にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】『メ・フー・ナ:俺がここにいるから』

2012年10月08日 | MOVIE
『メ・フー・ナ:俺がここにいるから』Main Hoon Na(2007年/ヒンディー)
監督:ファラー・カーン。
出演:シャールク・カーン。ザイド・カーン。アムリタ・ラオ。スシュミタ・セーン。

インドのバクシー将軍はパキスタンとの戦争を避けるべく友好的な解決策としてパキスタン人の捕虜を無条件でパキスタンに返すと表明していた。その友好策に異を唱え徹底抗戦を唱えるテロ集団の首領ラガバンは捕虜解放を阻止しようとしていた。テロ集団の手が大学に通う娘サンジャニに及ぶことを危惧するバクシー将軍はラム少佐に大学に潜入して娘を守るように依頼する。最初は固辞していたラムだったが、その大学には母の死により婚外子であったラムがやってきたことで、正妻マトゥに連れられて家を出た弟も通っていた。兄弟で自分の遺灰を撒いて欲しいという父の遺言を果たすためにもラムはその任務を受け入れる。

大学に潜入して云々、コメディという大まかなあらすじだけを見ていたものだから、冒頭の派手なアクション銃撃に驚く。そしてインドとパキスタンの戦争などというなんとも固く大きな展開。一体どんな映画なんだ?と思っていたら、大学に行ったとたんインドとパキスタンの戦争という大きな物語はどこに行ったんだ?な、なんともこじんまりした学園ものに早変わり(笑)。さすがインド映画だ。そしてこのまま学園もの?と思っているとやっぱり来ますねぇテロリスト。あまりにも大まかすぎるんだけど、よくもまあこんなにうまくまとめましたね。という収束ぶり。政治にアクションにラブコメに親子愛に兄弟愛。見事にてんこ盛りの作品です。面白かった。でも中の曲は今一つそそられるものはなかったなぁ。

ところでこの作品・・・というかこの上映は英語字幕のDVDに無理やり縦書きに日本語字幕入れましたよなものでして、ちょっと字幕読みにくなあと思っていたら、上映中だんだんスクリーンが曇ってくる。ふと隣の人を見ると自分のメガネを拭いてらして、それは違うだろうと思いつつ、エアコンの効きも少し悪くなっていて、もしかしてそのせい?なんて思っていたら、映像が途中で消え、調整しますのでしばらくお待ちくださいとのこと。それで後ろを見ると・・・。映写室の窓ガラスが思いっきり曇ってて、劇場の人が一所懸命拭いていた。きれいに拭き終わったらエアコンも少しきつくなって上映再開。フィルムが切れるというのに遭遇したことはありますが、DVDでもこういうハプニングがあるんですね。
ま、ある意味インド映画らしいハプニングかも(笑)。

-2012.10.8 シネヌーヴォー-


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。