なんの因果か この街にたどり着いて
もうどれくらいの時間が経ったろう
いつの間にか追われるような暮らしに
まくしたてらるだけの日々だった
今にも埋もれてしまいそうな居場所で
どうにのかこうにか 凌ぎ彷徨い
秘めた思い捨てきれず 星々のざわめきに
夜空を見上げ 唄い続けてた
燃えカスみたいな情熱だけが
今も胸の中で 燃え尽きぬまま
ほら 心 澄ませば 共鳴してく
雑踏の中から 微かに聞こえたら
たぐり寄せるように響き渡れ
アーケードの片隅から
呼ばれてる 応えてる
この街で
きっかけ ってのは 案外 どこにでもあって
待ってる人は どこかに必ずいるはずで
たとえ運命 ってやつに 操られていても
意志の濃度で どうにでもなるんじゃないかな
きっと夢ってのも そんなもんで
胸の奥底で 鳴りやまぬ残響
ほら 心 澄ませば 共鳴してく
喧騒の中から 微かに聞こえてた
たぐり寄せるように 声 震わせ
地下街の端っこから
呼ばれてる 応えてる
この街で
燃えカスみたいな情熱だけが
今も胸の中で 燃え尽きぬまま
ほら 心 澄ませば 共鳴してく
雑踏の中から 微かに聞こえてくる
たぐり寄せるように響き渡れ
雑居ビルの階段から
呼ばれてる 応えてる
この街で
この街で