にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】『人生はビギナーズ』

2012年02月22日 | MOVIE
『人生はビギナーズ』Beginners(2010年/米)
監督:マイク・ミルズ。
出演:ユアン・マクレガー。クリストファー・プラマー。メラニー・ロラン。ゴラン・ビシュニック。

母の死後、ある日突然75歳の父が「私はゲイだ」と息子オリヴァーにカミングアウトした。癌を宣告されている父ハルが、本当の意味で人生を謳歌したいと願ってのことだった。宣言通りファッションを変えパーティーに出かけ、友人に、そして若い恋人まで作り毎日を楽しそうに過ごす父を見守りながらも戸惑いを隠せないオリヴァーだった。やがてハルに人生の終わりの時がきて彼は旅立つ。父の死後、喪失感に苛まれていたオリヴァーはあるパーティーでアナという女性と知り合い、新たな恋の日々を送るが、幼いころから感じていた父と母の関係から恋に臆病になっているオリヴァーは、またその恋に不安を感じ始めるが、父との思い出がオリヴァーに勇気を与える。

まさかクリストファー・プラマーの口から「私はゲイだ」と聞かされるとは(笑)。いや、父ハル役なんだから当たり前なんだけどね。先日『ドラゴン・タトゥーの女』で、「姪ハリエットの事件を解明して欲しい」と重厚に語ってた方から聞かされるとすごく不思議な感じが(笑)。でも元々の彼のイメージは厳格なエリートって感じ・・・つまりはトラップ大佐から私の中では全く変わってないんですが、まさかまさかクリストファー・プラマーがこんなにキュートだとは思わなかった。しかも若い恋人はゴラン・ビシュニック。ルカがゲイ!?しかもキスしてるし!と、ちょっぴりめまいしてしまったことをここに告白致します。
「ずっとライオンが欲しくて待っていたがやってきたのはキリンだった。おまえはどうする?」「ライオンを待つよ」「だから心配なんだ」このセリフが印象的でした。私もライオンを待っちゃうんですよね。(^-^; そっかキリンでいいんだ。オリヴァーが自分の恋に臆病になっている原因の一つが幼いころの母の印象なんだと思うんですが、彼の母はハルがゲイだと知っていて一緒になって、でもどこか満たされなくて・・・って人生だったんでしょうね。でも、このセリフでいくとオリヴァーの母はキリンなのにライオンにしようとしたからどこか満たされないものが残ってしまったんでしょうね。
ちなみにこの作品のワンちゃんアーサーくんがとてもいいんですが、なんでも犬のアカデミー賞は「アーティスト」のワンちゃんが受賞したとか。でもアーサー君もノミネートはされてたんですよね。
ワンちゃんはかわいいし、それぞれのカップルも素敵だし、映画を観終わってすごく誰かとデートがしたくなっちゃいましたよ(笑)。

-2012.2.22 梅田ガーデンシネマ-


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