「ウォール街」の主演マイケル・ダグラス氏を起用したFBIのCM「映画はフィクションだが問題は現実だ」として、「強欲は善」だと云う台詞を否定している事を、大久保親子に捧げよう。起訴はされていないけれども、親族も私は同罪だと思うがね。
と云う事で今日の〆は「強欲は悪!」
( ´ー`)yー-~
臨終を迎えた牧師さん、銀行の元締めと弁護士を呼び出した。2人共教会のメンバーであり、教会の金銭面、法律面での面倒を見ている。
到着した2人は牧師さんのベッドルームへ案内され、入室すると牧師さんは手を差し伸べて両脇に座る様、手招きした。2人の手を握りしめ、安堵の吐息を漏らして笑みを浮かべ、天井を見詰める牧師さん。無言の行がその場を支配。
自分の臨終を見届けて欲しいと云う牧師さんのご希望なのだと思い込んだ元締めと弁護士は、心の琴線に触れるものを感じた。と、同時に疑問も湧いて来る。今まで2人とも善き教区民であると云うお褒めの言葉を頂戴した事など皆無だったからである。
2人が思い出す事と云えば、牧師さんの長たらしい不愉快なお説教の数々で、貪欲、強欲、大欲を戒めたものだ。毎度、自分の事が名指しされている様で虫唾が走った。
幾ら何でも確認して於かなくてはなるまい。元締めが切り出す
「牧師様、何故我々2人がお召し頂いたのですか?」
牧師さん、最後の力を奮い起こして、弱々しく返してくれた
「キリストは泥棒を両脇に置いてご臨終を迎えられました。私もそうしたいんだよ」