にゃんこな日々

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【映画】『パリよ、永遠に』

2015年08月24日 | MOVIE
『パリよ、永遠に』DIPLOMATIE(2014年/仏・独)
監督:フォルカー・シュレンドルフ。
出演:アンドレ・デュソリエ。ニエル・アレストリュプ。ブルクハルト・クラウスナー。

1944年8月25日。ナチス統治下にあるパリ。しかし連合軍はパリ市街に近づき、ドイツの敗北は時間の問題となっていた。だがリヴォリ通りに建つホテル ル・ムーリスに駐留するナチス・ドイツ軍にヒトラーから「パリ破壊」の命令が下されていた。戦略上何の意味もなさない壊滅作戦。その指揮を執るのはパリ防衛司令官ディートリヒ・フォン・コルティッツ将軍。そのコルティッツ将軍の前にスウェーデン総領事ラウル・ノルドリンクが現れる。彼の来訪の理由は「停戦の提案」。指揮官室となっているホテルの一室で始まる二人の駆け引き。

これは見逃さずに済んでよかった!面白い!新開地の大人の社会見学で行った「名画座利用講座」で、この作品の上映を知り、オーナーのおすすめもあり、これは見に来なければ・・・とやってきた甲斐がありましたよ。「名画座利用口座」でオーナーもおっしゃっていましたが、目的はもう一本の方だったとしても、二本立てになっていると、知らずに観たけどよかった!って作品にも会えるんですよね。まさしくこの作品がそうでした。いやあ全くのノーマークでしたね。二人のやりとりはどちらかというと淡々としているんだけど、だるくなるどころか、なぜか引き込まれていく。二人ともとても深みのある人間なんですよね。しかも史実。このパリ開放を描いた『パリは燃えているか』という有名な作品もあるんですが、こちらも未見。だから余計にこの物語は面白かった。まるで舞台劇のようだ・・・と思って見ていたら、これ元々舞台劇なんですね。(^_^;) この主演俳優二人は舞台からこの役を演じているのだとか・・・。もう完璧ですね。でもこれの舞台版も見てみたいなぁ。あ、もちろん日本で。どなたか演らないでしょうかね?『パリは燃えているか』も見たくなっちゃいましたよ。

-2015.8.21 パルシネマしんこうえん-


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