天井一面に吊るされた熨斗が波打つ。
毎年10月の第2土曜、日曜日に「村国座」で地元小学生による子供歌舞伎が上演されます。
今年の上演芸題の一つ「伽羅先代萩・御殿の場」
役者の子供たちは夏休みから稽古を積み重ねると聞く。
大人顔負けの見事な演技に毎年のことではあるが魅了されてしまう。
政岡は女形屈指の大役。
敵役の八汐が凄みをきかす。
お家騒動の最中に幼い若君をめぐる女達の抗争。
忠義と母の心の間に揺れる政岡の名演技。
歌舞伎三昧で過ごす豊かな秋の一日である。
2012年10月 岐阜県各務原市
実はtoraさんんブログではじめて知りました^-^
写真を拝見するたびに
あー行きたい!
・・・というストレスに苛まれます^-^
大切に保存伝承されてきた国指定重要有形民俗文化財の「村国座」です。
全国から観光客が押し寄せる祭礼ではありませんが、地元住民の手作りによる地元志向の興行は祭り本来の魅力が伝わってまいります。
一度見れば必ずハマりますよ。