にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】『最高の人生をあなたと』

2012年03月27日 | MOVIE
『最高の人生をあなたと』Late Bloomers(2011年/仏・ベルギー・英)
監督:ジュリー・ガヴラス。
出演:イザベラ・ロッセリーニ。ウィリアム・ハート。ドリーン・マントル。

建築家の夫アダムと30年間の結婚生活を送ってきたメアリーは、突然自分を襲った記憶の欠如に戸惑い、老いを実感することになる。そして老いと向き合うことにするが、夫アダムはまだまだ現役で仕事への意欲を滾らせていた。すれ違っていく二人の心。とうとう二人は別居することになるが・・・。

自分の年齢と向き合うってことは大事なことだと思うし、ヘタな若づくりは本当に痛々しい・・・が、メアリー、あなた向き合いすぎ。ってか向き合いすぎて実年齢超しちゃってるよ。ボタンの数字が大きく見やすい電話までは許そう。風呂場の手すり、まあまあこれも風呂場って滑るからね、まあ許そう。だが・・・介護ベットは行き過ぎだろう!旦那のアダムが疲れるのがよーくわかる。なんなんだろうこの人は?と思って見ていたらメアリーの母親が裁判所の賭け仲間に娘は変わっていると言っていたというシーンや娘との会話で、まっすぐで融通が利かない天然ボケと私にはインプットされた(笑)。きっとアダムにはこの一風変わったメアリーがかわいかったんだろうな。今でもきっとかわいいと思ってたと思うんだよ。老いに向き合いすぎるまでは。でも確かに男はいいよ。たぶん女より現役でいられる年齢は高いですもんね。でもちゃんと年齢と向き合ってその年齢としっかり付き合えば大丈夫なはずだ!と自分に訴えてみる(笑)。
禿げてから髭を蓄えた役をするとかっこいいウィリアム・ハートは、前例にもれずかっこよかった。知的な役は本当によく似合う。劇場でフライヤーをみつけ、家に帰って速攻で予告編を見て、楽しみで楽しみで仕方のなかった作品。ウィリアム・ハートファンには満足度100でした。

-2011.3.14 シネ・リーブル梅田-


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