気ままに風の跡 by樋口友治郎

日々は風のごとく吹き抜けてしまうから、風の跡を刻んでいきたい。気ままに綴る詩ブログ。 

春雪

2017-03-18 09:01:37 | 詩歌


薄雲りの隙間から そっとこぼれ落ちる
柔らかな朝の日差しに

春 間近 どこからともなく降る雪が
なんか せつなくて

すりガラス越しに舞うのを感じては
まだ少し肌寒い季節に待ち望む
穏やかな日々の訪れを


昨日までの つまらなかった事も
思い出と融け込んで

懐かしく笑えるときまで
透けて見える青空の向こうに
明日を広げてゆこう


迎えようとする新しい想いとは裏腹に
涙は入り混じり 
喜びも哀しみも願いに乗せて
希望の唄が鳴り渡る


もうすぐ 日差しは日溜りを作るだろう
いつしか春雪も すぐに消えてくだろう

夢の蕾を膨らませ
希望の唄が鳴り渡る









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1 コメント

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ブログを拝見しました (つねさん)
2017-03-29 06:26:40
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