カキぴー

春が来た

変わるか、民主党への評価

2010年06月11日 | 国際・政治

普天間に端を発した民主を巡る一連のドタバタ劇を観賞してると、政治の世界は本当に 「一寸先は闇」。 そして笑う人、泣く人、後悔する人ありで観客を飽きさせなかった。 いつも同じことを言うようだが、選挙の投票に行きたくない人の増えるのが、一番よろしくない。 そんな意味では7、月の参議院選に対する有権者の関心に、少しは動きが出てくるかもしれない。

正直なところ、民主党のトップ交代と幹事長辞任が、これほどのインパクトを持つとは、誰もが想定を超えてたと思う。 これは党と閣僚人事に対する菅さんの思惑が、ドンピシャ功を奏した感じ。 それと菅さんも自賛してたが、多くの若く優秀な人材が民主に居たことを、改めて内外に認識させたことの効果は大きい。

ドタバタの中で小沢色を払拭し、何かと言えば連立離脱をちらつかせる社民を切り、同じく国民新党の牙を1本抜いてしまった菅政権は、これからの政権運営が楽になるだろう。 普天間も、消費税の見直しも、仕切りなおしで進む可能性は大きくなってきた。 そこで先送りとなった郵政改革法案も、抜本的に見直してみたらどうだろう?、きっといい結果が出ると思うのだが。 

一方、小鳩体制で7月の選挙を闘いたかった自民党は、泣いた方の人。 それにしても谷垣さんがバトンタッチを受けてから、ほとんど変わりばえしないのは何故なのか解らない、野党に下ると闘争心さえ萎えてしまうのだろうか?。 それに多少期待されてた第3勢力にも元気がない、与謝野、枡添さんなども、今のままだと国民に忘れられてしまう可能性大。

会社組織でもそうだが、この人が抜けたらお終いだと思われてた人が抜けても、多くの場合、組織は支障なく動くし、場合によっては前より良くなることさえある。 人材はやらせてみないと真価が分からないし、舞台に立たせてみて初めて真価を発揮するものだ。 これは小沢という大物が抜けた民主にも当てはまる。 いましばらく見守ってみたい。 

  


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