そぼ降る雨が 桜の蕾を濡らす
開花の知らせも ちらほら
どこからともなく
聞こえてくるというのに
未だ 身震いするよな夜風の先で
旅立ちの泪 上がれば
奮い立つ春の匂い
いつか 振り返る時まで
明日の天気は回復予報
きっと 広がってく蒼い空
切なさも決意と 隣り合わせ
うるんだ瞳で見据える未来から
そっと届く 春だより
散りゆくまでの ほんのひと時を
死にもの狂いで咲けばいい
今は今を精一杯
いずれ 分かる時が来るまで
晴れの日ばかり 続きはしない
揺らぐ希望に翻弄されても
永遠も刹那と 隣り合わせ
次の蕾は その奥に芽吹くから
そっと届く 春だより
明日の天気は回復予報
きっと 広がってく蒼い空
切なさも決意と 隣り合わせ
うるんだ瞳で見据える未来から
そっと届く 春だより