今朝、外は強風が吹きまくっているが、私は嬉しい気分。 いま癌と闘っている旧来の友人が、昨夜の夕食を美味しく食べた、というメールが夜中に入ったからだ。 食べたものはトロロ、ソラ豆、銀杏、などとある、女房が一生懸命メニューを考えているのだろう。 「最後に救うのは家族」、そんな神話が本当だなと思った。
ヤフーの速報ニュースを見てたら、自民党の枡添要一氏が、谷垣総裁の辞任を求めている与謝野元財務相について、「私とどっちが先に新党を作って飛び出すかというと、与謝野氏が先という勢いだ」 そう述べたという。 さらに自らの今後の対応については、「新党から党内改革まで、あらゆる可能性がある。党内に残るなら、執行部を握ることになる」 と述べポスト谷垣を目指す意欲をしめしたようだ。 また新党については、「いま新党を作っても、賞味期限が過ぎてしまう、夏の参院選直前に、一気にやったほうが有利かなと思う」、と語ったそうだ。 一方の谷垣総裁は、「参院選に進退をかける、私の正念場だ」 と言ってるようだが、今の体制で闘って勝ち目のないことは、ご自身がよく承知してるだろう。
私は2月12日のブログ 「気になる今年の7月」 で、有権者が参院選の投票に足を運びたくなるシナリオとして、1)民主のトップが入れ替わる。 2)枡添氏あたりを中心とする、第3勢力の結成、 3)自民党が生まれ変わる(可能性小)、 と書いた。
2)の可能性について、その後与謝野氏が出てきたので(健康面だけが気になるが)、1ヶ月前と情勢が変わってきた。 野党の人材も視野に入れて、魅力ある第3勢力の出現を待ちたい。 1)については反小沢の動きが表面化してきたし、鳩ちゃんの方は防戦一方で、5月の普天間問題でつまずけば、当然責任を取らざるをえまい。そうなると状況は一気に変わる筈。 3)については、一番可能性が小さいと書いたが、最近枡添氏が党内改革を口にするので、与謝野氏あたりと手を組んで、どちらかが総裁となり、執行部の大幅な入れ替えができれば、新党結成と並んで選択伎に入ってくるだろう。 但しここは長老が多いから、大きく動くかどうか。
いずれにせよ7月の参院選で、政治の流れは大きく変わる。 そしてこの国にはいま、真のリーダーシップが求められている。 暑い夏にしなければならない。